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WORLD PEACE NOW 緊急アクション10.22 [2006年10月25日(水)]
 

WORLD PEACE NOWというのは、2002年、イラク戦争を止めようと集まった市民グ
ループの連合体の名前で、ふぇみんもこの市民グループの一員だ。WORLD PEACE
NOWをWPNとかワーピーとか略して呼んでいる。 
http://www.worldpeacenow.jp/

このワーピーが呼びかけて、日曜日の銀座を「ストップ戦争!武力によらない解
決を!」とパレード。

写真を見てもらえばわかるように、北朝鮮の核実験には反対、でも日本が核武装
したり、海上自衛隊や航空自衛隊が米軍と一緒に武力で解決するのは反対、とい
う主張をバナーに書いて歩くと、歩道の人はジーと見ていて、写真を撮っている
人もちらほら。銀座はガラス張りのカフェも多いので、その人たちもやはり見て
いた。


今、核兵器を保有しているのは国連安保理常任理事国の米ロ英仏中の5カ国と事
実上の核保有国と言われるインド、パキスタン、イスラエルの3カ国がある。イ
ランの核開発には強く非難する米国だが、インドとは、06年3月に核技術を供与
する米印原子力協定を結んでいる。イスラエルの核開発にも寛容だ。また米国自
身、CTBT(包括的核実験禁止条約)の批准を拒否し、未臨界核実験を行い、使
える核兵器として小型核兵器の開発を公言している。このようなダブルスタンダー
ドを非難してか、先日のテレビでは、韓国の人たちが、北朝鮮を核実験まで追い
込んだのは米国だと大使館前で座り込みをしている光景を映していた。

例年、日本海で米軍と自衛隊との日米合同演習が行われ、この11月にもあるとい
う。いつ戦争があってもいいように。

「もう戦争はいらない」がWORLD PEACE NOWの主張だ。
Posted at 13:45 | 編集部だより | この記事のURL

共謀罪の怖さ [2006年10月20日(金)]

10月17日、臨時国会2回目の共謀罪の院内集会があった。
写真は、集会前の国会の参議院議員会館前のパフォーマンスの男編

1人は、女性だけれど、写真だけ見ると昔の西部劇の列車強盗の面々が並んでい
るようで、迫力あり。しかし、みな、真剣に共謀罪が国会で可決しないようにと
頑張っている良い人たちです。

ふぇみんの11月5日号には、このパフォーマンス女性編を掲載予定。

Posted at 18:54 | 編集部だより | この記事のURL

国会だより [2006年09月28日(木)]

9月26日(火)
今日から、安倍新内閣による臨時国会が始まった。

昨日はカラリと秋空だったが、今日は午前中から雨模様で、午後から夕方は雨ときつい冷え込みで悲惨だった。核武装してもいいと公言したこともあるタカ派の新首相に、天も憂いているのかと、勝手に想像する。


ところで、安倍首相は、小泉政権のときの国会で継続審議になっていた共謀罪の新設、改憲手続き法案、教育基本法「改正」案の3つを、この臨時国会で最優先で可決すると言っている。
反対する市民たちが、3つの集会を連続して開き、前半2つの集会に出るため、国会に行った。

共謀罪は、国会に法案が提出されてから3年ほどになるが、今年1月からの国会から、この法案への一般市民の関心が急速に高まった。
マスコミが取り上げてくれたことが大きいし、ネットの力もある。


永田町の国会の横の議員会館で開催される院内集会に参加するには、少々ややこしい仕組みが必要だ。
院内集会の場所を確保してくれた国会議員の事務所が出してくれる通行証という青い紙を持って、集会の主催者が、議員会館の入り口に立ち、参加したい人はそれを貰うと入ることができる。共謀罪では、この通行証が足りなくなるということが、前の国会では、しばしば起こった。あぶれた人たちのために、急遽、報告集会が設定されたりした。
主催者というのは、通常、集会開始時間より、30分前には来て、資料などの準備をしているが、その時間からもう参加者が来て、席が埋まるという状態とのことだ。共謀罪は、今日こそ採決という土壇場を3度も切り抜けてきた。
こうした人々の行動力が平成の治安維持法の成立を拒んできたのだろう。

