たまの休日に写真機材を抱えて京阪神のいずこかに出没、目指すは紀信かアラーキーか。みずからの愚かさ、未熟さ、時にはクライアントの理不尽さに嘆きつつも、世界を股にかけ写真を撮りまくることを夢想する・・・。
デジタル化の波に否応なく呑み込まれ、もみくちゃにされながらもどっこい生き残りを賭ける赤貧写真家の徒然なるブログである。

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東京、310  「便利なお店」 [2007年03月15日(木)]

昨年5月、東京に行ったとき持って行った文庫版地図が行方不明になってしまった。
それを買ったのは確か15年以上も前のことで、ちょっと、いやかなり古いけど、おおよその場所が判ればいいので、支障はないと思った。事実目的地へはその地図でたどり着くことができた。が、多少困ったことがないわけでもなかった。それは、当たり前だがその地図発行以降に開通した地下鉄等の路線が、載っていないこと。それが判っていれば、もうちょっと効率よく移動できただろう。

街とは時代と共に変容していくもの。東京のような大都市はその度合もスピードも速い。そんなことも踏まえ、新しいものを買おうと本屋に行ったが、どうも気に入るものが見つからず、そのまま東京に行ってしまった。

夜行バスで早朝、東京着。ふと、通りがかりのコンビニに入ってみた。それは地図を買おうとしたその本屋での出来事、若い二人連れの女性がやってきて、一人が地図を物色しはじめた。すると相方が「そんなんやったら現地のコンビニのほうが、もっとええもんあるよ。地元の人が使うようなものを置いてあるから」と言った言葉を思い出したからだ。

1、2分もしなかっただろう、そのコンビニを出た。そこで、見易く、都心部から郊外まで網羅され、なおかつ安いそんな欲しかった地図が、難なく手に入った。

「んナことあるかいな。本屋のほうがいくらでも選べるゾ」
たかがコンビニ、と思っていたが、結構意外なもん、されどコンビニであった。
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