取材で大阪府箕面市の『やなもり農園』を訪れました。
園主の梁守さんは、関西の料理界の間では有名な生産者。
名だたるホテルやレストランに野菜を卸し、限定のネット販売では1年待ち。
TVや雑誌でも“伝説の生産者”として度々取り上げられています。
という前評判を色々なところで耳にし、
一般的に日本の農業を取り巻く環境は厳しいといわれているなかで、
一体どんな農業をされている方なんだろう・・、と興味津々で取材させていただくと。
まずプロデュース力が素晴らしい。
アイスとうもろこし、はちみつトマト、たけのこ白菜など、
思わず食べてみたい!と思わせるネーミングに、期待を裏切らない味。
そして御自身の農園でバーベキューパーティやイベントを開催して
シェフやグルメブロガーさんを招待するというネットワークの作り方。
そのネットワークをうまく活用しwin-winの関係を保ったビジネス展開。
そうして付加価値の高いやなもりブランドを作りあげたわけですが、
「
お金儲けではなく、自分も周りの人も、
楽しいか面白いかどうかを第一に考えてやっていたらこうなっていた」
という言葉が印象的でした。
もちろん、農業大学で学んだ理論に基づいた、
味のいい高品質な野菜ありき、のお話なのですが。


採れたて野菜をたくさんお土産にいただきました。ソラマメは「グリルで皮のまま焼くとおいしいよ」との言葉とおり、グリルで焼いて、シンプルにオリーブオイルと塩コショウで。豆の味のなんと濃厚なこと!
農業に限らず、この梁守さんのビジネススタイル、学ぶところが多い気がします。
そして農業を足場として、農園レストランプロデュースや地上緑化、農業講師など
活躍の場を広げている梁守さん、今後の日本の農業をしょってたつ若者の、
すばらしいロールモデルになるに違いない!
我が実家の田畑も、父がリタイア後は、
私がどうにかおもしろく楽しく展開できたらいいのだけれど・・・。