藤沢久美のTHE rising Sun
2007年03月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

エネルギーの源


2007-03-31 23:04:34
今日のお昼のテレビで、

60歳を過ぎてから、時計職人になったという
イタリアの元自動車エンジニアの方が
すごく素敵なことをおっしゃっていた。

「なぜ、元気なのかって?
 エネルギーだよ。

 打ち込める仕事をすること。
 我を忘れるほどに働くこと。
 そこからエネルギーが生まれてくるんだよ。

 年を取ったからって、
 仕事をやめるんじゃなくて、
 大好きなことを仕事にすることだよ。
 働くことだよ。」

60歳で、エンジニアの仕事を辞め、
ずっとやってみたかった時計作りを始めたというおじいさん。

若いころから集めてきたアンティークの時計を
すべて売って、時計作りのための機械を買ったのだとか。

1か月に1個しか作れないおじいさんの時計は、
1個500万円を超える値段だけれど、
損益はトントンで、儲けるための仕事じゃない。


何気ないザッピングで見つけた番組だったけど、

キラキラと輝く表情で、
「働くこと」の喜びを語っていたおじいさんが
とても印象的でした・・・。




器の大きさ


2007-03-30 23:02:36

先日、80歳のある会社の会長にお会いした。
彼は、その会社の創業者で、
最近、経営から一歩退かれたばかり。

現在の日本をどのようにご覧になっているか、
格差社会など様々な問題を解決するためには、
何をするべきか・・・などをうかがったのですが
そのお答は・・・

「今」だけを見て、問題を語るべからず。
1300年の歴史を振り返り、
日本が繰り返してきた過ちを見出すべきだと・・。

詳しくは、リベラルタイムの記事になるので、
今はお話しできませんが・・・。

対談の中で、その方が、
「最近は、器の大きな経営者が減ったなぁ」とおっしゃった。

「どうしたら、器の大きな経営者になれるのでしょうか?」と私。

「やはり、戦争体験か、投獄体験か、大病体験だな」と会長。


もはや戦争体験や投獄体験ができる時代ではないし・・

この豊かで平和な日本で、
こうした辛い体験を経ずして、
いかにして器の大きな経営者になるか。

それこそが、
今、日本人が人間として進化するために
求められていることなのではないだろうか。

会長がおっしゃった3つの体験に共通するもの
それは「死生観」。

この豊かで平和な世の中で、
いかに「死生観」を持つか。

このことについては、
私の所属するソフィアバンクの田坂代表
著作のなかで繰り返しお話になっている。

『なぜ、働くのか』
『人生の成功とは何か』
『未来を拓く君たちへ』

この週末、もう一度読んでみようと思う。


髪切りました


2007-03-29 23:29:51
今日、思い切って髪を切りました
肩につかないくらいのショートカット。
小学校以来・・・のショートヘアです。

今月15日は、40才の誕生日でした。

40歳といえば、不惑の年。

今までの「甘い自分」をさっぱり捨てよう・・

と思ったけれど、
15日以降も、今一歩できてない気がして、
その意味でも、すっきり髪を切ってみました。

しばらくは毎朝、鏡を見るたびに、
40歳の誓いを振り返ることになりそうで
自分を律するいい機会になりました。


コメント感謝


2007-03-29 08:38:37
ブログを書いていて、うれしいこと。

それは、コメントをいただけること。

「ホッ」と温かい気持ちになったり、
「ナルホド」と新しい気付きをいただいたり、
「ヘェ・・」と発見があったり、

短いコメントに、大きな力。

コメントを書いてくださった皆様、
ありがとうございます


mixiで再会


2007-03-27 23:34:00

最近、mixiで小学校や高校の友人と再会。

それぞれコミュニティもできて
「同窓会をしよう!」なんて・・
盛り上がっています。

友人たちは、
みんなそれぞれにいろんな人生を歩みつつ
離れ離れになっていても、
互いにがんばってるんだなぁ・・なんてことを
感じられて・・・
やっぱりネットのおかげだな・・と、しみじみ・・・

それにしても、小学時代や高校時代に、
今の自分の姿って、想像していなかった。

それは、今10年先の自分の姿を
想像できないのと同じかもしれない。

10年後の自分に、「頑張ったね」と
言われる人生を歩みたいものです。

たわけ者?


