走れ! 運動会カメラマン [2008年10月22日(水)]
![]() 運動会シーズンも終わり。 幼稚園や保育園の運動会の撮影がスポーツ写真にあたるとは、言われないだろう。まだ小さな子どもだから、程度は知れている。だからたいしたことないやんと思ったら、これがなかなか侮れない。 運動会の撮影はグラウンドの中に入って、子どもたちと一緒になって駆けずり回り、時には相手の1、2メートル正面から撮ることもある。あまたあるスポーツ写真のなかで、いくらプロでも競技中のフィールドに入って撮影するなど許されないこと。これが運動会カメラマンの最大の特権で、これを充分に活かさなければ、商品価値のある写真にはならない。 となると、目の前を駆け抜ける子どもたちとの相対速度は相当なもの 、オリンピック級アスリートを数十メートル離れた記者席から撮るのと、そう変わらないかも? シャッター速度は最低1/500。それ以下だと、小走り程度でも動体ブレとなる。が、これだけなら、まだ難しくはない。やっかいなのは、日中屋外なのにフラッシュを多用しないといけないことだ。ナンデかというと、晴天の場合、逆光だったり、帽子を被った子どもたちの顔が影になったりして、それが写真になるとほとんどわからなくなる。となると「我が子が写っていない!!(モンスターピアレンツ )」と言われ、これまた商品価値が下がってしまう。その影を消すためのフラッシュなわけで、シャッター速度を1/200〜1/250に設定しないといけない。最近の機種は、それ以上のシャッター速度でも同調できるFP発光機能を備えているが、これだと電池の消耗が激しく、またフラッシュ本体への負担も大きく、短時間で何枚も連写を繰り返す運動会ではおっつかないので、使わないことにしている。これまでこのブログで何度も書いたが、フラッシュが光らないなんてもう日常茶飯事なので、それを見越してある程度は顔が写るよう露出を微調整しながら、電池のチャージを確認しつつ、フラッシュ発光も確認しながらの撮影となる。比較的動きのゆっくりしたお遊戯系の競技なら、これでも大丈夫だが、やはり動体ブレは避けられない。そこでFP発光を使わずして、シャッター速度をわずかだが速くできる秘伝の技を編み出し、少しでも動体ブレを防ぐ。 さらに気をつけなければいけないのは、この時、ISO感度を100〜200の低めにすること。そうしないと、明るすぎて背景や子どもたちが真っ白になってしまう。 また、うす曇りや、距離が離れフラッシュ光が届かないといったときは、フラッシュ使用を止めて、シャッター速度を上げ、ISO感度を400にする。これによって絞りをf10〜13くらいまで絞込み、パンフォーカス気味にする。今どきのAFカメラならここまでしなくてもいいと思うが、たぶんこれはフィルムでかつマニュアルカメラ時代からの名残なんだろう。これで面白みには欠けるが、かっきりとした安定した写真になる。 これらのことを状況に応じて切り替えるわけだが、面倒な作業であり、忘れることもしばしば。どれかの設定を固定すれば、そんな煩わしさから解放され、撮影に集中できる。そのほうが失敗を減らせると思うんだが、なかなかそうでもない。 |








、オリンピック級アスリートを数十メートル離れた記者席から撮るのと、そう変わらないかも? シャッター速度は最低1/500。それ以下だと、小走り程度でも動体ブレとなる。が、これだけなら、まだ難しくはない。やっかいなのは、日中屋外なのにフラッシュを多用しないといけないことだ。
)」と言われ、これまた商品価値が下がってしまう。その影を消すためのフラッシュなわけで、シャッター速度を1/200〜1/250に設定しないといけない。最近の機種は、それ以上のシャッター速度でも同調できるFP発光機能を備えているが、これだと電池の消耗が激しく、またフラッシュ本体への負担も大きく、短時間で何枚も連写を繰り返す運動会ではおっつかないので、使わないことにしている。
