
先日、ブリュッセルで行われた
エリザベート王妃国際コンクールのガラコンサートに行ってきました。今年はヴァイオリン部門が開催され、
Ray Chenさんが優勝しました。台湾で生まれ、オーストラリアに住み、米国の名門カーティス音楽院で勉強されています。今の時代を象徴するような、コスモポリタンな方です。コンクール結果は
こちら。
さて、そんなRayさんについて、あるエピソードを伺いました。第二次予選の課題曲 ”V…”(ヴァイオリン&ピアノのデュオ)を作曲した
Claude Ledouxさんから伺った話ですが、このコンクールが始まる前、彼が真っ先に課題曲に関する質問をしてきたそうです。(楽譜に作曲家のHPが掲載されているので、自由に連絡が取れます)
「あなたの作品を、より深く解釈して弾きたいから」と。
さすが、この強い表現意欲が、優勝へと導いたんだろうと思いました。
ベルギーで音楽ジャーナリストとして活躍中の恒川洋子さんも、一次予選から全て聴いており、彼が優勝すると最初から確信していたそうです。
ガラコンサートで弾いたメンデルスゾーン2番も、うなるような素晴らしい演奏でした。
エリザベートの歴代優勝者・入賞者は素晴らしいアーティストが揃っていますが、彼もまた今後世界を舞台に活躍していくでしょう!2010年はピアノ部門です。