2007-03-26 21:27:03

今日は、豊橋で講演をさせていただきました。

その懇親会で経営者の方々から伺ったお話のひとつに、
深刻な事業承継の問題がありました。

株式公開していない企業にとって
会社の株式や余剰金に対する相続税は、
事業の継続性を絶つ可能性がある大問題。

問題は大きく二つ。

ひとつは、相続の在り方。

何百人もの従業員を雇う企業の
株主である創業者が亡くなると、
その株は、いきなり創業者の親族へ。

たとえ、その事業を引き継いでいるのが
長男であろうとも、その企業の株式は、
相続のルールで、
配偶者やその他の子どもたちに相続される権利があります。

事業を引き継いだわけでもない人物に株式が渡り、
株主として、経営への口出しや干渉が起こり、
経営が混迷するということもしばしばとか。

お話くださった社長さんの地域でも、
3人の経営者がその争いの中で、
自殺に追いやられたとか。

昔、先祖から引き継いだ田んぼを
農業をするわけでもないのに、兄弟で分け合って、
代々の田畑を失ってしまう人を
「ばかもんの田分け」といったそうで・・・
「たわけ者」って、こういう語源があったんですね。

多くの従業員を預かる企業の事業承継は、
これからますます大きな問題になるはずです。
戦後に立ちあがった企業の経営者の方々は、
今まさに70代。
事業承継に対する相続の在り方を見直さないと
バタバタと大切な企業が消えていくかもしれません。

そして、もう一つが、減価償却の在り方。

日本の企業会計での減価償却期間は、
海外に比べて長い。
スピードの時代に、海外企業はどんどんと
新しい設備を取り入れ新たな生産体制を敷いていく。

ところが、日本は減価償却期間が
7年や10年といった長期に設定されているため
簡単に新たな設備の導入には踏み切れない。

「これじゃあグローバル競争には勝てないよ。
 減価償却のルールが変わらなければ、
 いずれ日本を捨てて、わが社は海外に出るかもしれない」

そんな風におっしゃる社長もいらっしゃいました。

相続や減価償却など、税金にかかわる問題は、
これ以外にも、きっと多くあるでしょう。

日本の借金は、とうとう1000兆円を超えました。
このままでは、日本の財政はどうなるのか・・
税収をいかに増やすか・・という議論もありつつ、

一方で、
税金によって、企業が活力を失ったり、
日本を捨てる企業が出てくると、
結局国の景気は低迷の方向へ。

税金の在り方や国家としてのお金の使い方について、
広い視野で、そして長期的な目線で考えることが
ますます必要になってきています。

こうした中小企業の現状は、
なかなか大きな声になりません。

経済団体の多くが、大企業組織。
そして大企業の経営者の方々は、
残念ながら、事業の未来を左右するほどの
大株主じゃないんですね。


これから、折を見て、
さらに中小企業のこうした現状を調べてみようと
しみじみと思った豊橋での講演会でした。

お話を聞かせていただいた社長様たち、
ありがとうございました。

禅的な社会?


2007-03-23 22:22:53
*下記のブログ・・・うっかり削除してしまいました。
  3/30に再掲をしたのですが、
  ブログと一緒に、コメントも消えてしまったようです。
  コメントをいただいていた方々申し訳ありません・・。


