たまの休日に写真機材を抱えて京阪神のいずこかに出没、目指すは紀信かアラーキーか。みずからの愚かさ、未熟さ、時にはクライアントの理不尽さに嘆きつつも、世界を股にかけ写真を撮りまくることを夢想する・・・。
デジタル化の波に否応なく呑み込まれ、もみくちゃにされながらもどっこい生き残りを賭ける赤貧写真家の徒然なるブログである。

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小さなワールドカップ       ―女子野球W杯観戦記 その1 [2008年08月29日(金)]

北京オリンピックで金メダルを期待された野球の星野ジャパンは、4位で終わった。世界の中での4位なので、けっして恥じるような数字ではないが、誰もが不本意であったことは確か。さまざまな要因があるだろう。

近年はTV視聴率が振るわないながらも、国内スポーツにおけるプロ野球の人気はなお高い。つまりは国内市場だけで十分なので、国際スポーツとして拡がらない野球競技が、北京オリンピックで最後となることへの危機感が薄かったのでは、と思う。実業団チームをプロ化、年間を通して各種カップや国際試合を組み合わせてその底上げを図り、ワールドカップ出場を果たしたサッカーJリーグとは状況がまったく異なる。

星野監督にしても、その人選の時点で疑問に思った。氏の人気や人望は認めるが、野球は監督がやるものではない。監督が広告塔になってしまい、肝心なチーム強化や戦略が見えてこない。上層部がどちらを向いているか分からないなか、おそらく監督自身もやりづらかったのではないかと思う。

選手たちにしてプロ12球団からの選りすぐりであり、ペナントレースという本来の持ち場からの長期離脱は、チーム成績にも影響する。敗退してもぶっちゃけ選手たちは億単位の年棒が待っているので、大きなマイナスにならない…。

チーム全体を覆っていた、そんなちぐはぐさを象徴するのが、主将・宮本選手の語った「相手の方が勝ちたい気持ちが上だった」という言葉だと思う。それを実感したのが、松山市で開催された女子野球ワールドカップだった。

高校野球準々決勝のひとコマ [2008年08月15日(金)]



正午、場内アナウンスとともにグラウンドでプレーする選手たちが、プレーを止める。球場ほぼ満員、約46,000人の観客全員が立って、サイレンとともに頭を垂れ、黙祷を捧げる。この間、わずか1分ほどの出来事、なんか慌ただしかった。うっかりしていると、何がなんだか分からなかったかもしれない。

8月15日終戦記念日、高校野球の熱戦で湧く甲子園球場で見られる恒例のシーン、強烈な陽射の中でのことだった。

その後、何事もなかったかのようにプレーが再開される。そのギャップに違和感をすこし覚えた。
延暦寺今昔物語 [2008年08月11日(月)]

夜、比叡山延暦寺に行く。ケーブルカーとロープウェイを乗り継いで高度があがるにつれ虫たちの鳴き声も違ってきて、ぐんと涼しくなった。なんだか懐かしい感覚がした。

連日最高気温35度前後。もう当たり前の数字になった気がする。夜になっても27〜28度、湿度も高く、蒸し暑い。明け方4時、5時くらいになってようやく静けさと涼しさに包まれるが、それもつかの間、8時を過ぎる頃からまたぐんぐんと暑くなる…、そんな日が続き、感覚がおかしくなりそう。

少なくとも10数年くらい前までは、こんなんじゃなかったように思う。夜はもっと涼しく、窓から入ってくるヒヤッとした空気が心地よかったのは、今はもう昔か。
暑中お見舞い [2008年08月02日(土)]

梅田から心斎橋まで散歩。歩くことは苦でないが、何処もかしこも、むあーっとした暑さはたまらない。日差しが強くて暑いんではなく、照り返しや廃熱で街全体がフタをされたような暑さ。

道頓堀の遊歩道で涼むが、あんまり変わらんな。暑さで疲れてきた。水辺が涼しいというのは、こういう環境では無理かもしれない。ちょっとドブ臭いし…。

えびす橋が改修され、小洒落た雰囲気になった。阪神が優勝すれば、また飛び込む輩が出てくるんやろうか。水は相変わらず汚いんやけど。
祇園にて [2008年05月11日(日)]

今日のお仕事撮影は日本舞踊で、会場は京都・建仁寺斜めの祇園甲部歌舞練場。京都の春を告げる都をどりの会場であることぐらいは知っているけれど、入ったことはない…と思ったら、その隣の弥栄会館内ギオンコーナーだった。が、建物を見て驚き。見事な帝冠様式の建物。定礎が「礎定」と右から書かれ、その年も「紀元二千五百九十六年」、バリバリ昭和初期モデルだ!

