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プチ逃避

2011年6月13日(月) 14:58
2011年6月13日(月)
とくに忙しかったわけでもないのですが、長らくブログを放置してました。
これも「震災の影響」なのかもしれないなあと思う。
一生に一度あるかないかの衝撃的な体験をしてしまうと、個人的で日常的でどうでもいいことを書く気が起こらない、ということなのかもしれません。

そういう、震災の心理的影響?と思われることは他にもあって、

・花を買うようになった
・音楽が聴きたくなる
・以前以上にスポーツ観戦に熱中する

というようなことがある。

部屋に花を飾るのは今に始まったことではありませんが、どっちかというと自宅に他人を招待した時とか、夫氏か私の誕生日とかお正月とか、非日常のお印として、どーんと華やかにってかんじだったのが、日常的に花を愛でたい気分で、季節のものをちょろちょろ買っています。
以前は「花は高い」と感じていたけど、そういう感覚が薄れてきたような。
ま、実際最近は安い花屋がいっぱいあるし。

音楽はなんでもいいわけではなく、ジャズを中心に今流行っている音楽じゃないもの。

スポーツ観戦は専らサッカーで、ゴールデンウィークには、ついに国立競技場へ生観戦にも行っちゃいました。
サッカーの生試合は想像以上に面白くてはまりそうです。

それらを好む原因を突き詰めて考えると、「現実逃避」とかいういや〜な言葉が浮かぶのだが、これらが現実逃避なのだとして、プチ逃避の選択肢はたくさんあるほうがいいだろう、という結論。

原発について

2011年4月30日(土) 21:48
2011年4月30日(土)
震災後、福島第1原発がトラブルに見舞われて以降、ずーっと原子力発電について、エネルギーについて考えていた。

それまでそういったことに無関心でほとんど何も知らなかったため、専門家や様々な立場の人たちの意見にいちいち影響され、恥ずかしながら、日々思うことがころころと変わっていたのが正直なところ。
ただ、ここへきて自分の意見が少しまとまってきたように思うので、書き留めておきます。

ネットで見る限り、原子力発電について世論は、極端な推進派と極端な反対派はごくごく一部で無視していいレベルに落ち着いてきたように思う。
多くの真っ当な人が、原発を新規に建設することは今や不可能という前提で意見を述べているため、対立軸と言えば、「最低限の存続派」と「フェードアウト派」に分かれるかんじだが、それぞれの派にかなりの幅があるため、対立軸自体がかなり曖昧という印象を受ける。
意見が対立しているようでいて、実は同じこと言ってるじゃん、というような。

で、私の意見は、原発「フェードアウト派」で、更に「なる早で」といったところ。
ただしこれは、放射能が恐ろしいということが理由ではありません。
「恐怖」は、人によって感じ方が千差万別だから、判断基準にはしてはいけないと思う。
それが基準だと、結論なんて出ないから。

それよりも原発の可否を判断するに当たっては、今後の日本のエネルギー政策をどのように考えるのかということ、それはイコール日本がどんな国であるべきなのかということをはっきりさせることが第一で、それができれば自ずと答えが出てくるように思います。

例えばフランスは原子力立国ですが、彼の国はおそらく、自分たちの国がヨーロッパの中心であり、即ち世界の中心であると思っている。
あるいはそうでなければならないというプライドがあるんだと思うから、核兵器も原発も積極的に保有している。
もちろん自国でウランが賄えるという事情もある。

でも日本は全然違います。
どう頑張っても世界の中心にはなれないし、プライドではやって行かれない。
というか、間違いなく世界の辺境国で、自国民がカツカツ食べて行かれる程度の食料しか賄えない、豊かとは言えず、天災も多い島国である。
しかも海を隔てた対岸は、お世辞にも慈悲深いとは言えない大国だらけ。

そういう条件でどうやって生きて行くかのと言えば、無理難題を仕掛けてくる周辺諸国に対してあの手この手でうまく立ち回りつつ、付加価値の高い貿易を本気でやって行くという現状路線の延長しかないのでは。
今までそうやってきたし、これからも微修正はあるにしろ同じ路線で行きましょうと。

