たまの休日に写真機材を抱えて京阪神のいずこかに出没、目指すは紀信かアラーキーか。みずからの愚かさ、未熟さ、時にはクライアントの理不尽さに嘆きつつも、世界を股にかけ写真を撮りまくることを夢想する・・・。
デジタル化の波に否応なく呑み込まれ、もみくちゃにされながらもどっこい生き残りを賭ける赤貧写真家の徒然なるブログである。

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新春祈願 [2007年01月03日(水)]
近鉄東花園駅から徒歩10数分。毎年この時期に行われる全国高校ラグビー大会を観に行った。元々スポーツはTVでもほとんど観ない。ましてや競技場に足を運ぶなんて?!

高校生のころ、TVドラマ『スクールウォーズ』が話題になり結構ハマッタ。その主演山下真司が昨年『富豪刑事』というドラマで、捜査上ラグビー部の熱血監督に扮するという自らパロディを演じていたのには笑ったけど(その回のゲスト競演が「川浜一のワル」松村雄樹というからサービス万点)、そんなことはまったく動機ではない。

あらたにスポーツの撮影を試してみたかったのだ。いずれこのブログで書ければと思うが、これまで経験がなかったわけではない。しかし、動きの激しいスポーツを撮るのはやはりそれなりのテクニックが求められる。それ相応の動機や機会がないかぎり、なかなか始められる分野ではない。

しかしデジタルでは、フィルム代を気にすることなく連写ができるようになったので、そのハードルはうんと低くなったと言えよう。

70-300ミリの安物望遠ズームレンズをつけて撮影に挑むが、ラグビーはスクラムを組む場面が多く、この場合選手のお尻ばかりになってしまい、正直これは絵にならない。
かといってボールを持って疾走する場面は、動きが速く、オートフォーカスであってもピントあわせが追っつかず、またなかなかファインダーに収まらない。仕上がった写真を見れば、ほとんどが変な構図のボケボケ写真ばかり。仕事なら即刻クビだ!

フィールドに居並ぶ報道陣のカメラはいずれも数十万円、いや100万円はする最高級レンズを備え付けている。こういう時にレンズの差がはっきりと出るんだな。いくら高くてもプロの間でそれら最高級レンズが絶賛されるのは、その信頼性である。
<このレンズ1本で軽自動車1台買えるぜ>
「フン、どうせ会社持ちのレンズだろ」とうそぶくも、赤貧写真家には羨望とも絶望ともとれる目で見るしかない。

今日の撮影枚数は400枚ちょっと、フィルムにして約12本。仮に全てフィルムで撮ったとして、フィルム36枚撮1本300円、同時プリント1本1400円として計20400円。こんな額払えるか! まさにデジタル様さまである。400枚といっても多いのか少ないか、見当もつかないがこれだけ撮っても手応えを感じたものは数えるほどしかない。まだまだ前途多難なようだ。
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