まあ、仕事でなければ、こういうところ来ることはないし、日舞の良しあしすらも分からんけど、やっぱ見る機会なんてないし、それなりにためにはなる。これも役得だよな。

日曜の夕刻、混雑する花見小路。午前中は隣接するJRA・WINSでやはり人だかり。不釣合いに思うけど 
弥栄会館手前が歌舞練場正面のひさし
ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ [2008年05月07日(水)]

連休最後の6日は、お仕事撮影。
宝塚の某所でピアノ発表会。いつもなら小学生〜高校生くらいまでが出演者なのと違い、今回は年齢層がずいぶんと高い。一人の小学生を除いてほとんどが大人。そのせいではないだろうけど、会場は落ち着いた雰囲気。とても気持ちよかった。

先月、神戸某所で、やはりピアノ発表会のときのこと。観客席は、ほとんどが出演者の家族や友人といった身内。だから人の出入りや席の移動が頻繁に見られる。まあ、それは仕方ない。かわいい我が子の演奏は間近で見たい。それが終われば、子どもとゆっくり時間を過ごしたいというなら、さしたる問題ではない。

が、親たちが演奏中ぺちゃくちゃ、ぺちゃくちゃ、ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ……。おしゃべりするわ、おしゃべりするわ、おしゃべりするわ……。会場全体が騒がしい。

出演者の年に一度の晴れ舞台を、思い出に残るように撮影するのが、私の役目。さして難しくはないが、集中力は必要。生ピアノの演奏を聴かせてもらうのは役得であると同時に、その集中力の緩急をつけさせてくれる。だから周囲が騒がしいと、気が散ってしょうがない。

さらにはそのひと月ほど前、奈良でも同じように騒がしく、とうとう場内放送で注意されるほどだった。それでも私の前にいた親御さんは、そんなことどこ吹く風、おしゃべりを止めはしなかったのには、あきれた。

いったいこの人たちは、何しにきたのか。おしゃべりなら外ですればいい。わが子の演奏さえ終われば、どうでもいいのか。親がそういう態度なので、子ども同士もおしゃべりする、歩きまわる、で落ち着きがない。人の演奏をしっかり聴けないなら、上達なんてしないと思うし、親がそれを分かっていない環境でピアノを習わされている子どもは、不幸だと思う。
桜 開花 [2008年03月27日(木)]

先週末、京都・円山公園でたった一本だけ咲いていた桜。すっかりぽかぽか陽気だったけど、花見にはまだまだと思いきや、東京や静岡では4月を待たずにもう満開だとか。えー?!

 桜の写真を特集 Click here!
干支にまつわるエトセトラ [2008年03月19日(水)]

今日、部屋の片隅に置かれた箱に放り込んだままの、過去数年分の年賀状を整理する。

「ああ、不義理しまっくてるなあ」
何回か年賀状を出さなかった年がある。それでも欠かさず出してくれる人に感謝、感謝。

官製年賀状は切手を貼る位置に、その年の干支のイラストが描かれている。今年は子(ネズミ)。昨年は亥、一昨年は戌…。しだいに遡っていく。
すると2001年、何対かの脚、広がった尾っぽ、頭から後ろに長く伸びたヒゲを持つ動物が出てきた。干支として見覚えがない。
「21世紀最初の年…、なに年やったっけ?」

一瞬「辰」とも思ったが、ずいぶんと寸胴だ。しばし悩む。そして判った。
「エビだな(見ようによっちゃゴキブリだ)。エビ年なんて…ないよな!」

確かにエビは縁起ものであり、おせち料理に欠かせない主役級でもある。年賀状に使われても違和感はない。他の年の年賀状と見比べなければ、見過ごしただろう。が、2001年は巳年、ヘビだ。イラストはエビ。駄洒落にもならんな、こりゃあ。
また、雪 [2008年02月25日(月)]

土曜の夜からまた、雪。そして日曜の朝には10センチほどの積雪。撮影現場の京都・亀岡に行くまでのあいだ、どこも一面銀世界。こりゃあ、2〜3日は雪が残るやろうな、と思う。

昼過ぎ、撮影を終え、京都市内に入る。と、とたんに雪景色が消えた。
もう融けたの…? 確かに天気は晴天だったが、外気温は4℃くらい。そんなに早く融けるとは思えない。路面も濡れていなかった。ということは、この辺りは降らなかった…のか。

夜遅くに帰宅。雪はほとんど残っていなかった。
朝見た、あの真っ白な光景が、まるでウソであったかのように思えた。
京...雪... [2008年02月17日(日)]

この週末、寒さはきつく、降雪の予報も出ていた。

が、日中は晴れ、「春遠からじ」と思わせるそこそこの陽気だったものの、陽が暮れる頃から急速に冷え込み、雪も舞ってきた。

寒い まだまだ冬ですな。
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