たまの休日に写真機材を抱えて京阪神のいずこかに出没、目指すは紀信かアラーキーか。みずからの愚かさ、未熟さ、時にはクライアントの理不尽さに嘆きつつも、世界を股にかけ写真を撮りまくることを夢想する・・・。
デジタル化の波に否応なく呑み込まれ、もみくちゃにされながらもどっこい生き残りを賭ける赤貧写真家の徒然なるブログである。

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フラッシュが光らない [2008年08月07日(木)]

先日、集合写真撮影のときのこと、クリップオンのフラッシュが光らなかった。
こんなことはよくあることで、カメラマン泣かせのひとつだ。たいがいは撮影前のチェック時は問題なく、いざ本番というときに順調に発光しなくなるから、やっかいなんだが、今回はチェックの時から快調に、そして何十回と試したが最後の最後まで発光しなかったので筋を通している(?)。

接点不良なら、面倒でもフラッシュとカメラの間をしっかりと片手で押さえていれば光るので対処できるが、これもまったく効かない。結局、本番では何事もないかのような顔つきで撮影を済ませた。

後日、カスタムファンクション(カメラを使用者個人の使い方に併せて一部の機能やボタンの割当てを変更させる)を見ていて、その原因が分かった。「カスタム機能  ストロボの発光 1:しない」となっていたのだ。
これじゃあ、光るわけがない。いつ何処でこんな設定をしたのか覚えがない。いや、こんな設定があること自体知らなかった。勘違いしたのか、見誤ったのか定かではないが、いつの間にやら変えてしまったらしい。

そりゃあ確かに撮影内容によってはフラッシュ発光禁止というケースもあるけど、そういう場合は電源を切る、フラッシュを取り付けない、さらにはボディによる発光禁止モード、などの手段をとる。いちいちボタンをあちこち押して変更するなんて面倒だし、今回のような必要なときに発光ミスを誘発する可能性だってある。

しかし、イッタイゼンタイなんだってこんな変てこりんな設定変更の選択肢があるのか、まったくもって奇妙奇天烈、摩訶不思議だ。
環境にやさしく [2008年07月09日(水)]

『CFカード受難 その後』
某台湾製256MBと512MBのCFカード、買った当初は他メーカーの半額近い破格の安さで、財布にやさしかった。名もなきメーカー品、こんなに安くて大丈夫かいな、という不安をよそに大活躍してくれたが、07年秋、突然書込みエラーを連発、続いて読込エラーとなり、ついにはPC本体もフリーズするほどの認識不能までに。やっぱ安物は危険だなあと思いつつ、なんとか復旧を試みるも、高度なデジタルテクニックを持たないので断念した。

先日、ふとダメもとでとあるユーティリティーの完全データ消去機能、ゼロライト(データをすべてゼロ=0にする)というものをしてみるとアラ不思議、書込み読込みとも復活したじゃあ、あ〜りませんか。

最近のメモリーカード価格の下落で、ようやっと大容量CFカードを揃えたため、いまさら主力として使うことはないが、まあプライベートでしかも予備とか、データの外部保存程度なら使えるだろう。今度は環境にやさしかった。洞爺湖の首脳たちに報告しようか?


ひやひや修学旅行同行記 [2008年05月24日(土)]
この仕事はいいも悪いも現場では、一人でこなさなければならない。会社の眼がない分、気楽にできるメリットがある反面、ピンチの場合、誰もフォローしてくれないことでもある。

2日間で撮影すべきものは、3箇所でのクラス集合写真、5〜6人ずつのグループ写真、1000枚前後のスナップ写真。決して無理な注文ではない。1日目は1300枚弱、充分すぎるくらい撮ったなと、思い終えた。

翌朝も6時過ぎから撮影開始、だが用意した3個の電池のうち、2個が次々と切れてしまった。全部で2000枚以上撮れると思っていたが、経年劣化でかなりヘタっていたようだ。残り1個も、いつ切れるかわからない状態。デジカメ専用の充電池なので、そこいらのコンビニで買い足すこともできない。充電器があれば、合間をみて充電もできるが、“2000枚以上”を過信したため、用意していなかったのは、大失態。撮影は夕方まであるのに、いきなり大ピンチだ。

この場合、電池を抜いてしばらく休ませれば少しは復活するが、何十枚も撮れるわけではない。多少スナップ写真を犠牲にしても、少なくとものこり1箇所の集合写真まで電池が持つかどうかさえも、冷や汗ものだった。もしこれらが撮れなければ、子どもたちの楽しみや思い出を台無しにしてしまうわけで、なんのために同行しているのかわからない。かと言って、子どもたちの「写真撮って〜」の声を無視するわけにもいかず、1枚だけ撮って、近くにいる子をあわせて撮ることもやめて、しのぐことにした。

