世界で2番目に富豪であるといわれる、ウォーレン・バフェット氏が、財産の85%にあたる4兆円を寄付するというニュースが、全米を沸かせた。寄付先は、世界で1番の富豪である、ビル・ゲイツ氏と奥さん、メリンダさんの寄付団体。アフリカのマラニアなどで苦しむ子供たちを中心とする、医療の改善に使われるそうだ。今月初めに、マイクロソフトの企業経営を2008年で退任し、慈善団体の仕事に勤めることを発表したビル・ゲイツ氏。その発表に感銘を受けたバフェット氏が、自分の財産を寄付する発表をしたのだ。
「社会から受けとったお金なのだから、社会のために使うのが最高の使い道」という考えから、このような決断をしたそうだが、経営者として、成功者として、そしてなによりも人間として、すばらしい判断だと、多くの人たちに褒め称えられた。さらにバフェット氏がすばらしいのは、自分の名前のついた団体を創設したりするのではなく、ビルとメリンダ・ゲイツに寄付したということ。名声を求めることなく、財産をより効果的に使うことだけを考えたのだそうだ。富豪の鏡といえる。
同じ日に日本でニュースとなったのは、3億円という保釈金を払って釈放された、村上氏。ホリエモンと並んで、日本の経営者の恥さらしとなった。このような人物が社会に堂々と存在している限り、日本の未来は決して明るいとはいえない。
お金は人を喜ばせるもの。人の役に立つもの。その一方で、お金は人を堕落させるものでもある。ゲイツ氏やバフェット氏のような日本人があらわれるのは、いつのことになるのだろう。 |