もうどのくらいオペラ座に行っていなかっただろうか?
いや、オペラ座だけでなく、観劇、映画、芸術鑑賞の類はとんとご無沙汰していた。
しかし、昨晩、本当に久しぶりにオペラ座にバレエを見に行った。
バレエのタイトルは「LES JOUETS」 日本語で言うと「おもちゃ」
実はこのバレエ、子供向けの演目らしく、観客席の半分以上は小学生くらいの子供で埋まっていた。中にはおばさんグループもいたが……
大きなおもちゃ箱からおもちゃの人形が次々出てきて、それぞれにダンスする。
おもちゃの人形の中には、赤ずきんちゃんと狼、ロビンフッド、ティンカーベル、おもちゃの兵隊、フランス人形などなど……
ストーリーは単純なんだけれど、久々のバレエに私もすっかり童心に戻ったのか、
赤ずきんちゃんが狼にしつこく襲われるのをロビンフッドが助ける様子に「素敵

」
おもちゃの兵隊とフランス人形が恋に落ちて「素敵

」
そのおもちゃの兵隊が槍に刺さり死にそうになったところに、天使さんがやってきて息を吹き返す。
その間にフランス人形は真っ白なドレスに早がわりしていたのに「きゃっ

」
そして兵隊とフランス人形が結婚するというハッピーエンドに「あ〜、よかった

」
本当に子供のように楽しんだ。
子供向けとは言っても、ダンスするのはちゃんとオペラ座のバレエ団。
細長く引き締まった手足にも感動。軽やかに足を上げたり、ジャンプしたり、クルクル回転する様子に感動。素敵だった……
毎度のことではあるが、バレエを見ると「私も引き締めよう」と思う。
数年ぶりにバレエを見た今回もやはり、「私も頑張ろう」と思った。
バレエを見ながら日本でバレエを習っていたことを思い出した。
といってもカルチャースクールの「初歩からはじめる大人のためのバレエレッスン」なるもので、ほとんどはバーレッスンだったが、それでも元々硬い私の身体も、当時は幾分和らいでいた。週1で定期的にたっぷりの汗を流すために新陳代謝も良く、身体も気持ちも調子良かった。
フランスに来てもバレエ習おう……そう思ってバレエシューズやレオタードなど持ってきているくせに、全然触れてもいない。
そんなことを思いながら家路についた。
家に戻って、
「これからも時々こうやってバレエ見に行ったり、ちょっとしたお出かけするからね」
「これから、身体鍛えるからね」
そう夫に宣言。
仕事、育児、いい奥さんでいられるように頑張っているとは言え、こうやって子供を置いて出かけられたのも、夫が快く子供を見てくれるから。
そう思うと感謝の気持ちも深まり、もっといい奥さんとして頑張ろうとも思う。
芸術に心が膨らみ

、硬くなっていた頭と気持ちが和らぎ

、そのうえ身体がきれいに引き締まったり、素敵な笑顔でいることが出来たり、感謝の気持ちで夫婦仲もより強固なものになるんだったら、年に数回のバレエ鑑賞や芸術鑑賞は非常に安いものだ。
オペラ座での2時間が、久しぶりにそんな事を思わせてくれました。
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