今年の犯罪白書では、性犯罪者の再犯状況などについて初めて特集されたらしい。
「
性犯罪者の2割強が再犯、06年犯罪白書公表」
前から性犯罪社の再犯率は高いと言われていたけれど、性犯罪による受刑者の2割強が再犯者で、13歳未満の年少者を狙った受刑者に限ると、再犯の割合はさらに高く、3人に1人だったことが分かったと記事にあった。
これは、加害者の更正プログラムがほとんどない現実と、更正プログラムがあっても一種の病気みたいなもので反省しても同じことを繰り返しがちで、本当の意味での更正が難しい現実のあらわれでもあろう。
強姦事件の発生件数や検挙率も上がったとある。ただ、発生件数や検挙率に関しては、悪化しているとは一概に言えないと思う。
これまでもみ消されていた性犯罪事件が表面化しやすくなったのも一つの理由だと考えられる。
それでも、検挙される性犯罪は実際に起こっている10分の1以下と言われていたりする。
窃盗などと違って身の下の事件だから傷モノになっただとか、その後の人生が、とか、被害者に落ち度はないのに「派手だから」「遊んでるから」などと後ろ指さされることが多かったり、どうしても声をあげにくい犯罪だから表面化しているのは氷山の一角だと思う。
それでも、こうやって犯罪白書で特集されるくらい認識が高まったのは犯罪防止や被害者支援、加害者更正の面から良いことだと思いたい。