たまの休日に写真機材を抱えて京阪神のいずこかに出没、目指すは紀信かアラーキーか。みずからの愚かさ、未熟さ、時にはクライアントの理不尽さに嘆きつつも、世界を股にかけ写真を撮りまくることを夢想する・・・。
デジタル化の波に否応なく呑み込まれ、もみくちゃにされながらもどっこい生き残りを賭ける赤貧写真家の徒然なるブログである。

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今度はレンズが その2 [2008年03月21日(金)]
絞り羽根に何か引っ掛かった程度なら、一晩たてば案外、元に戻っているかもしれないと思ったけど、んなわけなかった。

しょうがないので、販売店に持って行って修理を頼むことにした。買って2ヶ月、まだ数えるほどしか使っていないので、納得いかないけど、中古なので文句の言いようがない。それを承知で、安く買ったんだから
今度はレンズが その1 [2008年03月20日(木)]
ファインダーを覗いていて、部隊が急に暗くなった感じがした。
「照明を落としたのかな。どうしてだろう?」
カメラから目を離した。すると、舞台はそんなに暗くない。「気のせいかな?」。

再びファインダーを覗く。「あれ、やっぱり暗い。(暗くないと思ったのは)気のせいかなあ…」。

その状態のまま、左目で舞台を見つめる。暗くなっていない。
「どういうことや?」と、カメラを三脚から外して確かめてみる。すると、レンズの絞りが絞り込まれたまま、つまり撮影する瞬間、レンズ内できゅっと丸まって光量を調整するヤツが、そのまま元に戻らなくなってしまった状態だった。どうりで暗いはずだ。ガラス窓のほとんどに、真っ黒い斜光版を被せたようなものなんだから。

しかし、カメラの仕組み上、通常こんな状態になるはずがない。とりあえず操作上関係あるところをいじってみるが、どうにもこうにもなんにもなんない。
オートフォーカスは動くので、絞り部分だけ可笑しいんだろう、って、笑ってどうすんだ?

絞り羽根に何かが引っ掛かったんだろうか。昔の機械式ならいざ知らず、今の電磁式レンズは何がどうなってんのか、さっぱり分からない。

つい2ヶ月前に買ったばかり、中古とはいえ、店の人は未使用品と言ってたので、新品同様と思っていた。これからは主力レンズとして、ガンガン使おうと期待していたのに…
雪の週末 [2008年02月09日(土)]


朝からちらついていた雪が、昼前から本格的に降りだし、たちまち積もってきた。

夕方からの撮影の打ち合わせのために京都へ。少し早めに行って、雪化粧の洛中を撮ろうと思ったら、Wao、メモリーカード忘れた!!

負け惜しみ? [2008年01月09日(水)]
新しくレンズを買った。レンズメーカー製の24〜70mmf2.8、大口径標準ズームというヤツで、いわゆるデジタル一眼専用ではない。ので、このスペック、中途半端な数字に思えるが、この2〜3年欲しいと思いつつ、既存のレンズを使いながらその必要性を再確認したもの。

仕事で屋内の舞台撮影などの機会が多く、明るいレンズは必須。広角側の画角がやや足らないけど、24mm(35mmフィルム換算約38mm)ならなんとかカバーできる範囲。望遠側もデジ一専用の50〜55mm(同80〜88mm相当)よりすこし離れた位置から撮る機会がしばしあり、70mmなら余裕。

そして将来的にフルサイズのデジ一を導入しても、そのまま使い続けられることも想定してのもの(それがいつになるのか、ホンマにそうするのかもまったく目途はないけど)。

この1年で4本目、これほど立て続けに買ったことは初めて。すべて中古ばっかりというのが、ちと悲しい。

本当は同等スペックで、評判が絶賛のメーカー純正のが欲しいんだけど、高くて涎は出ても、手が出せない。いや、無理すれば買えなくもないけど、買い換えも含め、必要な機材はまだまだある。それを考えれば純正との10万円ほどの価格差は、こちらを買わせるに充分な動機付けとなる。これを、負け惜しみとも言うが(To;)ゝ。


狐につままれる? [2007年12月30日(日)]
『CFカード受難その5 狐につままれる?』

先月に続いてCFカードを買う。2GB、100倍速で4140円也。台湾のメーカーP社製。実は、初めて買ったCFカードがこのメーカーで、以来3年間、一番安心して使っている。が容量128MBなのでさすがに、使いづらい。そしてこのメーカー、あまりメジャーではないのか、扱っているお店が少なく、なかなかお目にかかれないゆえ、密かに狙っていた。それを大阪駅前のOカメラ店で偶然見つけた。店員さんによるとメーカーから直接安く仕入れることができた、という。

先月買ったアメリカS社製1GB、133倍速4480円と比べても断然安い。100倍速か133倍速かはほとんど問題ない。いつも覗くだけで滅多に買わないそのお店だけに、たまには売上げに貢献しようと、即決して買った。