この熱気が、夏休みをはさんで、2ヶ月あまり、どうなったか?と思っていたところ、今回も、開始時間ぴったりに議員会館前に行くと、またまた、通行証がなくなり、再発行を待つ人並みがあって、ホッとした。
人々の関心の高さは、持続していたみたいだ。
この院内集会のタイトルは「共謀罪の新設に反対する市民と表現者の集い」で12時半から参議院会館で開催されたもの。沢山、書きすぎたので、この集会の模様や、先の国会のことなどは、無料のメルマガがスタートしたので、登録など検討ください。

http://www.mag2.com/m/0000207996.html


この共謀罪の院内集会が午後2時に終わり、国会の議員会館の地下の食堂で、急いで舌を焼けどしながら五目ラーメンを食べて「憲法破壊の暴走政治を許さない!院内集会」に出る。ここも満杯だった。

国会では、自民党安倍総理から、安倍首相誕生の儀式が粛々と行われている合間を縫って、福島みずほ社民党党首、志位和夫共産党委員長という2人の野党のトップが発言し、両野党の議員もずらっと参加したが、あれ?民主党は?というと、2人が参加。

「花」でおなじみの沖縄の歌手の喜納昌吉議員と民主党のネクストキャビネットの法務大臣と自己紹介して、発言した平岡秀夫議院。
この集会は、5月3日の憲法記念日で6年続けて日比谷公会堂で集会をしている市民グループの主催なので、平岡議員は気を使って「民主党の党首の小沢一郎さんも、集団的自衛権行使という発言をしたことがありますが、私は、この集団的自衛権の行使論に反論する文章を雑誌「世界」の4月号に発表しています」と言って、拍手をもらっていた。
福島みずほ社民党党首が、自民党の議員さんは、私のところに来て、「平和憲法変えられたら困るよね。だから、頑張ってよ。私は党内では、このこと言えないからさ」という話も面白かった。




9月25日(月)
さて、その前日はカネミ油症事件の被害者や支援する人たちが主催する院内集会に行った。
カネミ油症事件というのは、森永ヒ素ミルク中毒事件 やO157などと同じ日本で起きた食品公害事件の一つ。九州にあるカネミ倉庫で作られた食用油(こめ油)にPCBなどが混入し、それを食べた人、その子どもたちにまでが苦しんでいるという事件。

この院内集会は、野党議員ではなく与党議員が来ていた。このカネミ油症の被害者が西日本だったことから、長崎県選出の自民党の議員や、公明党の前大臣などだった。同じ与党の厚い壁を破るのは難しいというような話がでていたが、化学物質であるダイオキシンが体内に入ったときに起きる悲惨な症状の訴えには胸が苦しくなった。




9月27日(水)
3日目の国会行きは、少年法の「改正」案に反対する院内集会。

今回は、議員の姿は3野党(民主・社民・共産)だけ。
少年の凶悪犯罪が減少してきているのに、テレビでのセンセーショナルに少年事件が報道されていることもあって、厳罰化しようという法律が、共謀罪と同じ、衆議院法務委員会で継続審議になっている。

共謀罪はすんなり可決して、参議院に送られたりすると、この少年法が審議されることになり、12月15日までのこの臨時国会で、この法案も成立する可能性がある。奈良県で制定された「少年補導条例」と言う怖い条例が、この少年法「改正」の先取りと言われている。正当な理由なく、18歳未満で夜11時以降に出歩くこと、義務教育の学校に欠席、早退、遅刻すること、保護者に無断で外泊すること・・・などなど。
共謀罪で、大人もめったなことを口にできなくなりそうだけれど、少年たちも大変そうだ。


雨の26日の国会で、風邪をひいたのに、頑張って書いたら、腰まで痛くなってし
まった。でも、この国会、注目してくれる人が増えてほしい。


Posted at 22:54 | 編集部だより | この記事のURL

ル=グウィンインタビュー掲載できました [2006年09月27日(水)]
昨年の秋から、企画していたル=グウィンインタビューは、eメールという形になったのですが、やっと、掲載できて、9月25日号に載りました。

アニメの『ゲド戦記』も現在話題になっていますが、(この映画についての原作者、ル=グウィンのコメントは彼女のウェブサイトにも載っていますし、また翻訳も検索すると複数でてきますので私は触れません)私のインタビューは10年以上前からの希望で、映画とは無関係です。たまたま、機会を得て、お手紙をお送りし、eメールでならというお返事をいただきました。

