藤沢久美のTHE rising Sun
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あと2日


2007-05-29 12:35:47

NY出張も後二日。

この2週間、
いろんな方にお会いした。

多様な米国の人々の姿を目の当たりにし、
日本についてのいろんな意見や感想を聞き、

日本について、いろいろとを考えさせられる
2週間でした。

まだ、整理しきれていないし、
表現できないけれど、

ここで見聞きしたものをしっかり心に刻んで、
日本を、もう一度しっかりと見つめてみたい。

いや、自分を・・
しっかり見つめてみるべきなのかもしれない・・。

戦死する若者


2007-05-27 12:28:33

CNNで、
戦争でなくなった兵士の一人ひとりの葬儀の様子と
生前の写真を、肉親のコメントと共に流していた。

みんな今年亡くなった兵士たち。

次々に表示された生年は、
1980年前後。

そして、その番組の合間に流れるCMは、
平和そのもの。

脳天気なCMと戦地で亡くなった若者。
その対照的な映像が、交互に流れる。

どのくらいの人が、
生死をかけて戦地に赴いた人たちの現実を
実感しながら生活しているのだろうか。

自国民が戦地で命を落とすことは、
米国の人たちにとって、
どのくらいの重みを持っているのだろうか。

人の命を懸けて、人の命を奪う戦争。

この永遠に終わらないサイクルに
どうすれば、ピリオドを打てるのだろうか。


平和な日本では、
そんなことを思う機会もほとんどない。

日本は、大丈夫だろうか・・。

思想の共有


2007-05-25 23:42:04
一昨日と昨日は、ジャパンソサエティ(日本協会)での会議と
シンポジウムがありました。

会議では、日米イノベータプロジェクトのミッションや
それを伝える方法など、
とても生産的な議論に参加させていただき、
会議で議論を深めることの楽しさを体験させてもらいました。

年齢やタイトルに関係なく、意見を言い、議論を深めることは
米国では当たり前のことだとは思いますが、
目的に向かって、議論が自然と修練していく様は、
まるでアートのような感動があります・・。


そして、昨日の夜は、ジャパンソサエティ主催のシンポジウム
田坂広志さんが、講演をされました。

今訪れつつある「ポスト知識社会」において、
なぜ、「喜び」が重要なのか・・。

多くの日本の言葉の紹介とともに、
「成長の思想」を披露されました。

200人近い聴衆の大半が、米国人でしたが、
水を打ったような静かな空気のなか、
講演が進むほどに、会場の中に熱い感動が広がりました。

「感得」「菩薩」「一期一会」「働く」「有り難い」・・
多くの言葉とその背景にある思想が共有され
講演後の懇親会では、多くの方が、その言葉を自分のものにされて、
会話の中に取り入れていました。

文化は違えども、本質的な思想の部分は、
十分に共有できるのだということを、
改めて痛感した夜でした。


会議、そしてシンポジウム共に、
素晴らしいものになったのは、
やはり何よりも、ジャパンソサエティの方々の
心を込め、そして完璧を求める仕事の姿勢が
あったからこそ。

一度しかないその時を、集まられた方々に
如何に提供するか。

ジャパンソサエティの方々の仕事の姿勢には、
すでに「一期一会」が深く染み込んでいました。


日本は欧州より良環境


2007-05-23 05:34:04
今日は、スペインの雑誌「Infonomia」から
ソフィアバンク田坂広志代表への取材に
同席させていただいた。

テーマは、イノベーションについて。

 21世紀のイノベーションとは、どのようなものか。

 ITやインターネットを使って、
 企業は、いかにイノベーションを起こすべきか。

 日本と米国のイノベーションのあり方は、
 どう違うのか。

 これからの資本主義は、どうなるのか。

などなど・・・、興味深い質問が、
記者のテレサさんから投げかけられ、
とても刺激的な、取材となりました。

取材の内容は、雑誌「if」への掲載のほかに、
2・3週間後に、Infonomiaのサイトで、
動画とスクリプト(スペイン語&英語)で
見ることができるとのこと。


取材の後に、スペインのIT事情を聞いてみましたが、
ITを積極的に活用しているのは、
中小企業やベンチャー企業だとのこと。

スペインの大企業の多くが海外の企業に買収された今、
中小企業やベンチャー企業が、
新たなビジネスチャンスを求めて、
スピーディに、インターネットの活用に
向かっているのだそうです。

