
安倍首相のブッシュ大統領との初対談が行われた今週は、ワシントンDCも何となく騒々しい雰囲気でした。ホワイトハウス周辺ではパトカーと警備が厳重に行われ、サイレンの音を耳にする回数も通常より多かったような気がします。
しかし彼の訪問を知っていたのは日本人くらいで、アメリカでは殆どこの話題は取り上げられていなかったというのが正直なところです。前首相の小泉氏の訪米時には、ホワイトハウスの前に国旗が並び、彼の訪問は毎日のようにニュースでも新聞でも報道され、プレスリーの邸宅訪問の映像を何度も目にする機会がありました。
最初からそのような友好関係を期待するのは不可能ですが、初対談としては無難なうちに終了したという印象を受けます。北朝鮮の核問題、拉致被害者、そして従軍慰安婦の問題など、話し合いのテーマは重要でしたが、その内容は核心に触れるのを避けて、お互いの協力態勢の確認にとどまりました。
今後の日米関係は彼ら2人の仲に託されているといっても過言でもありません。ただ仲がいいだけではなく、お互いの主張をぶつけ合い、話し合い、理解しあって、日米の、そして世界の本当の平和を築いていくために、尊敬するに値するリーダーたちであることを心から願います。