たまの休日に写真機材を抱えて京阪神のいずこかに出没、目指すは紀信かアラーキーか。みずからの愚かさ、未熟さ、時にはクライアントの理不尽さに嘆きつつも、世界を股にかけ写真を撮りまくることを夢想する・・・。
デジタル化の波に否応なく呑み込まれ、もみくちゃにされながらもどっこい生き残りを賭ける赤貧写真家の徒然なるブログである。

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3月の所感 映画編 [2007年03月31日(土)]
劇場で観たのは1作だけ。あとは無料のPC向け動画放送。だんだん横着になってきた。

『どろろ』
『大魔神逆襲』
『ISOLA 多重人格少女』
『キャリー』
『妖怪大戦争』
『小さな中国のお針子』
『玻璃(ガラス)の城』
『ベッカムに恋して』
『ターミネーター』

感想は短くこの後で…。



『どろろ』 '07日・東宝 監督:塩田明彦

手塚治虫の原作では主人公二人はどちらも子どもだが、映画では結婚もささやかれている妻夫木聡と柴咲コウが主演ということで、どうかと思ったが、なかなか二人ともそんなことを感じさせない、いい演技をしている。アクション、CGとも素晴らしく、存分に楽しめる。
背景がだだっ広い大陸的大地だったので、中国かオーストラリアあたりでロケされたのかな、と思いきやなんとニュージーランド。日本より小さな島国なのに、あんな光景とは!
難を言えば、百鬼丸誕生の秘話が長すぎたこと。もっと謎めいていた方が、より楽しめただろう。

『大魔神逆襲』 '66日・大映 監督:森一生

『大魔神』シリーズ第3弾。3作とも同じ年に制作上映された。ストーリーはややだれ気味。大魔神は走ったり飛んだりする躍動的なヒーローじゃないけど、この作品でテレポーテーション(?)をするのは、ちょっと驚き。

『ISOLA 多重人格少女』 '00日・東宝 監督:水谷俊之

看板に偽りあり。多重人格少女はストーリーとほとんど、いや全然関係ない。あまりつながらない要素を盛り込んで、いずれも中途半端、焦点がぼやけている。

『キャリー』 '77米 監督:ブライアン・デ・パルマ

公開当時、それを紹介する雑誌に、全身血を浴びたすさまじい形相のキャリーのカットがあって、ビビってしまったと同時に、強烈な印象を残した。
原作はスティーヴン・キングで、悲しい青春物語にホラーを絡ませたという感じ。人間の負の一面を、うまく描き出している。
脇役のウィリアム・カット、ジョン・トラヴォルタ、ナンシー・アレンも印象的。しかし、みんな高校生には見えない、老けすぎ。

『妖怪大戦争』  '69日:大映 監督:黒田義之(『大魔神』特技監督)

日本の妖怪と、なぜか日本に飛来してきた古代メソポタミアの妖怪が対決。おバカな深みのない展開だが、無邪気に楽しめる。妖怪の造形も怖くなく、かわいい。

『小さな中国のお針子』  '02仏 監督:ダイ・シージエ

中国の定番、文化大革命を背景にした物語。あれれ、制作はフランスかいな。原作は世界30ヵ国でベストセラーとなった小説。下放された学生と、中国の山奥の文字を読めない娘との ほのかな恋愛劇だが、牧歌的で、ノスタルジー。そして全体にゆるい。

『玻璃(ガラス)の城』  '99香港 監督:メイベル・チャン

恋人同士である主人公2人の年齢設定に無理があるなあ。大学生〜20歳くらいの子どものいる親(40後半くらい)までを演じたわけだが、どちらにも見えない。
その二人も無理やり引き離し、無理やり再会させた感じで、それまでの展開も長くて、だるい。
レオン・ライの背中のオバQがとっても気になる。

『ベッカムに恋して』'02英 監督:グリンダ・チャーダ

ロンドンのインド系移民の女の子がサッカーに夢中になりながらも、インドの伝統を固守する親との葛藤を画く、ある意味何処にでもあるテーマだが、現代イギリスでもあるわけだ。お父ちゃんも葛藤するあたり、ちょっとホロっとさせられ、そこに、かつての植民地帝国の残滓がみられる。
イギリスってサッカー発祥の国なのに、女子選手には道があまり開けてないのかな? アメリカにサッカー留学するなんて。

『ターミネーター』'85米 監督:ジェームズ・キャメロン

何度見ても楽しめる。主役なのにほとんど台詞のない、シュワちゃんのひとこと、“I'll be back.”で、どれだけ稼いだことか。

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