※この時計の時刻は、閲覧しているパソコンのものであり、必ずしも正確な時間とは限りません
2006年07月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
リンク集
本しゃべりずむ

活字中毒ではありませんが。。。

2006-07-05 01:01:52
ちょっと変わった姉の影響で、いつからかコンビニに行くと、何でかお菓子やジュースの商品表示や原材料名を見る。もちろん、最近になって『食品の裏側』を読むまでは意味もわからず、ただ文字を目で追うだけだったのですが。。。

このように、文字でも本でも「きっとアナタの役に立ちませんよ!」とメッセージを送ってくる本や漫画ってある。何の役にも立たないけど、読んでる間中なんだか不思議と楽しく、有意義な時間をすごせる本の存在って、素晴らしい!とおもう。
コンビニに並ぶ、『雑学モノ』カテゴリー本に、たまらなく愛情がわくのは私だけかしら?

『雑学モノ』は、“何の役にも立たない”と今言ったばかりなのに、実は小難しい考察本やマニュアル本よりもほんとうは実生活で役に立つ。なんだか矛盾していますが「実は役に立つ」の意味をご説明するとクダラナイように思えることが、実は人間社会の誤解や不思議などの生態に触れることでもあるのだ。それに私個人で云えば、どこかのマニュアル本からそのまま抜粋したような、誰でも言えるキャッチーな言葉を連発する人よりも、話題や興味の引き出しがたくさんあって、次から次へと会話が楽しめる人のほうが人間的な魅力を感じるからだ。それに、その人個人の底の深さや厚みを感じて、興味深い。勿論、自分の引き出しの多さをひけらかし「こんな話は知らないだろう!教えてやるよ!」って人はごめんですが。。。こんな風に思っているのは私だけじゃないはず。。。

そこで
最近読んだ雑学モノで一番のオススメの1冊!



『外国人だけが知っている日本の正しい礼儀作法』
なんといっても、オビに監修の松尾貴史さんのニヤリとした写真に『「どこか変だが、何が違うのかは分からない」というやんわりとした奇妙な違和感を覚えることでしょう』と吹き出しがついているところが、なんとも「何の役にも立ちませんよ」感をあおって、また期待が膨らみ、愛しいのである。

本書は、著者であるヘムルート・モルシュバッハ博士が日本へ留学・観光・ビジネスに訪れる人たちのために、大真面目に書いた日本・日本人の紹介本です。
何が面白いって、大真面目に書かれた間違いや妙な決めつけ程、私のココロをくすぐるものがないほど、これまたすごい。
内容は「おしぼりの使い方」から「トイレの使い方」はたまた「酔っぱらい対策」にいたるまで、観光・ビジネスで日本に滞在する人にわかりやすく多岐にわたって情報が網羅されているのだが「何がなんだか分からないけど、何かがおかしい!」と異空間に紛れ込んでしまってような感覚に読者を陥らせる。各章ごとに松尾さんのコラムがついていて「ああ!そこがおかしかったんだ!」とまるで喉の小骨がするっと取れたうれしさにつながる。

何年か前にあった『ロスト イン トランスレーション』という映画のように、国・人が違えば、それだけ誤解やすれ違いが生じて、人を孤独にさせたりすることもありますが、間違いなくこの本の著者モルシュバッハ博士は日本の滞在を心から楽しまれたことだろう。微妙に間違っていても、活き活きと博士のわくわく感が伝わってくる。

すぐに読めちゃう本なので、ここであんまり書いてしまうと実際に読んだときの衝撃が和らいでしまう危険があるので、細かいことは是非本を読んで欲しいところ。そのときの注意点だけど、電車の中で読まないほうがいいです。思わず吹いちゃって、前の席の人に変な目で見られちゃいますよ。

この記事のURL

http://www.cafeblo.com/chica/archive/29
http://www.cafeblo.com/chica/index1_0.rdf
ネットワーク (2)






(c) 1999-2008 Cafeglobe.com All rights reserved