たまの休日に写真機材を抱えて京阪神のいずこかに出没、目指すは紀信かアラーキーか。みずからの愚かさ、未熟さ、時にはクライアントの理不尽さに嘆きつつも、世界を股にかけ写真を撮りまくることを夢想する・・・。
デジタル化の波に否応なく呑み込まれ、もみくちゃにされながらもどっこい生き残りを賭ける赤貧写真家の徒然なるブログである。

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ルミナリエを見る [2007年12月17日(月)]

冬の風物詩として定着した神戸ルミナリエ。ここ数年いつもささやかれているのが、「ルミナリエは来年開催されるか?」。

理由は財政難。その運営資金を地元企業や商店街、スポンサーから賄っているのと同時に、会場では来年の開催につなげるための「1人100円募金」呼びかけも盛んに行われている。今年は会場内あちこちで、募金箱を持った人が立っていた。初めて見る光景だ。

一昨年(05年)からは、開催時期をもっとも集客を見込めるクリスマスをはずして前倒しした。何でだろうと不思議に思ったが、人が多すぎて予期せぬ事態に発展しかねないという懸念からだという。また、その来場者数の割には会場周辺のお店への売り上げの波及効果が現れていないそうだ。確かに、一部のコンビニを除けば客で混雑しているようには見えなかったし、私個人としても、ルミナリエを見に来たんだから、別の機会にできる買い物は必要ない、と考える。

95年阪神大震災の犠牲者への鎮魂のためにスタートしたルミナリエは、神戸旧居留地というハイカラな地に、これまでとは比較にならない芸術性豊かで立体的大規模なイルミネーションで観光客を呼び戻し、疲弊していた神戸復興への起爆剤としての期待もあったわけだ。これらの役割はもう十分に果たしたんじゃないか、と思う。

かといって、その趣旨や会場の規模、形態からして、また神戸ルミナリエをきっかけに、これまで単なる飾り付け程度だった冬の街中のイルミネーションが大規模化イベント化しながらも、いずれも無料であることを考えれば、有料化は難しいだろう。

やはりなくなって欲しくない。100円募金以外に、収益金の一部がルミナリエ開催資金になる記念グッズや宝くじを買っている。宝くじは一等50万円と高額ではないものの、当たれば全額カメラ関係機材に充てようと夢見つつ、いつも缶コーヒーくらいにしかならないが、ちょっとした楽しみになっている。
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