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水野晴郎さんのお話

2008-06-15 21:37:37
あひるさんもブログで書かれていましたが、映画評論家の水野晴郎さんが先週お亡くなりになった。

私は水野氏のライフワーク「シベリア超特急」を見たことは無いのだけれど、愛すべき超B級カルトムービーだというウワサくらいは知っている。
でも訃報を伝えるワイドショーでは、(私が見た限りでは)シベ超がB級映画だなんていうコメントは一切されていなかったので(当たり前か)、シベ超のDVDに注文が殺到しているというニュースを読んでちょっと心配になってしまった。

訃報を聞いて、20年ほど前に一度だけ水野氏のお話しを聞いたことを思い出した。
ヒッチコック監督の作品特集の司会で来られていた水野氏は、パッと見はヤクザ。
カタギの仕事じゃありませんオーラがビシバシ出まくっていて、
ひょえ〜、怖い!
と言うのが正直な第一印象でした。(スミマセン

でも一度話し出すと、その印象が180度ガラリと変わってビックリ。
TVで見るよりずーっと優しげな喋り方で、ちょっと女性的とも思えるようなその語り口と物腰に、今度は
この人、ホモか?
と思ってしまったほど。(再びスミマセン

もちろん私はどちらであろうと全然こだわりません。
それよりも、ちょっとコワモテの外見の下に隠された氏のソフトな部分が垣間見えたような気がして、
あぁ、こんな繊細な方だからこそ、映画の良さをより深く感じとれるのだなぁ
なんて思いました。

その際に聞いたお話の中で今もよく覚えているのは、ヒッチコック監督の「断崖」の撮影秘話。
ケーリー・グラント扮する夫が妻にミルクを運んでくるシーンで、ミルクの白さを強調するため中に豆電球を入れたのだそう↓


薄暗い中をミルクだけがボーっと不気味に光っていて、その不自然なほど白いミルクが本当に怖い!
観客に「あれ、絶対毒入りだ!」と思わせるための仕掛けなのです。
CGなんか無くたって、ここまで怪しさを完璧に表現できるヒッチコックというのはやっぱりすごい。

ネットなど無かった20年前、こんな裏話を水野氏に聞けたのは貴重な機会だったなぁと思います。
それに、敬愛するヒッチコック監督はじめ多くの名監督たちへのオマージュとして、自分で映画を撮りたくなってしまった氏の気持ちも何だか分かるような気がします。

心からご冥福をお祈りしたいと思います。

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コメント


akiさん
映画評論業界ってホ○が多いんですねぇ〜。

昔、母親に
「水野晴郎ってホモっぽかったよ」
と報告したところ、
「感性で仕事をしている人たちだから、女性的な部分があるのは当然かもねぇ」
と言われて、妙に納得したのを覚えています。

それにしても、今をときめく美人女優さんたちと沢山交流する機会がありながら、本人は女性に興味が無いなんて、もったいないような、でもちょっと面白い話だなぁと思います。
Posted by:akiさんへ fromノン at 2008年06月16日(月) 21:42

土方駿三さん
ようこそ、いらっしゃいませ
コメントありがとうございます。(ヘンなコメント(?)も大歓迎です)

そうかー、やっぱりホモだったかーのかー
と思ってgoogleで「水野晴郎 ホモ」と入れてみたところ、2万件以上ヒットしてちょっとビビりました。
有名な話だったんですねぇ。
Posted by:土方駿三さんへ fromノン at 2008年06月16日(月) 21:38

あひるさん、こんばんは。
荻昌弘さん、懐かしいですねー。
もう荻さんも、淀川長治さんも、小森のおばちゃまも、そして水野さんも、みんないなくなってしまったのだと思うと淋しいですね。

「シベ超」あひるさんのお話しをお聞きして、すごい見たくなってきました。
今はレンタル屋さんも予約で一杯でしょうから、少し落ち着いたら借りてみようと思います。

ところで「断崖」はご覧になりましたか?
レベッカでは先妻の影に悩まされていたジョーン・フォンテーンが、この映画では夫に殺されるのではないかという疑惑に怯えています。
ラストも中々面白くて、好きな作品のひとつです
Posted by:あひるさんへ fromノン at 2008年06月16日(月) 21:31

映画評論業界ってホ○が多いんですねぇ〜。
変なところに反応してしまいました。
すみません
Posted by:aki at 2008年06月16日(月) 17:44

こんにちわ

故人は「ホ○」(笑)。正解です。業界ではみんなが知ってる話だったとか

ま、見れば、その手のオーラも出まくりですけどね(爆)


変なコメントですいません…
Posted by:土方駿三 at 2008年06月16日(月) 16:06

ノンさん、嬉しくて先にこちらにコメントしてしまいました!

>この人、ホモか?
ノンさん鋭いですね。当たってます。シベ超ファンの間では有名なのです。


断崖の撮影秘話、面白いですねー。
水野氏のお気に入りのシーンはシベ超で楽しむことができます。
シベ超は、往年の名画のワンシーンを彷彿とさせる演出が
随所に施されていて映画ファンにとっては発見の連続です。
あ、これはあの映画のあの場面にソックリ!ってね。

映画評論家の講演といえば、
私が成人式のときに講演してくださったのは
荻昌弘さんでした。


Posted by:あひる at 2008年06月15日(日) 22:20

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