「おや? これと同じCFカード、確かYバシカメラにも置いてあったな。今さら見てもしょうがないけど、見てみよう」
歩いて数分、いつもたくさんの客でごった返すYバシのショーケースにずらりと並べられた同じCF、12800円也。

なんなんだ、この価格差は? 市場原理では説明のつかない、いや市場原理だからこそか、この数字にマジックに、得したという気分より、狐につままれたような不思議な気持ちになった。
一難去って [2007年12月26日(水)]
デジタルカメラ受難 その5 一難去って

そんなこんなで、シャッターユニット交換の見積もりに対して「新しいカメラを購入することも検討します」と答えて、見送った。これはどうしようもなくなった最後の手段として置いておこうと。

そうすると、10Dで同時に依頼していたフラッシュとの接続箇所、ホットシューの交換について、50mmレンズのピント不具合調整に続いて工賃だけでなく部品代まで無料にしてくれるという思わぬ回答を得た。私は「検討する」と言っただけで、買うと言ってないし、それがいつになるかも分からない。買うにしても中古かもしれない。そうすればメーカーには1円の利益にもならないのに、ずいぶんと大盤振る舞いをしてもらえた(10Dも20Dも中古で買った、とはもちろん言えない)。

レンズの不具合を見てもらうことから派生した予期せぬ受難続きに覚悟していた負担は、予期せぬ展開ゆえ、かえって免じられたわけだが、結果それはカメラ本体再構築の必要性に迫られるという根本問題との引き換えだった。

デジタルカメラ切り替えにともない、主要な機材のほとんどが入れ替えとなり、その出費のやりくりもまだ続く中、限られた予算からどういった組合せで、ボディーを揃えていくのか、また悩まされる。

一難去ってまた一難。今度は財布の受難が待ち受けている。
いつまでも もつと思うな [2007年12月19日(水)]
デジタルカメラ受難 その4 いつまでも もつと思うな デジタル一眼
  
もう1台のデジ一EOS-20Dは10Dの1年後に購入したが、格段の使い勝手の良さから、仕事にプライベートに使用頻度は高く、2年ほどで10Dの57,000回に匹敵するくらいのシャッターを切っていると思う。そして耐用回数も同じ3万回という。つまり、20Dもすでにシャッターユニット交換の時期なわけだ(現実には倍近く撮っているので、もっと持つわけだろうが、サービスセンターの人いわく、「個体によってまちまちですね」)。

仕事でデジカメを使う以上、その耐久性は重要な要素だが、私のような週末プロカメラマンにとっては、そこは多少抑えてもまあ、さして支障はない。最高級機1Dクラスでないとどうしても撮れないというような状況は、あまりない。購入価格や諸機能を総合すれば、中間クラスのカメラも決して引けをとっていないと思っていた。これまでは。

が、20D以降の機種(5D〜)では、シャッター耐用回数が3倍以上の10万回(1D系は30万回)と大幅に向上し、その高耐久性がカタログにしっかりと記載されていることを、今回、気付かされた。そして、どれほどの高機能であっても、シャッターが切れなければただのガラクタにしかならないデジタルカメラの、今まで気にしていなかったこのシャッター耐用回数こそ、スペックとして重要視し、選定基準にすべきでは、と思った。

10Dは約10万円、20Dが14万円弱で購入、ともに3万回。1枚撮るごと3.3〜4.6円ほどかかる計算だ。2台で交換費用は約10万円。これまでと同様の使い方をすれば、およそ1年半で再び3万回を超えてしまう。最新機種の40Dなら12〜13万円、1枚1.2〜1.3円とぐんと安くなる。1Dmk3なら50数万円、1枚2円弱で、それぞれ4年半、13年半と持つことになる。あくまでも単純計算だが…。と考えると前者のシャッターユニット交換は急場しのぎであり、1〜2年持たせるための出費としては高い。

なるほど、デジタル一眼カメラの新製品のサイクルが2年くらいなのは、ある意味妥当な期間のかなとも思った。
やっぱりそうなるのかな? [2007年12月15日(土)]
去年と同じ場所、同じ行事の撮影のため亀岡のとある幼稚園に向かうが、ことしは現場での準備作業が減ったので、朝明るくなってから家を出ても十分間に合った。

撮影そのものは3時過ぎに終了。会社に戻る途中にある嵐山に寄り、京都花灯路を見る。去年も同じスケジュールだったけど仕事を優先してそうはしなかったが、今年は逆の発想になった。

この時期の撮影の仕事はその日中に完了せず、家に持ち帰り、次週、さらにその次週まで持ち越すことが多い。中途半端で終わらせるくらいなら、今日の作業は最小限にとどめ、残りの時間とエネルギーを他に費やすことに切り替えた。今回は時間も場所も無駄がない、一石二鳥、願ったりかなったりの思いだった。

仕事用撮影機材一切を持ったまま、たくさんの人が行き交う中、またカメラを持って歩くのは難儀だが、せっかくのこれだけの機材、使わな余計荷物になるだけと思い、三脚を拡げて存分に撮って周った。

