テヘランで
2006-12-13 02:13:35
ツカ(本の分厚さ)はけっこう普通サイズなのに、1ページ1ページが恐ろしく薄くて、気がつけば488ページもあって少々ひるむ『テヘランでロリータを読む』をやっと読み終える。師走のこの時期にはちょっと向かないくらいの分量ではあるが、最初の100ページを超えてしまえば、あとはすんなりペースがつかめて、一休みしたくなくなる1冊だった。

アマゾンで内容を転用すると
イスラーム革命後のイラン、大学を追われたひとりの女性知識人は、「ロリータ」「グレート・ギャツビー」などの禁じられた小説を読む、女性だけの読書会を開く。監視社会の恐怖のなか、精神の自由を求めた衝撃の回想録。
とちょっと素っ気ない紹介が載っているが、その内容はきわめて濃い。どんな環境でも、人は探究する心や知的欲求心があって、たまさかその対象が発禁処分になっていようとも、渇望を止める事が出来ないのだと、改めて知る。命の危険さえある中でこの読書会を続ける彼女たちの読書解釈は、宗教的にも倫理的にも制約の多いイラン女性たち特有のものがあるが、それがまた斬新で、これまた心に響くのだ。

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イスラーム革命後のイラン、大学を追われたひとりの女性知識人は、「ロリータ」「グレート・ギャツビー」などの禁じられた小説を読む、女性だけの読書会を開く。監視社会の恐怖のなか、精神の自由を求めた衝撃の回想録。
とちょっと素っ気ない紹介が載っているが、その内容はきわめて濃い。どんな環境でも、人は探究する心や知的欲求心があって、たまさかその対象が発禁処分になっていようとも、渇望を止める事が出来ないのだと、改めて知る。命の危険さえある中でこの読書会を続ける彼女たちの読書解釈は、宗教的にも倫理的にも制約の多いイラン女性たち特有のものがあるが、それがまた斬新で、これまた心に響くのだ。



