中秋の名月 [2007年09月25日(火)]
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『中秋の名月-かぐや姫はいずこ』
![]() 月を撮影するのは結構難しい。フィルム時代何度か撮ったがうまくいかなかった。適正露出がさっぱり掴めなかったからだ。 カメラ内臓の露出計では、全然違う価を示す。これは周囲の真っ黒な夜空を適正露出とみなすため、それに比べて明るい月は真っ白に写ってしまう。それを見越して数枚の段階露出をしたが、うち1枚がようやく月の模様がそれとなく解る程度だった。 月(満月)と写真は面白い関係があって、焦点距離×1/100の大きさに写る。つまり100ミリレンズで撮影するとフィルムには直径1ミリの大きさとなり、500ミリ超望遠なら5ミリとなる。 その頃持っていた200ミリ望遠レンズだと、フィルム上に写るのは2ミリ。実際これをプリントしてみても、真っ黒な背景にようやく月とわかる白っぽいものが写っているだけで、迫力のない、正直全然面白くない写真なのだ。 まさか、月撮影のために超望遠レンズなんて持てない。手っ取り早く大きくするには、トリミングがあるが、元の出来がよくない写真をトリミングしても、出来の悪さも引き伸ばすだけで、手間と高いお金をかける程のものじゃない。以来、億劫になって月を撮ることはなくなった。 デジタル化によって写り具合を、その場での確認ができるようになり、露出の難しい撮影に安心して取り組めるようになった。その間、300ミリ望遠ズームと焦点距離を2倍にするテレコンバータと、機材も増え改めて挑戦。 デジタル一眼だとレンズ焦点距離が、35ミリフィルムの1.6倍換算なので、300×2=600ミリ×1.6=960ミリ。撮像素子に写る大きさは9.6ミリ、と思いきやそれは変化なく6ミリ。 35mmフィルム36mm×24mmに対して、撮像素子の大きさはキヤノンだと22.5mm×15mmとなり、この画角の差が1.6倍相当(36÷22.5=1.6)になるだけのこと。つまりは、はじめからトリミングしているようなもの。面積比だと2.56倍となり、それをPC処理でさらにトリミングをすると、迫力ある写真になる。 これは結構楽しい。 |









