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紅茶で味わうアニメーション

2006-07-09 17:50:19
大阪・西天満にあるEarly Galleryで行われた「紅茶で味わうアニメーション」というイベントに行ってきました。
作品のテーマに合わせたオリジナルアレンジの紅茶をゆっくりと味わいながら、作家さんに日常生活の中でのアニメーションの楽しみ方をお聞きするという面白い企画です。

通常、個展のオープニングパーティーというと沢山の人が集まって、お酒など飲みながら雑談するというのがお決まりのパターン。
それだと盛り上がるのは良いけれど、肝心の作品をじっくりと鑑賞してもらうことは難しい。
何かもっと他の方法を、と考えていたギャラリーのオーナーさんが、Teaコーディネーターの方と出会ったことから、こんなステキなイベントが生まれたそうです。


こちらが当日出てきたキャメルティー。ココアパウダーでラクダが描かれています。
ほんのり甘くてとっても美味でした。

そして、作品は河本実千代さんの切り絵アニメーション「デイ・リリー&キャメル
やわらかくて少しくすんだ感じの独特の色彩がすごく魅力的。


3千年以上も前から家畜化が始まり、人と共に生きるラクダが見た「人間から離れて漂う夢」をテーマとした儚げな切り絵アニメーションが、ちょっと哀しさを感じさせるメロディーにのせて静かに進んでいきます。

河本さんは美大卒ではなく、作品を作り始めてまだ2年という、若くてとってもキュートな作家さん。
学生時代に見たアニメーション作品に衝撃を受けて、自分でも作ってみたらすごく楽しくて
「他の人もどんどん作ったらいいのに」
と思っていらっしゃるとの事。

もし私だったら、
正式に美術を習ったことないしとか、
映像を作るにはまず色んな技法を覚えてとか
頭でっかちになって、できない理由ばかり探してしまいそう。

でも、今回のイベントでは、興味を持った事にトライしてみる素直な気持ちって大切だよなぁなんて思える、ステキな時間を過ごすことができました。

<オマケ>
このギャラリーがある大江ビルは、レトロで趣のある大正時代の建物。
以前ブログに書いた中央電気倶楽部と同じ方の設計です。

画廊のオーナー・有田さんは、チャーミングという言葉がぴったりくるような、ふんわりした雰囲気の可愛らしい女性。
「時代を予見していくような作家の紹介と展覧会を開催していきたい」
とおっしゃる、とてもしっかりしたポリシーをお持ちの方です。
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