そのためには他国から好かれるような存在でいる必要があり、仮に一人勝ちした場合などには、儲けた分を困っている国に気前よくバラ撒くぐらいでなければね。
そして周辺諸国に迷惑をかけるのは最悪。
世界中に病原菌をばら撒くようなことはもってのほか、というわけです。

今回の原発事故では、海に放射性物質をぶち蒔けちゃって、お隣から激しく非難されましたが、それはマズイと私は以上の理由で思います。
下手すれば法外な損害賠償を請求されたり、政治的に大きな譲歩を迫られたりしかねず、「想定外の津波でしたから」で、簡単に引き下がってくれる相手とは思えず。

自国民が自分たちの不始末の被害を被るのは百歩譲って仕方がないにしても、周辺諸国にご迷惑をかけるのは、結果的に国の存亡に関わるから、そういうリスクは回避すべきと。
人類が放射能の脅威を克服するまでは(癌が完治する薬が発明されるなどして)、20ミリシーベルトがOKであると日本国民がしぶしぶ合意したとしても、それを諸外国に押しつけることはできないわけですから。

という理由から、原発はなる早でフェードアウト、と思う次第です。

あるいは、想定外の事故が起きても周辺諸国に迷惑をかけない程度に限定された小規模な原発ならアリかも、、、という気はしますが、今回の事故が起きてしまった以上、
「二度とこのような事故は起こしません」
と、国際社会に意思表示する必要があるので、信頼回復のためにもここはキッパリあきらめるべきではないでしょうか。

やや卑屈な考え方だとは思いますが、それで皆がささやかながら豊かに暮らせるのであればよろしいんじゃないでしょうか。

レッテル貼り

2011年4月22日(金) 13:08
2011年4月22日(金)
2chを覗いていると、
「あの震災で、脱線事故も怪我人も出さず、驚異的な復旧作業を続けている新幹線及びJRはジャパンの誇り」
で、
「原発の管理はJRにお願いしたいところだ」
という論調が目立ち、私もまさに同感。

JRにお願いできないとしてもですね、原発を所有する電力会社の本社は、原発敷地内への設置を義務づけすべきと思う今日この頃。

ところで河野太郎さんがこういうことを書いている

この方、いつも真っ当な主張をしているように思うのだが、そのわりにイマイチ評価されていない気がします。
と言って日本国民を責めているわけではなく、実際、私自身の評価があんまり高くない。
なぜかというと、

真っ当で正しい主張をしている人

理想主義者

絵空事ばかりで実行力がない

信用できない


というレッテルを貼ってしまっているからなんですよね。
でもってそのタイプは、人が良さそうで頼りなさげだったりして、ご本人のルックスそのものがそのレッテルを裏付けている気がしたりして。
そしてそれとは対極のレッテルも存在する。

強引で時々無茶苦茶なことを言う人

汚い手を使うことを厭わないタイプ

実行力があってリーダーシップが取れる

信用できる


というもの。
どこぞの知事閣下はその典型ですかね。

でもいい加減、その手のレッテル貼りはやめることにします。
東電を税金で救済しちゃいけない。
河野太郎氏がんばれ。

『太平記』

2011年4月21日(木) 20:08
2011年4月21日(木)
91年に放映されたNHKの大河ドラマ『太平記』のDVDを、半年くらい掛けて見ていました。
全49話。

太平記.jpg

放映当時もだいたい見ていたと思うのですが、何せ20年前。
こんなに面白いドラマだったということもすっかり忘れてました。

長いんですけどね、真田広之演じる足利尊氏が、鎌倉幕府を倒すところまでが前半、それ以降のごちゃごちゃから室町幕府が成立して、自立するところまでが後半。

ドラマとしては圧倒的に前半が面白いです。
善悪がはっきりしていて、倒すべき標的が存在し、主人公は成長し、胸きゅんのロマンスもある。

宮沢りえが尊氏の愛人である白拍子役で、<理想の少女>みたいでダントツに抜群です。
なんていうか、手がぽっちゃり柔らかくてベタベタしてそうなかんじ。

リアルタイムで見ていた時は、
「りえちゃん、セリフが棒読みっぽくて下手くそ」
としか思わなかったけど、まさにそこがポイント。
10代の恋する少女が話すことなんか、そもそも下手なセリフみたいなものですもんね。