その後もどのように質問したらいいのか、いろいろ苦しみましたが、ご本人からはとても親切な回答をいただき、念願がかなってしまって、今は、苦しんでいたのも終わってさびしいです。

ありがとうございました。

ル=グウィンの、創作意欲の旺盛さ、現代を見つめる目の鋭さはほんとうにすごいというほかありません。
『言の葉の樹』(ハヤカワ文庫)は家父長的原理主義のまんえんする現代を彷彿させました。ご本人は、中国の文化大革命時代の老荘思想の弾圧のことだと言っているようですが。
また『懐かしく謎めいて』(河出文庫)には、遺伝子組み換えでトウモロコシに似てしまった人間や、魚となった息子の話が出てきますし…
写真の本は、最近のエッセー集ですが、ここでもいかんなくフェミぶりを発揮しています。
また、彼女の父、アルフレッド・クローバーのこと、そして『イシ』の主人公でネイティブの暮らしから、お父さんの文化人類学の博物館で最期を暮らしたイシの話が出てきます。
10数年前に彼女は、博物館でイシの声を聞き、思わず泣き出してしまったということを書いていましたが、私も、もらい泣きしそうになりました。そのことから、ひとつお聞きしたことがあり、それは、当たりだったと言えます。

彼女自身が、『ゲド戦記』に出てくる、テナーのような女性なのだろうと私は信じていますし、とても賢い人ですが、ちょっとおとぼけのところもある人なのだろうなあなど想像しています。

9月5日号のふぇみんでご紹介していた永井愛さんも創作が完成したときの喜びに代わるものはないとおっしゃっていました。ル=グウィンも、創作の喜びよりも大きな喜びはないそうです。
私もいつか、そんな喜びを感じる文章を書いてみたいと…思った次第でした。
私の家にもネコがいますが、彼女の家もネコちゃんがいるらしく、それもなんだかうれしい発見でした。
ふぇみん
ウェブサイトには、やりとりの原文を掲載いたしました。(衣)
http://www.jca.apc.org/femin/gmk/index.html

Posted at 21:59 | 編集部だより | この記事のURL

最低投票率くらいあってもいい [2006年09月07日(木)]
昨日は憲法改正のための手続き法案ってどんなもの?というのでみんなで2時間も勉強した。
驚いたのは税金で出すCM費も国会議員の数で割り振るということと、
国民投票をしたときに、投票率がすごく少なくても成立しちゃうということだった。
だって投票率が40%くらいだったらどうなるんだ?
棄権とかもあるし、間違って書いちゃう人もいるから、実際には有権者の20%以下の賛成でも憲法って変えられるんだって。

はあ勉強した。

この問題はとってもむずかしいので、ふぇみんでは「もあもあQちゃん」シリーズというので取り上げることにした。





写真はこのあいだ名古屋市立美術館でやっていたニキ・ド・サンファルのナナ。
空気でふくらますタイプ。
おっぱいが大きくて、太っていて、パワフルでよい。

絵葉書もたくさん入手した。お気に入りだ。
Posted at 23:06 | 編集部だより | この記事のURL

「ジェンダー」の危機を超える! [2006年08月25日(金)]
ひとつのことばを使わない、と決める。
個人ではあるだろうが、自治体がそんなことを決めるとおかしなことがいっぱい起こってくる。
上野千鶴子さんを国分寺市の人権に関する講座の講師にお願いしようとしたら、「ジェンダーフリーに触れる可能性があるから」と講師を東京都に拒否されて、講座自体が中止になった。
東京都が「ジェンダーフリー」は使用しないと決めているからだという。

この事件をきっかけに危機感をいだいた面々で3月25日にシンポジウムを開催、3時間半にわたる熱い討論が行われた。
その記録が本になった。7月末まで、この編集をお手伝い。
やっと刷り上がったものは、とてもシンプルなできあがりで、なかなかよい。
私も含め編集担当の方々、おつかれさまでした!
特に討論部分がオススメです。
いや、もちろん、それぞれのパネリストの執筆したものもいいです。






「ジェンダー」の危機を超える! 徹底討論!バックラッシュ 
青弓社ライブラリー 45
若桑みどりほか 編著
定価1,600円+税
2006年08月23日発売

Posted at 18:32 | 編集部だより | この記事のURL

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