たまの休日に写真機材を抱えて京阪神のいずこかに出没、目指すは紀信かアラーキーか。みずからの愚かさ、未熟さ、時にはクライアントの理不尽さに嘆きつつも、世界を股にかけ写真を撮りまくることを夢想する・・・。
デジタル化の波に否応なく呑み込まれ、もみくちゃにされながらもどっこい生き残りを賭ける赤貧写真家の徒然なるブログである。

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思わぬ4連休に [2006年11月26日(日)]
仕事先の都合で23〜26日まで4連休となったので、撮影のための遠出でもと思った。4日間で撮影する枚数は1000枚は下らない。2000枚くらいになってしまうかもしれない。が、クリスマスの頃までほぼ毎週末、撮影のスケジュールが入り、他の日もその編集作業で追われるので、それらの写真を整理するゆとりは年内はなさそうだ。

「映像は生もの。すぐに発表しなければ価値はない」
10年ほど前、とあるジャーナリストに教わった言葉だ。
個人的に撮る写真は、いつ整理しようがしまいが何のお咎めもないことにまかせて、まともに実践できていない。時間がたてば撮影したときの情況も忘れてしまうし、今さらという気持ちもあってますますやらなくなってしまう。そんなこんなで溜まりに溜まった写真がフィルムも合わせて幾千枚。

デジタルになると撮影の量は飛躍的に増えた。フィルムでは多くても1日4本(36枚撮)くらいだったが、デジタルだと軽くその2〜3倍は撮ってしまう(仕事だとおよそ2500枚、フィルムにして70本くらい撮ることもある)。フィルムでは難しかった撮影手法を可能にし、すぐその場で結果が見られる特性を存分に活かせば必然と撮影量が増え、より質の高い写真を撮れるからだ。

というのは理屈で、気が付けば撮ることだけに夢中になりすぎて、あまりにも考えてないと、感じたことも遠征を取りやめた理由のひとつ。撮ってから考えるか、考えてから撮るか、撮りながら考えるか…。人それぞれだし、どれが正解でもないけど、考える作業がおざなりになればいいものは残せない。

出来映えはともかく作品に仕上げることで、撮影以外のいろんな要素が見えてくるようになる。まとまった休みでないと手が付けられない、なんて言い訳しながら、その連休を撮影に充てたなら、世話がない。この時期の撮影の仕事を、遠出を睨んで断ったついで、この連休は整理に費やすことにした。
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