たまの休日に写真機材を抱えて京阪神のいずこかに出没、目指すは紀信かアラーキーか。みずからの愚かさ、未熟さ、時にはクライアントの理不尽さに嘆きつつも、世界を股にかけ写真を撮りまくることを夢想する・・・。
デジタル化の波に否応なく呑み込まれ、もみくちゃにされながらもどっこい生き残りを賭ける赤貧写真家の徒然なるブログである。

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CFカード受難 [2007年10月01日(月)]

仕事での撮影が毎週末続く先日、数枚あるメモリーカード(CFカード)が相次いで不具合を生じた。カメラに挿入するとエラー表示がされ、うんともすんとも言わない。当然一枚も写せない。どうすればいいのかこれしか思いつかない、カードや電池の抜き差しを何度か繰り返して、ナントカ認識させたが、撮影済みだとそのデータが飛んでしまうトンでもないことになりかねない。

それだけではない。撮影済CFカードからストレージにデータを移す段階になって「このカードは壊れている可能性があるか、初期化されていません」とノタマわれて、また認識してくれない。はじめにカメラ側で認識しなかったのは偶然ではなく、やはりCFがおかしくなったということだ。これもカードの抜き差し、電源の入切を何度か、いや何度も繰り返してようやく認識してくれた。

撮影は時として1分1秒を争う。たとえ数回程度の、そんな行為といえどわずらわしい。それでも確実に回復するならよかろう。しかし、全身これ精密電子部品の塊同士のデジタルカメラと周辺機器の相性は、素人ではまったく分からない形で不具合が生じてくる。昨日まで問題なく使えたものであっても。CFカードなんて消耗品とは割り切っていたが、わずか2〜3年で使えなくなるものなのかな?

また安物か、ブランドメーカかもあまり関係なかった。安さと怪しさ満点(?)の台湾の某メーカ製から信頼度が高いはずの日本製、米国製と連鎖反応のように相前後して瀕死状態になった。現在だましだましで使っているが、例えうまく撮影できても、それが消えてしまう、あるいはデータを取り出せないといった、いつしか起こりうるだろう事態が、それも一気にやってきた。

唯一無事なのが、デジカメ購入時に買ったもの。128MBで4400円ほど、いまなら1GBが買えるよ。あれ、てっきり日本製かと思っていたら、台湾のメーカだった。

デジタル技術の高度な利便性の対極が、これほどのあやふやさ、脆弱性との裏表関係だということを改めて感じた。クワバラ、クワバラ。
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