夕方5時前に始まり、2時間もあれば十分だろうと思っていた花灯路の撮影は、消灯時刻間際の8時過ぎ、カメラの電池切れでようやく終了。それから会社に戻り、とりあえず撮影データだけをサーバに移し、明日の撮影の打ち合わせをしていたら、たちまち時間は過ぎ、結局これまでと変わらない、最終電車ぎりぎりになってしまった。はぁあ…。


57,000回 [2007年12月11日(火)]
デジタルカメラ受難 その3 57,000回

「お客さま、これまで何枚くらい撮影されてますか?」
「分かりませんが、相当撮ってますよ。仕事で使っているので、1日1000枚以上撮ることもよくありますから」
「そうしますと、シャッターの耐用回数を超えているかもしれませんね。お調べしましょうか?」

別のスタッフが出てきて、私のカメラを持って奥に入っていった。ほんの2、3分もあっただろうか。
「およそ57,000回ですね」と、そのスタッフはカメラを片手に戻りながら言った。その数字は、とっさにした自分の中でのおおざっぱな計算と大きな差はない。
聞けば、EOS-10Dのシャッター耐用回数は3万回とのことで、ゆうに倍近くになっている。
全身高精度電子回路となったデジタル一眼カメラの唯一メカニカルな箇所、シャッターは当然一番負担のかかるところ。その耐用限度があることはもちろん承知していたけど、それが3万回とは知らず、ましてやわずか3年の使用でそれを超えてしまうとは思わなかった。

デジタルカメラの普及以降、特にスポーツを撮るカメラマンから持ち込まれる機材に、こういう現象が見られると、スタッフは言う。つまりカメラの他の箇所の点検や修理の依頼のときに、あわせてシャッター回数を調べてみると、その耐用回数に近づいているか、超えていることが発覚するという。

そうでなくても、デジタルはフィルムの数倍はシャッターを切る。特にシャッターチャンスのタイミングが被写体の激しい動きに委ねられるスポーツでは、後作業はともかく、撮れば撮るほど決定的瞬間を残せる可能性が高くなり、フィルムでは躊躇われたこと―コストやフィルムの交換―から解放されたこともあり、その傾向がより顕著になっている。
調子こいて1日何百枚も撮っていたが、∞なわけではなかった。

結局、シャッターユニットの交換を勧められたので、見積もりしてもらったが、その費用は約5万円と言われ、気は進まなかった。というのは、問題はそれだけではないからだった。
リフレッシュ・フラッシュ [2007年12月04日(火)]
デジタルカメラ受難 その2 リフレッシュ・フラッシュ
   
「お客様、フラッシュは特に問題がないようですが…」
そう言われたとき、こちらも返答に困った。概してこうなるのだ。サービスセンターの人が私の持ち込んだフラッシュの点検をすれば、これまでの不調はどこへ、快調に発光を繰り返していた。

レンズのピントの件について、事前にメーカのサービスセンターに問い合わせてみた。
「レンズだけの問題だと考えられますが、念のためボディもお持ちいただければ、そのボディにあわせて調整します。それで大丈夫だと思いますが、他のボディでもピントが合わないようであれば、またご相談ください」
とのことだった。以前から外付けフラッシュが光らないことに頭が来ていた私は、フラッシュとともに特にそれがひどいEOS-10Dを持っていくことにした。ついでなので、これらの調子も見てもらおうと。口頭で説明するより、実際に不具合をその目で確かめてもらう方が早いからだ。

なのに、何の問題もない状態にあることに、余計腹立たしさを覚えながらも、それをあらわにできない。が、チェックはサービスセンター備え付けのカメラに取り付けられてなされたものだった。用意したボディはまだ手元。

「特にこの10Dとのときに光らないことが多いんです」
と、自分の訴えの正しさを強調するよう、カメラを差し出しながらに言った。すると
「お客さま、このカメラは相当使いこなされてますね。どういうものを撮影されますか?」
一見して分かるほど、ところどころ地金が見えるくらい塗装が剥げ、擦り傷なども目立つそのボディをさして言われた。
「仕事で使っているので、主に学校行事が多いですね。運動会とか。それと各種の発表会なんかです」

ふとフラッシュの取付け箇所であるホットシューを見てみた。フラッシュ側の接点金具にそってきれいに筋ができている。数え切れないほどフラッシュを抜差ししているうちに、接点箇所が削られ、接点不良となったことが一瞬にして悟られた。
灯台下暗し。原因はフラッシュの不良ではなく、酷使による物理的障害とは思いもよらなかった。

仕事でもプライベートでも使い続けてきたとはいえ、週末プロカメラマン、使用頻度は専業プロに比べればずっと少ない。購入してわずか3年で接点が擦り切れるほど、やわいものなのかな。確かにEOS-10Dがプロ仕様でないことは承知していた。こういうところにその差が出てくるんだろう。

そして、それに追い討ちをかけるような展開が次に待ち受けていた。
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