スペインでも、中小企業の今後の戦略については
国でも大きな課題になっているそうで、
日本も参考にすべきことがあるかもしれません・・。


もう一つ聞いて驚いたのが、
欧州では、会社を立ち上げる際の手続きがとても煩雑で、
何ヶ月もかかるそうで、ベンチャー企業を起こすのは
結構大変だということ。

そういう意味では、1円の資本金で会社が作れて、
しかも、登記も簡単な日本は、
とても恵まれているのですね。

後は、この与えられたチャンスを
誰が、どのように、活かすかなのかもしれません。


海外でコミュニケーションをすると、
日本を別の角度から見ることができて、
刺激になります。

米国世代間格差


2007-05-22 10:46:00

今朝、ホテルに届いたUSA TODAYの
カバーストーリーは、
「ジェネレーション・ギャップ?」
というタイトル。

FED(連邦中央銀行)が発表した
年代別資産比較のデータに基づいた記事。

1989年から2004年までの15年間の
資産額の変化に大きな世代間ギャップがあるという。

この15年間で、現在の55歳から59歳の人は、
資産を95%も増やし、収入も52%増やしているのに、
35歳から39歳の人は、資産を28%も減らし、
収入も10%減っているとのこと。

その背景にある一つが、若い世代の借金の増加。
良い職に就くために、学生ローンを使って学位を
とる人が増えたことに加え、車のローンや
住宅ローンなど、高齢世代に比べて、ローンの比率が高すぎて、
将来に向けたお金が運用できていないこと。

さらに、学位をとるために大学院に行ったり
することで、就職時期が遅れ、結婚時期、
出産時期も遅れ、老後に向けての蓄えをする時間は
ますます足りなくなっている。

その上、両親が長生きするようになったので、
遺産相続の時期も先送り傾向。

このまま行くと、
「今の若い世代は、平均的な62歳定年は望めない」と
新聞では書かれている。


そして恐ろしいコメントのもう一つが、
「中間層には厳しい社会がやってきた」というコメント。

貧困層への税制優遇策の拡大と、
配当益や譲渡益に対する税金優遇策が、
貧困層と富裕層には追い風を送るが、
それに縁のない中間層は、厳しいというもの。

将来の日本を予感させるような二つの記事。

こういう問題の原点は、社会制度の問題なのか、
一人ひとりの国民の意識によるものなのか、
ふと考えてしまう。

私は、まず自分がどうありたいかを
早いうちから考えることが大切な気がする。

出張中


2007-05-21 21:41:44

17日から米国に来ています。

米国に来ると、いつも思うこと。
それは、日本にいるよりも気持ちがラク。
(言葉的には大変ですが・・・)

政治家の方が、外遊のときに限って、
「ポロリ発言」をされるのも、
海外での気持ちの緩みからだと思いますが、

こうして海外に来ると、
日々、いかにご近所や職場を含め、
無意識に周りの目を意識しているかを
痛感します。

日本でも、好きに生きているつもりだけれど、
自然な自分は、出し切れていないのだと
海外に来ると思います。

セカンドライフ


2007-05-08 18:07:39

セカンドライフに入ってみた。

一言、これはスゴイ!

「セカンドライフ」というより、「セカンドワールド」。
もしかしたら、未来社会かも・・。

人類が社会や経済をどうやって今まで作ってきたか、
そして今後どう発展させていくかを
すごく短期間で検証し、シミュレーションしているみたい・・。

セカンドライフは、
ビジネス創造の実験室であると同時に、
社会創造の実験室。

セカンドライフ内では、命を落とすことのない。

この「セカンドライフ」という社会で、
私たち人間は、どんな行動をするのだろうか。
結構深い何かを見ることになるような気がする・・。

プロフィール
プロフィール
投資信託会社勤務を経て、96年、日本初の投資信託評価会社を設立。現在はシンクタンク・ソフィアバンクの副代表、「社会起業家フォーラム」副代表。セミナーやテレビ、雑誌など幅広いメディアで活躍し、経済・経営に関するわかりやすい解説が評判。金融審議会委員など、政府の委員など公職も多数兼務。
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