『明治時代の人生相談』
2007-08-14 00:57:22
「読書」というには、相当憚りがありますが、実は私、よくコンビニなんかで売っている雑学モノに手を出してしまう癖がある。その昔『世界のトイレ事情』(名前は定かでありませんが)なる本を読んで、なんの役にも立たない雑学に無性に惹かれ、そのての本ばかりを読みあさったのが事の始まりだと記憶している。
中でも今東光の『毒舌日本史』や『毒舌仏教入門』などの毒舌シリーズは面白く、いつでも読める状態で、私の書棚に収まっている。中でも『毒舌身の上相談』は面白く、「30年くらい昔の若者は、こんな事で悩んでいたのだろうか?」とかなんとか、言葉の言い回しや、その内容、その回答に苦笑しつつも読んだ素敵な本である。
その内容をアマゾンから転用すると
天台宗大僧正、中尊寺貫主、参議院議員、直木賞作家…。まさに波瀾万丈の人生を生きた今東光和尚。過激な毒舌の裏に溢れる人間愛と知性で、多くの人々に愛され続けた。その奔放な人生経験をもとに、若者たちの悩みにズバリ答えた型破り〈人生相談〉。
で、この度書店にて『明治時代の人生相談』なる本を見つけ、つい購入してしまう。

オビ文句を転用すると
恋愛・家庭問題、身分の問題、生活の不満、徴兵、将来の夢……
悩み事からみえてくる100年前の日本!!明治時代の新聞、雑誌に掲載された「人生相談」138本からみえてくる当時の世相、現代との意外なギャップ!!
なんと言っても、思わず手が伸びてしまう程、表紙が可愛らしい。まるで、昔のグリコのおまけみたいである。
中に掲載されている当時の人々の悩みも、そしてその答えも、大真面目で、すこぶる笑えて興味深い。が、しかし、これを一概に笑ってはいけないのだろう。明治時代の人の考え方に触れ、大いに反省する所もあるから面白い。
それに、こういった本は、只一重に楽しいだけではなく、例えば夏目漱石、森鴎外、尾崎紅葉といった作品の時代背景なんかも見えて、彩りを添えるから堪らないのである。本棚に、大切に置いておきたいかどうかは別として、一読の価値ある書籍である。













