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パリの音楽・アート雑記帳

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今年のエリザベート優勝者は
090616_queenelisabeth.jpg先日、ブリュッセルで行われたエリザベート王妃国際コンクールのガラコンサートに行ってきました。今年はヴァイオリン部門が開催され、Ray Chenさんが優勝しました。台湾で生まれ、オーストラリアに住み、米国の名門カーティス音楽院で勉強されています。今の時代を象徴するような、コスモポリタンな方です。コンクール結果はこちら

さて、そんなRayさんについて、あるエピソードを伺いました。第二次予選の課題曲 ”V…”(ヴァイオリン&ピアノのデュオ)を作曲したClaude Ledouxさんから伺った話ですが、このコンクールが始まる前、彼が真っ先に課題曲に関する質問をしてきたそうです。(楽譜に作曲家のHPが掲載されているので、自由に連絡が取れます)

「あなたの作品を、より深く解釈して弾きたいから」と。

さすが、この強い表現意欲が、優勝へと導いたんだろうと思いました。
ベルギーで音楽ジャーナリストとして活躍中の恒川洋子さんも、一次予選から全て聴いており、彼が優勝すると最初から確信していたそうです。
ガラコンサートで弾いたメンデルスゾーン2番も、うなるような素晴らしい演奏でした。

エリザベートの歴代優勝者・入賞者は素晴らしいアーティストが揃っていますが、彼もまた今後世界を舞台に活躍していくでしょう!2010年はピアノ部門です。
2009年6月25日(木) 00:17 [ ブログ ]
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リールの天使と悪魔
090618_lille1.jpg先週末、フランス北部の街リールで行われたピアノフェスティバル(Lille Piano Festival)に行ってきました。

リールの駅前通りには、このように「天使と悪魔のパレード(la parade des Anges et Demons)」と題した作品が展示されています。

かなり大きくて、1体4〜5メートルくらい。
一応・・アートです!

さてフェスティバルは、ショパンを中心にした多彩なプログラム。リサイタルあり、ピアノ協奏曲あり、室内楽あり、ジャズの即興演奏なんかもありました。

ところで、グラズノフ作曲「Chopiniana」をご存知でしょうか。ショパンのポロネーズやマズルカ、タランテラなどをオーケストレーションした作品ですが、今回初めて演奏を聴きました。ポロネーズやタランテラはオケの雄大さや音色の豊かさが生かされて良かったのですが、マズルカはやっぱりピアノだわ・・!と改めて思いました。

今年フェスティバルには、11,000人の動員があったそうです。来年は6月11〜13日に開催予定。シューマンとロシア作品がテーマで、著名ピアニストが多数出演します。お時間のある方はぜひ!(www.onlille.com)
2009年6月19日(金) 18:40 [ ブログ ]
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女性初の指揮者はここに・・・
090611_place.jpgこんにちは。すっかりご無沙汰してしまいました・・・久々の更新です。

パリは、気持ちのよい初夏を迎えています。
このところ雨が降ったりやんだりと、安定しない天気ですが、晴れると本当に気持ちいいです!

さて、パリにはフランスに貢献した文化人・芸術家・政治家などの名前が、通り名に刻まれています。

"Place de Jane Evrard" と名づけられたこの街角。Jane Evrardさんは女性初の指揮者だそうです。1893〜1984年(享年91歳)ですから、かなりの長寿です。1930年(43歳)初めて指揮台にたち、その後、Orchestre féminin de Parisを結成。1939年にはホアキン・ロドリーゴの作品(Homenaje a la tempranica)を世界初演したそうです。

20世紀前半という時代に、女性が指揮者となってリーダーシップを発揮するのは、並大抵のことではないはず。きっと、91歳まで生きたピカソのように、エネルギッシュな人だったんでしょう・・!

2009年6月11日(木) 18:15 [ ブログ ]
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