午前中、淡路島の伝統芸能である人形浄瑠璃館を見学した後、人形と一緒に写真を撮りましょう、となった。これは館側の計らいであり、素晴らしい提案である。写真として付加価値が高まるし、売上げにも貢献できる。が、内心はここで電池切れを起こしたら最悪だ、と心細い状態。

その直後、次の見学地で予定していた集合写真が降り出してきた雨で撮れそうもないということで、急きょこの館内で撮ることに。これは少しでも早い方がいい。すこしホッとするが、ここでも昨日1クラス6枚撮っていたのを3枚に減らすくらいシビアになっていた。

その後、最後の見学地でも枚数は減らしながらもひと通り撮ることができ、2日目計約350枚と1日目約1300枚とのバランスの悪さはともかく、なんとか体裁だけは保てたと思うが(?)、今日1日は、昨日までの楽しい気分は吹き飛び、ちゃんと仕事できてないやん、と居心地悪く、最悪、2日目のギャラは返上しなくてはいけないかも、という思いがかすめた。

わずかひと掴み程度の大きさの充電器、これからは絶対に用意しておこう。


わくわく修学旅行同行記 [2008年05月23日(金)]

基本休日稼動ビンボーカメラマンにとって修学旅行の同行撮影は、たいがいが社員カメラマンでまにあうし、平日の1、2泊くらいでも都合が付かないので、なかなか機会がないが、今回4月初め頃にオファーがあり、せっかくだと思って挑むことにした(よほど人がおらんのやな、とも思ったが)。

京都のとある小学校、行き先は徳島・鳴門と淡路島。ちょっと近くて地味なんじゃないの、と思ったけど、気分は私が年に何度か行く撮影旅行みたいなもの、子ども中心の撮影内容ということと、団体行動という違いも仕事なのでわり切れる。小学6年生くらいなら、まだまだ素直でかわいいもの。ただ1泊2日では顔も名前もほとんど覚えられないし、会話もそんなにできない。願わくば同じ学校に何度か撮影で出かけ、もっと子どもたちのことを知り、信頼関係ができたほうが、撮影がスムーズにいくと思うけど、小学校だと写真の仕事自体が少なく、またあったとしても、毎度私に役割が回ってくるわけじゃないので、難しい。

この修学旅行の一番の見所は、1日目の鳴門の渦潮。これは干満の関係で、日や時間によって渦の見え方や大きさに差がある。この旅行では、その日の潮流が一番大きくなる時間に合わせての行程で、実はこの渦潮、2年ほど前に私は個人的に観にいったけど(写真='06/7撮影)、そのときよりもダイナミックではっきりと渦が見られたのは、予測がつかない自然相手だけに、子どもたちは幸運だったと思う。

この仕事はいいも悪いも現場では、一人でこなさなければならない。撮るべきものと最低限の枚数と、相手との対応をこなせれば、会社の眼というものがない分、のびのびというか、気楽にできるメリットがある。修学旅行の同行なんてまさにその極みで、ほんとに仕事してんのかな、という感覚にさえ、とらわれる。 経費はもちろん会社持ち、1日目の最後、全ての撮影を終えて、宿泊先の温泉に入りながら
「あ〜、こんな贅沢していいのかなあ。うちの会社しぶちんだからな〜」
と少し心配になった。
ポートレート撮影も楽じゃない [2008年05月04日(日)]

今日は年数回参加している女性ポートレート撮影会。
女性をモデルに撮影するのは、やはり楽しいが、撮影中はたいがい頭ん中真っ白状態で、構図とかどんな表情やポーズがいいのか、思いつかない。モデルがくるくる変えていく表情を、捉まえるのが精一杯。なので、自分でも上手いとは思っていない。

ためらいながら、ない頭でちょっとでも考えながら、ともすると上がってしまうテンションを抑えながら撮っていく。フィルムのときの感覚を思い出すように…。

のつもりだったが、これまでになくハイペース。結果、仕事を除く、1日の撮影枚数として過去最高の、925枚。それまでの最高は、昨年(07年)9月青森県米軍三沢基地907枚、ついで8月の広島県大久野島毒ガス工場跡824枚で、ポートレートでは696枚だった。そのときも気持ちを抑えつつのつもりが、これだけの数字。そうでなければ、倍くらいになってたかもしれない。

別にそれがダメなわけじゃなく、後の整理作業を考えると、やはり少ない方が楽で早く終わるし、粗製濫造なんてしたくない、といった意識も働いてのこと(細かく見れば、ポートレートは日中3時間ほど、単位時間あたりは、断然こちらが多い)。