今週末は、今年になって初めての二連休。

週明け締切の原稿は、6つもあるけれど、
とにかく、休みだと思うと、ホッとする。

そんな気も緩みもあって、
夕方本屋さんに立ち寄ったら、
ついつい本を7冊も買ってしまった。

内村鑑三、鈴木大拙、そして、西田幾多郎。

この週末は、日本人について考えてみようと思う。

何しろ、最近、アメリカに行くと、
禅だとか、東洋思想だとか、武士道だとか
そんなことを勉強している起業家が増えているのです。

日本人である私の方が、詳しくなくて・・。

ITの進化で生まれつつある社会は、
禅的であり、東洋思想的なのだそう・・・。

先日読んだ、「ポスト・ヒューマン」にも
そんな一節があった。

禅的な社会とは・・・考えてみたいと思う。

投信で未来創り


2007-03-22 16:50:21
今日は、福岡。
気温は16度で、初夏の気候です。

日差しは明るくて、空港付近の路側には、
色とりどりの花が咲きほこり、
なんだか気分も明るくなります

天神あたりの町中も、平日の昼間なのに、
人がいっぱい。
車も渋滞気味・・・。
福岡の景気にも初夏が来ているのかしら・・。

今日は、福岡銀行さんで企画・販売された
ウーマノミックス銘柄に投資する投資信託KIRARIの
運用説明会で、講演をさせていただいたのですが、

「投資信託を通じて、社会創りを・・」
そんな呼びかけを、聴衆の方々は、
正面から受け止めてくださったようで、
これから日本は、福岡から変わるかも・・そんな気がしました。

web2.0は、草の根の人々に、
社会創造のチャンスをくれたけど、
投資信託も、金融版のweb2.0。
少ない資金が集まって、世の中変える力を持っている。

個人の利得のために、
ファンドの力を使う事件はありましたが、
未来社会のために、ファンドの力を使い、
社会を良くして、
その結果として、資産も増える・・。

そんな理想的なツールとして
投資信託が活用される日は、近いかもしれません。


福岡空港にて・・・


オーロラ生中継


2007-03-20 21:54:24

最近、仕事の合間についつい見てしまうのが、
「オーロラ生中継」。

アラスカの空を生中継しているサイト「Live!オーロラ」があり、
オーロラが出ると、メールが届く。

Live!オーロラ」に行くと、小さな画面だけど、
生中継の画面があって、
オーロラがユラユラ揺れていたりして
なんだか癒されます。

そして、オーロラが出ていない時も、
小さな小さな星が瞬いていて、
これまた、なんだか癒される・・・。

東京の夜景も奇麗だけれど、
澄み切った夜空と星やオーロラは
なんだか夜景とは違う魅力があります。

社会起業家時代の到来


2007-03-18 22:42:12

今日の夜は、世界経済フォーラムの
シュワブ理事長とヤング・グローバル・リーダーとの
食事会がありました。

シュワブ教授といえば、
社会起業家を支援するシュワブ・ファンデーションの生みの親。

先生のお話の中で、
次の二つのメッセージが
とても心に残りました。

「これからはBtoBではなく、
CtoC(コミュニティtoコミュニティ)で
社会のイノベーションが起こる」

「企業の社会貢献活動は今後、
企業市民としての活動へと向かうべき」



日本には、社会に貢献できる様々な技術やお金がある。
その多くが企業に属しているものだが、
その企業で働く人々、顧客、そして株主の意識が、
その使い道を決める。

さて、日本の社会起業家とは、どうあるべきか・・・。
そんなことを考えているうちに、
今夜の会食も終わり、
心には熱い思いがこみ上げてきました。

ソフィアバンクが主催する社会起業家フォーラムも、
シュワブ先生、そしてグローバル・リーダーたちと一緒に
活動していきたいと意を強くした夜でした。


| 次へ
プロフィール
プロフィール
投資信託会社勤務を経て、96年、日本初の投資信託評価会社を設立。現在はシンクタンク・ソフィアバンクの副代表、「社会起業家フォーラム」副代表。セミナーやテレビ、雑誌など幅広いメディアで活躍し、経済・経営に関するわかりやすい解説が評判。金融審議会委員など、政府の委員など公職も多数兼務。
ホームページ

リンク集
http://www.cafeblo.com/career/index1_0.rdf