藤沢久美のTHE rising Sun
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社会起業家


2007-01-25 21:51:09
子供が職業体験をできるテーマパーク
「キッザニア東京」に取材に行ってきました。

コンセプトは、
教育(エデュケーション)と娯楽(エンターテイメント)を
組み合わせた「エディテインメント」。


こうした子供に職業体験の機会を与える取り組み。
ほとんどの場合が、NPOやボランティア。

ところが「キッザニア東京」は、株式会社。
利益を上げ、持続性を追及していく。

あえてNPOにせずに、
営利企業としての創業されたことは、
とても興味深い。

社長の住谷さんは
「時代に合わせて変化し、
エデュテインメントの場を持続的に提供していくには、
思い切った挑戦も必要。そのためには、
営利企業であるほうがいい」
とおっしゃる。

「キッザニア東京」は、
住谷さんが会社を定年後に、
メキシコで見た「本家キッザニア」に魅了され、
日本で法人を立ち上げ、展開されたもの。

過去に社長を経験された住谷さんでも、
定年後の起業では、スポンサー集めなどにご苦労されたご様子。

住谷さんは、まさに社会起業家。

社会のゆがみを是正し、
持続的に社会に貢献していく、
企業のあるべき姿がここにあるのだと思いました。

世界で共有できるもの


2007-01-24 23:48:18

1月19日から21日までの3日間、
アメリカの財団 ”ジャパン・ソサエティ”の
プロジェクトの一つ、
日米イノベータズプロジェクト」の
東京リトリートがありました。

日本とアメリカのイノベータが30人ほど集まって、
「Bridging Gaps」というテーマで議論しました。

どの議論も白熱して、とても面白かったのですが、
そのなかでとても刺激をいただいたのは、
甲殻機動隊をはじめとするアニメ脚本家の佐藤大さんのお話。

日本のアニメが世界中で人気があるのはなぜか。

佐藤さんのお話を聞いていて浮かんできたのは。
「普遍的なテーマの存在」

世界でイノベーションを起こすときに、
地域によって特性が違うので、
一つの成功モデルを他地域で生かすのが
難しいと言われることもしばしばです。

けれども、佐藤さんのアニメは、
結構、日本特有のテーマを取り上げていたりする。

でも、世界で受ける。
なぜだろう・・・。

そう考えながらお話を聞いていて、
至った結果が、
世界共通の普遍的なテーマとして
哲学的なメッセージの存在。

時間や空間を越えて、共有できるもの
それは、人間って何?なぜ生きてるの?どう生きるべき?
といった哲学なのかもしれません。

そして、成熟した日本だからこそ、
そうした哲学を掘り下げ、発信する時代が
やってきたような気がします。

起業家の見つめる先


2007-01-17 23:15:11

今日は、ベンチャーフェアJapan2007に参加。

午前は、元66代横綱で、
今は実業家としてもご活躍の花田勝さんと対談。

午後は、ベンチャー資金論をテーマに、
アルブレックス新潟を立ち上げた池田弘会長
ファンドマネジャーの藤野英人さんとパネルディスカッション。


午前、午後ともに共通した話題は、

「自分の満足のためではなく、
世の中のために事業に取り組むことの大切さ」

でした。


花田さんも、事業を始めたきっかけは、
「アスリート=飲食業」というイメージを
覆したかったのだと。

出資者の立場である藤野さんは、
お金持ちになりたいとか、劣等感による起業は、
原動力にはなるけれど、経営が続かないと指摘。

そして、まさに池田さんは、
新潟を元気にするためにと、
自腹をはたき、個人補償までつけて融資を受け、
アルビレックス新潟をJ1にまで導かれた。


どこまで遠くを見つめて仕事をするのか。


そのことの大切さを教えていただきました。



一期一会


2007-01-14 00:25:32

大学生のとき、土曜日の一時間目の授業は、
大阪民族学博物館の館長の方が講師でした。

最初の授業のとき、
先生が黒板に大きな字で書かれたのが、

「一期一会」

という言葉。

その意味を聞いても、ピンとこなかったのですが、
先生の真剣な雰囲気がとても印象的で、
この言葉がずっと心から消えることはありませんでした。

年を重ねると、その意味が重みを増してきます。


先日、雑誌の連載でお世話になっていた
カメラマンの方の突然の訃報が届き、
改めて、「一期一会」の意味をかみ締めました。

「また今度!お疲れ様でした」
そう言って別れるけど、
今度の保証はないのですね。

すべて一度きり。
そう思い定めて、時を過ごすことの大切さを
心の痛みとともに教えていただきました。

「デジカメの時代になったけど、
フィルムはやり直しが効かない・・
一度きりだからいいんだよね」

彼のその言葉を思い出しました。


元気な名古屋版


2007-01-13 11:19:38
今日は、名古屋でシンポジウム。

昨日の夜、名古屋に入り、
今朝ホテルで日経新聞を読みながら、
「なんだか今日は、景気の良い話が多いな・・」という印象。

よく考えてみれば、「名古屋版」なのでした。

地方面では、設備投資過去最高といった記事もあり、
仕事で全国に行きますが、
地域差がどんどん広がっている気がします。

そして、元気な名古屋でも、
必ずしも全員が元気なわけでもなく、
常に、光と影があるようです。

誰もが光り輝くチャンスがあるはずだけど、
それが適わないのはなぜか。

そのことを真剣に考え、
今年も活動していきたい。

プロフィール
プロフィール
投資信託会社勤務を経て、96年、日本初の投資信託評価会社を設立。現在はシンクタンク・ソフィアバンクの副代表、「社会起業家フォーラム」副代表。セミナーやテレビ、雑誌など幅広いメディアで活躍し、経済・経営に関するわかりやすい解説が評判。金融審議会委員など、政府の委員など公職も多数兼務。
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