いずれもODC撮影会

しかしデジタルの特徴で、フィルム交換のわずらわしさや、1本使うごとに、ん百円かかるという制約から解放されるため、シャッターチャンスを惜しむ必要もない。「いい」と思ったときは、どんどん撮る方がいい結果を残せるんだから。そうでなければ、モデルにも失礼だし。

いつも、このふたつの感覚を行ったり来たり。写真の奥深さを痛感する。
今度はレンズが その3 [2008年04月13日(日)]
修理に出したレンズがようやく戻ってきた。約3週間、この間、使用機会がなんどかあったのに、それを逃したことはもったいない。

修理伝票をみると、「故障箇所 ご指摘の不具合を確認いたしました。絞り作動不具合につき調整いたします。」、「対応内容 絞り調整を致しました。」と書かれているが、これでは故障の原因も、どう調整したかも、具体的なことは何も分からない。

修理代金は9066円也。中古品のため、こんなこともあろうと中古用補償を掛けていたので、直接の負担はなかったけど、詳細不明の故障で9000円とは、また同じことが起こらないとは限らない。先が思いやられるな…。


今度はレンズが その2 [2008年03月21日(金)]
絞り羽根に何か引っ掛かった程度なら、一晩たてば案外、元に戻っているかもしれないと思ったけど、んなわけなかった。

しょうがないので、販売店に持って行って修理を頼むことにした。買って2ヶ月、まだ数えるほどしか使っていないので、納得いかないけど、中古なので文句の言いようがない。それを承知で、安く買ったんだから
今度はレンズが その1 [2008年03月20日(木)]
ファインダーを覗いていて、部隊が急に暗くなった感じがした。
「照明を落としたのかな。どうしてだろう?」
カメラから目を離した。すると、舞台はそんなに暗くない。「気のせいかな?」。

再びファインダーを覗く。「あれ、やっぱり暗い。(暗くないと思ったのは)気のせいかなあ…」。

その状態のまま、左目で舞台を見つめる。暗くなっていない。
「どういうことや?」と、カメラを三脚から外して確かめてみる。すると、レンズの絞りが絞り込まれたまま、つまり撮影する瞬間、レンズ内できゅっと丸まって光量を調整するヤツが、そのまま元に戻らなくなってしまった状態だった。どうりで暗いはずだ。ガラス窓のほとんどに、真っ黒い斜光版を被せたようなものなんだから。

しかし、カメラの仕組み上、通常こんな状態になるはずがない。とりあえず操作上関係あるところをいじってみるが、どうにもこうにもなんにもなんない。
オートフォーカスは動くので、絞り部分だけ可笑しいんだろう、って、笑ってどうすんだ?

絞り羽根に何かが引っ掛かったんだろうか。昔の機械式ならいざ知らず、今の電磁式レンズは何がどうなってんのか、さっぱり分からない。

つい2ヶ月前に買ったばかり、中古とはいえ、店の人は未使用品と言ってたので、新品同様と思っていた。これからは主力レンズとして、ガンガン使おうと期待していたのに…
雪の週末 [2008年02月09日(土)]


朝からちらついていた雪が、昼前から本格的に降りだし、たちまち積もってきた。

夕方からの撮影の打ち合わせのために京都へ。少し早めに行って、雪化粧の洛中を撮ろうと思ったら、Wao、メモリーカード忘れた!!

負け惜しみ? [2008年01月09日(水)]
新しくレンズを買った。レンズメーカー製の24〜70mmf2.8、大口径標準ズームというヤツで、いわゆるデジタル一眼専用ではない。ので、このスペック、中途半端な数字に思えるが、この2〜3年欲しいと思いつつ、既存のレンズを使いながらその必要性を再確認したもの。

仕事で屋内の舞台撮影などの機会が多く、明るいレンズは必須。広角側の画角がやや足らないけど、24mm(35mmフィルム換算約38mm)ならなんとかカバーできる範囲。望遠側もデジ一専用の50〜55mm(同80〜88mm相当)よりすこし離れた位置から撮る機会がしばしあり、70mmなら余裕。

そして将来的にフルサイズのデジ一を導入しても、そのまま使い続けられることも想定してのもの(それがいつになるのか、ホンマにそうするのかもまったく目途はないけど)。

この1年で4本目、これほど立て続けに買ったことは初めて。すべて中古ばっかりというのが、ちと悲しい。

本当は同等スペックで、評判が絶賛のメーカー純正のが欲しいんだけど、高くて涎は出ても、手が出せない。いや、無理すれば買えなくもないけど、買い換えも含め、必要な機材はまだまだある。それを考えれば純正との10万円ほどの価格差は、こちらを買わせるに充分な動機付けとなる。これを、負け惜しみとも言うが(To;)ゝ。


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