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本しゃべりずむ

コンプレックス?

2006-07-27 09:45:32
以前、人と人の出会いから本との出会いにつながる事をこのブログで書いてみたけど、私のように新刊書籍のPRをしている人間は、きっとその出会いも多いのだと思う。最近、ニート川柳を薦めてくれた編集者M氏。実は彼が薦めてくれた本で、とても興味深い本が、もう1冊あるので、これもご紹介。



『ぼくらはみんなハゲている』


この本をM氏が薦めてくれたきっかけは、単に私が「深夜ドキュメンタリー番組が好き」といったことだと思う。事実、この本の著者は深夜ドキュメンタリーのディレクターをしていらっしゃる方。たまたま、M氏が番組を見ていて、実に良く出来ていた番組だったので書籍化の話を持ちかけ、実現したのだそう。

内容を紹介した出版社・著者のコメントをアマゾンから転用すると

なぜハゲは「ゆるされない」んだろう?!僕の、ハゲをめぐる出会いの旅が始まるーー。
現代日本最大のタブー(かもしれない)「ハゲ問題」を、自らもハゲゆく著者がひょっこり追求してしまう、新世代ルポルタージュ。モテるハゲ、モテないハゲ、堂々とカツラをかぶるハゲ、カツラを脱ぎ去ったハゲ、ハゲてないハゲ…様々な「ハゲゆく」人たち。ハゲを、ハゲゆく人々の心の側から考えたい。

昨年、フジテレビ系ドキュメント番組『NONFIX』シリーズでオンエアされ「勇気づけられた」「なんでこんなものをわざわざ放送するのか」と賛否両論の大反響を呼んだ同名番組に、大幅な追加取材をくわえて書籍化。体当たり無料毛髪診断体験記から米国式最先端手術の体験談、そして膨張する毛髪産業の実態まで。神はなぜハゲを作り給うたか。そして浮かび上がった悩み無用の真実とは?私たちの目の前で繰り広げられている見えない戦争を徹底検証します。

とのこと。。。
女性の私にとっては、自分自身に降りかかってこない問題だからあまり気にしていなかったものだけに、その印象は強い。かねてから「薄くなってしまったのならば、いっそのこと剃ってしまえばいいのになぁ。」なんて思っていた私だけど、これを読んで、私のその意見がとっても無責任な言動であったのに改めて気がつかされる。

違法建築で名高い姉歯氏のカツラのことでも、ずいぶんとマスコミで取り上げられていたし、皆からバレバレなのに何故散髪をしたりと、あたかも本物の髪の毛のようにしているのだろう?という疑問の答えがここにある。

ちなみに、この本のモトとなった番組制作に関わった人たちは皆、所謂ハゲだそう。実際本を読んでみると判るのだが、このチームワークがあってこそ、ここまで完成された内容となったのだろうと思う。「私は関係ない」なんて思わずに、ドキュメンタリー番組発のノンフィクションとしてすばらしい本なので、ぜひ読んでみて欲しい1冊です。

この本の中には、ハゲた自分と向き合って克服していく人。葛藤のさなかにある人。某そっち系メーカーと裁判で戦っている人。等のルポルタージュでいろいろな人(みんなハゲ)が登場してくるのだけども、その人たちやこの本に出てはこない、今現在、思い悩んでいる人たちも含めて、すべてのハゲさんの心の平静を思うばかりです。

最後に。。。

気休めでも何でもなく
人間は、その中身が大事よ。
コンプレックスが人を強くするのだと
私は言いたい。


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