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MY SISTER'S KEEPER (JODI PICOULT)

2008-02-14 15:31:42
前にiPodのオーディオ・ブックで購入した同じ作者の" Nineteen Minutes"が良かったので、図書館で今度はこの本を借りて来た。

My Sister's Keeper (翻訳本では”わたしのなかのあなた”)
(アマゾンで書評を見て下さい)

テーマが重いけど、話の展開が早くて、子どもが寝た後にちょっと読むつもりが夜中の2時まで・・・読んでいた!(翌日はボロボロ状態・・・年には勝てない?!)

13才のアナ(主人公)が、白血病の姉の為の腎臓移植を拒否し両親を告訴して裁判を起こす・・・というお話。アメリカだったら、あり得るよね、この内容。アナは病気の姉の為に生まれて来た妹。生まれた赤ちゃんの頃から本人の意思とは関係なく、血液、骨髄・・・必要な物はすべて提供させられて来た。そして今度は腎臓移植・・・だ。13才のアナは、『一体いつ終わるのか?』と疑問を抱くようになった。そして、終わりないドナーをやめ、裁判を起こし両親に意見する・・・のだが・・・というのが、だいたいのあらすじ。

いろんな人の立場から話が展開するので、それぞれの気持ちがよくわかる。母親の葛藤、父親の苦しみ、アナ自身の悩み苦しむ様子・・・それを見守る弁護士。

前の"Nineteen Minutes"はSchool Shooting事件を描いていてこれも読み応えがあった。ジムのトレッドミルを踏みながら聞いていたので、思わず足が止まり危うく転びかけた!

しかしこの本も、すごい。家族の様子が良く描けている。どこにでもいそうな家族。でも問題だらけ。アメリカってそうなのよねぇ。一見幸せそうに見えるけど、程度の差はあれなにか問題を抱えている。夫がアル中だったり、奥さんが浮気していたり、子どもが病気を抱えていたり・・・でも1歩外に出ると、HAPPY FAMILYの絵の中でがんばっている。

そういう我が家だって、そうだもんなぁ。家族4人で食事に行って楽しい団欒を過ごしているように見える私たちが、去年は接近禁止令やら裁判やら、子どもの面会やらカウンセリングで忙しかった(よくがんばりました)なんて、誰も想像できないだろーなぁ。

本の話題に戻るけど、これ、原書で読む方がいいかもしれない。時々”日本語にどうやって訳すんだろう?!”と思うフレーズなど出てくるので、英語で読めるなら原書を薦める。いろんな人のひねくれた感情、切羽詰まって投げやりになった時の台詞などが出てくるが、英語だから響く内容も多いので、やっぱり原書が良いと思う。
Posted at 15:31 | 読書編 | この記事の詳細

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