片岡孝夫の後醍醐天皇役も素晴らしいし、役者が皆、脇に至るまで秀逸(中には大根くんも登場しますが誰とは申しません)。
今のドラマに比べると、セリフが少ないところも有り難いです。

後半は話がごちゃごちゃややこしくてダレてきますが、これはこれで、史実理解に大いに役立った。
この調子で、足利義満くらいまでやってくれたら良かったのに、と思います。

「大河ドラマをDVDで見直す」という作業が気に入ってしまいそうです。
次は何を見ようかな。

『K-19』

2011年4月12日(火) 14:09
2011年4月12日(火)
こんな時に、こんな映画を見たい人はほとんどいないとは思いますが、今回の原発事故で思い出されたのが『K-19』。

K-19.jpg

旧ソ連下の1961年、原子力潜水艦が航海中に発電事故を起こしたという実話に基づいたお話で、02年にアメリカで製作された映画(なので、ソ連のお話だけどなぜかセリフは全部英語)。

なんというか、まさに今の福島で、消防隊員や自衛隊が決死の作業をしているのと被る内容なので、ついついこの映画のことを思い出してしまいました。

この映画を見るまで、放射能が怖い、被爆が怖いと言っても、原爆で死ぬのと違ってどう怖いのか?ということが具体的にイメージできなかったのですが、「なるほどこういうことか」
と思った。かなり脚色されているとは思いますが。
それから汚染物質をばらまくことも、その後に及んで隠蔽しようとする勢力があることもわかる。
誠実で良い映画だなと思った。すごく地味だけど。

ハリソン・フォードが悪役というか、事を表沙汰にしたくない艦長役で、人道派のリーアム・ニーソンと対立するという配役も面白いです。
そしてリーアム・ニーソンがカッコいい。

とは言え、安っぽいヒーローものではなく、お涙頂戴でもなく、反原発とかいうわかりやすい構図でもなく、暗く淡々とした調子で続く映画ですから見終わってスカッとすることは全くなく、後味もあんまり良くないから、やっぱ今見るのはおすすめできないかも。

反省

2011年4月8日(金) 23:31
2011年4月8日(金)
原発のことばかり考えてしまいます。

事故当初は、
「とりあえず、今日明日、人がバタバタと倒れるようなことはないんだし、逃げる場所もない以上、他人に煽られたり煽ったりせず、東京で様子を見ながら冷静に暮らすしかなかろう」
と思っていました。
そうしているうちに事態は収束されて行くんだろうとも思ったし。

がしかし。

事態は全く収束しないどころか、どんどん悪化しているような気も。
事態が長引いていることにイラついてきたこともありますが、
「ただちに健康に悪影響を与えることはない」
という政府発表を信じようと思った私も、事故から1ヶ月。

ただちに×1年はOKだとしても、3年だったら、5年だったら、10年だったらどうなのよ?ということが気になってきました。
それと平行して、原子力行政や東電に対しても、考え方が甘かったなと思わざるを得ない。

原発なんてないに超したことはないと思いつつ、そもそもは
「原発買わなきゃ自動車買ってやらない」
的なアメリカの脅し(あるいはもっとおぞましい内容)に屈する形で、たぶん日本には原発がたくさんあるんじゃないかと私は思うんですが、そういうものを、それも日本の運命だからある程度は仕方あるまい、と認めてしまったことが間違いだったようで。
沖縄問題と同じように。

でもまあ、日本には優れた技術があるし、余程のことがない限り、深刻な事態にはならないだろうなと。
でもって、余程のことが来る可能性には目をつぶって考えない。
にしても、官僚や日本を代表する大電力会社に任せておけば、悪いようにはしないだろうと。皆、基本的に優秀で真面目な人が多いからと。
というふうに思っていましたが、今回それら全てが裏目に出た。

だから役人と政治家と東電が許せない、んではなくて、本来なら自分たちで考えて、決めるべき大事なことを彼らに丸投げしていたことがマズかったと思います。
今回ばかりは本気で思う。

だから、ものすごーく面倒臭いし気が進まないことではあるが、今後はエネルギーのことをもっと真剣に学び考えて、必要とあらば市民運動などにも関わったり、種々の活動を支援したりしなければ、、、と今までの自分の態度に反省を込めて思います。
今からでも遅くはないことを祈りつつ。

