たまの休日に写真機材を抱えて京阪神のいずこかに出没、目指すは紀信かアラーキーか。みずからの愚かさ、未熟さ、時にはクライアントの理不尽さに嘆きつつも、世界を股にかけ写真を撮りまくることを夢想する・・・。
デジタル化の波に否応なく呑み込まれ、もみくちゃにされながらもどっこい生き残りを賭ける赤貧写真家の徒然なるブログである。

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わくわく修学旅行同行記 [2008年05月23日(金)]

基本休日稼動ビンボーカメラマンにとって修学旅行の同行撮影は、たいがいが社員カメラマンでまにあうし、平日の1、2泊くらいでも都合が付かないので、なかなか機会がないが、今回4月初め頃にオファーがあり、せっかくだと思って挑むことにした(よほど人がおらんのやな、とも思ったが)。

京都のとある小学校、行き先は徳島・鳴門と淡路島。ちょっと近くて地味なんじゃないの、と思ったけど、気分は私が年に何度か行く撮影旅行みたいなもの、子ども中心の撮影内容ということと、団体行動という違いも仕事なのでわり切れる。小学6年生くらいなら、まだまだ素直でかわいいもの。ただ1泊2日では顔も名前もほとんど覚えられないし、会話もそんなにできない。願わくば同じ学校に何度か撮影で出かけ、もっと子どもたちのことを知り、信頼関係ができたほうが、撮影がスムーズにいくと思うけど、小学校だと写真の仕事自体が少なく、またあったとしても、毎度私に役割が回ってくるわけじゃないので、難しい。

この修学旅行の一番の見所は、1日目の鳴門の渦潮。これは干満の関係で、日や時間によって渦の見え方や大きさに差がある。この旅行では、その日の潮流が一番大きくなる時間に合わせての行程で、実はこの渦潮、2年ほど前に私は個人的に観にいったけど(写真='06/7撮影)、そのときよりもダイナミックではっきりと渦が見られたのは、予測がつかない自然相手だけに、子どもたちは幸運だったと思う。

この仕事はいいも悪いも現場では、一人でこなさなければならない。撮るべきものと最低限の枚数と、相手との対応をこなせれば、会社の眼というものがない分、のびのびというか、気楽にできるメリットがある。修学旅行の同行なんてまさにその極みで、ほんとに仕事してんのかな、という感覚にさえ、とらわれる。 経費はもちろん会社持ち、1日目の最後、全ての撮影を終えて、宿泊先の温泉に入りながら
「あ〜、こんな贅沢していいのかなあ。うちの会社しぶちんだからな〜」
と少し心配になった。
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