3月の読書日記@2008-03-09 14:10:08
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20.貴志祐介 「新世界より」 上・下巻
上下巻併せて1,000ページ以上。
読み始める前は、本のあまりの分厚さにちょっと怯みましたが、非常に面白く、作者の筆力にただただ圧倒され、ドキドキしながら読み終えました。
1000年後の日本。呪力を手にした人間たち。
見せかけの理想郷が崩れ、おびただしい血が流される時・・・。
分類に分けるとすれば、冒険物、SFファンタジーでしょうか。
設定は全く違いますが、「ロード・オブ・ザ・リング」の映画を何となく思い出しながら読みました。
主人公の早季は、宮崎アニメのヒロインに通じる魅力があるように思います。
ラストで明かされるバケネズミの正体にはショックを受けました。
呪力は神の力などではなく、やはり悪魔の力でしょう。
とてもクオリティの高い力作。
好き嫌いがハッキリ分かれそうな作品ですが、
私にとっては星5つ★★★★★
21.東野圭吾 「夜明けの街で」
イマイチ評判が良くないので読むのを躊躇していたのだけれど、東野ファンとしては読まずにはゆくまい。。。
と思って読んでみましたが、やっぱりイマイチ。心にひっかかる部分がなく物足りない感じ。
駄作という程では無いにせよ、小粒な印象はいなめない。
いけないと思いつつ不倫にハマってしまう中年男性の心の揺れのリアルな描写は、まぁ参考にはなりましたけど。
思えば「白夜行」が出た1999年は、天童荒太の「永遠の仔」もあったりして、私の読書人生(大げさ?)の中でも至福の1年だったなぁ。
東野氏のあんな作品をもう一度読みたい。
星3つ★★★
22.石持浅海 「月の扉」
かつて、こんなに美しいミステリーがあっただろうか
という帯の文言に惹かれて買いましたが、どのあたりが美しいのか??でした。(私の感受性が乏しいのか?)
ハイジャック中に起こる殺人事件の謎解きをする座間味くん。
そんな素人名探偵が偶然機内に居合わせたという設定に納得がゆきません。
月の扉を開けてあちら側の世界に行く、というファンタジー的要素には興味を持ちました。
こちらをストーリーのメインに持ってきたほうが、面白くなったと思うのですが。
でも、こういう小説は割と好き。楽しんで読みました。
星3つ★★★
23.道尾秀介 「ラットマン」
思わず引き込まれてしまう導入部分が上手い。
幾重にも張り巡らされた伏線、過去と現在の2つの死をめぐって行き来するストーリー展開。
仕掛けられたトリックに、少なくとも3度はアッと驚かされました。
「ラットマン」という不思議なタイトルにも納得。
高校時代にバンドをやっていたり、ロック、特にエアロスミスが好きなら、より一層楽しめると思います。
これからもっともっと面白い作品を書いてくれそうな道尾さん。
今後に期待を込めて星4つ★★★★
上下巻併せて1,000ページ以上。読み始める前は、本のあまりの分厚さにちょっと怯みましたが、非常に面白く、作者の筆力にただただ圧倒され、ドキドキしながら読み終えました。
1000年後の日本。呪力を手にした人間たち。
見せかけの理想郷が崩れ、おびただしい血が流される時・・・。
分類に分けるとすれば、冒険物、SFファンタジーでしょうか。
設定は全く違いますが、「ロード・オブ・ザ・リング」の映画を何となく思い出しながら読みました。
主人公の早季は、宮崎アニメのヒロインに通じる魅力があるように思います。
ラストで明かされるバケネズミの正体にはショックを受けました。
呪力は神の力などではなく、やはり悪魔の力でしょう。
とてもクオリティの高い力作。
好き嫌いがハッキリ分かれそうな作品ですが、
私にとっては星5つ★★★★★
21.東野圭吾 「夜明けの街で」
イマイチ評判が良くないので読むのを躊躇していたのだけれど、東野ファンとしては読まずにはゆくまい。。。と思って読んでみましたが、やっぱりイマイチ。心にひっかかる部分がなく物足りない感じ。
駄作という程では無いにせよ、小粒な印象はいなめない。
いけないと思いつつ不倫にハマってしまう中年男性の心の揺れのリアルな描写は、まぁ参考にはなりましたけど。
思えば「白夜行」が出た1999年は、天童荒太の「永遠の仔」もあったりして、私の読書人生(大げさ?)の中でも至福の1年だったなぁ。
東野氏のあんな作品をもう一度読みたい。
星3つ★★★
22.石持浅海 「月の扉」
かつて、こんなに美しいミステリーがあっただろうかという帯の文言に惹かれて買いましたが、どのあたりが美しいのか??でした。(私の感受性が乏しいのか?)
ハイジャック中に起こる殺人事件の謎解きをする座間味くん。
そんな素人名探偵が偶然機内に居合わせたという設定に納得がゆきません。
月の扉を開けてあちら側の世界に行く、というファンタジー的要素には興味を持ちました。
こちらをストーリーのメインに持ってきたほうが、面白くなったと思うのですが。
でも、こういう小説は割と好き。楽しんで読みました。
星3つ★★★
23.道尾秀介 「ラットマン」
思わず引き込まれてしまう導入部分が上手い。幾重にも張り巡らされた伏線、過去と現在の2つの死をめぐって行き来するストーリー展開。
仕掛けられたトリックに、少なくとも3度はアッと驚かされました。
「ラットマン」という不思議なタイトルにも納得。
高校時代にバンドをやっていたり、ロック、特にエアロスミスが好きなら、より一層楽しめると思います。
これからもっともっと面白い作品を書いてくれそうな道尾さん。
今後に期待を込めて星4つ★★★★