花見

2011年4月6日(水) 17:46
2011年4月6日(水)
本日午前中、千鳥ヶ淵にお花見に行ってきました。

去年も同じ日に行っていて、ブログを見ると「11分咲きで満開〜散り始め」と書いてありますから、今年は満開が遅い。
例年以上に場所によってバラツキがあるものの、今日現在で7分咲きと言ったところ。
千鳥ヶ淵の満開は明後日〜週末にかけてでしょう。

それでもほぼ満開、という場所もありましたし、早咲きの桜も、それ以外の椿やモクレンや菜の花などなどのお花もあって十分堪能できます。

P1040841.JPG

桜以外にも各種花々が咲き乱れています

それよりも、ここ4年ぐらい毎年同じ場所へ行っていて、年によっては満開をハズすこともありますが、それでも花見客でごった返している花見の名所・千鳥ヶ淵が、今年は空いている。
ガラガラと言ってもいいくらいに。

皆さん自粛なさっているのか、あるいは都知事閣下の詔に従っているのか。

がしかし特別「夜桜禁止」的な立て看なんかはなかったし、例年通りに、花見客用の巨大ゴミ箱なんかが設置されてましたから、千鳥ヶ淵的にはウエルカムなんじゃないかと。
正直言って超穴場。おすすめってかんじです。

P1040842.JPG

やっぱり満開前だとちょっと寂しい・・・


桜3.jpg

こちらは去年の同日の様子

矛盾

2011年4月5日(火) 13:18
201年4月5日(火)
毎日、「放射能汚染」についてのニュースばかりですが、今現在、東京都民の放射能のリスクって「発がん物質である」ということに尽きるのですよね?
サリンみたいに吸い込んだら人がバタバタ死ぬとかいう話ではなく。

だとすると、すごく矛盾に感じていることが2つ。

1)福島県では葉たばこを栽培する農家が多いらしいのですが、原発事故による土壌汚染で葉たばこ産地が被害を受けているとのこと。
直近に禁煙する予定がない喫煙者の私はどうしたらいいんでしょう?
放射能汚染されていない、「安全なタバコ」を求めるべき?
我ながら笑える。

2)先日、「区民がん検診のおしらせ」が自治体から郵送されて来たのですが、なんとなく今年はパスだなと。
がん検診ってほとんどがX線による検査なわけで、これだけ「放射能はガンになる」と、毎日恐怖を煽られているのに、「がん検診」という名目でX線検診を受けたくないんですがどうしたものか。。。

支援方法

2011年4月4日(月) 15:52
2011年4月4日(月)
環境エネルギー政策研究所というところが、地震の被災地支援のための寄付を呼びかけています。

支援方法がなかなかユニークで、寄付によって

1)避難所や仮設住宅に太陽光発電システムを設置
2)避難所へ太陽光温水器の設置
3)薪ボイラー車によるお風呂の巡回サービス

を実施するとのことです。

やや啓蒙的な気配も感じられますが、不愉快な考え方ではないし、それに被災者にしてもこの状況で、原発で発電された電気や石油をガンガン使った支援よりは、こういうほうが気分がいいかなと思い。

石川遼の支援の仕方は素晴らしいアイディアですが、これもなかなか。
こういう被支援者以外の多くの人にもメリットがある、というやり方はとてもクールだと思います。

都知事選

2011年4月3日(日) 17:05
2011年4月3日(日)
来週の都知事選挙のことを考えると憂鬱。
この人に都政をお任せしたいと思う個補者が全くいなくて、いっそのことキワモノ系の発明家にでもするか、、、と思ったものの、選挙公報を読んでみたら、この人が本気で知事になろうとしているとは思えないところに絶望。
困った。

そういう都民の気持ちを見透かして、この顔ぶれなんだろうなという気がする。
つまりデキレースで、今回の選挙はあの方が当選すると、すでに権力側では決定なされているわけですね。

いかなる権力者でも、選挙で誰かを確実に当選させることは困難ですが、有力者を「立候補させない」という操作は容易にできる。
と考えると、やっぱり日本は直接選挙で総理大臣を決めない方がいいってことですね。

この都知事選が、総理大臣を決める選挙であったならと思うと恐ろしい。


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