たまの休日に写真機材を抱えて京阪神のいずこかに出没、目指すは紀信かアラーキーか。みずからの愚かさ、未熟さ、時にはクライアントの理不尽さに嘆きつつも、世界を股にかけ写真を撮りまくることを夢想する・・・。
デジタル化の波に否応なく呑み込まれ、もみくちゃにされながらもどっこい生き残りを賭ける赤貧写真家の徒然なるブログである。

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リフレッシュ・フラッシュ [2007年12月04日(火)]
デジタルカメラ受難 その2 リフレッシュ・フラッシュ
   
「お客様、フラッシュは特に問題がないようですが…」
そう言われたとき、こちらも返答に困った。概してこうなるのだ。サービスセンターの人が私の持ち込んだフラッシュの点検をすれば、これまでの不調はどこへ、快調に発光を繰り返していた。

レンズのピントの件について、事前にメーカのサービスセンターに問い合わせてみた。
「レンズだけの問題だと考えられますが、念のためボディもお持ちいただければ、そのボディにあわせて調整します。それで大丈夫だと思いますが、他のボディでもピントが合わないようであれば、またご相談ください」
とのことだった。以前から外付けフラッシュが光らないことに頭が来ていた私は、フラッシュとともに特にそれがひどいEOS-10Dを持っていくことにした。ついでなので、これらの調子も見てもらおうと。口頭で説明するより、実際に不具合をその目で確かめてもらう方が早いからだ。

なのに、何の問題もない状態にあることに、余計腹立たしさを覚えながらも、それをあらわにできない。が、チェックはサービスセンター備え付けのカメラに取り付けられてなされたものだった。用意したボディはまだ手元。

「特にこの10Dとのときに光らないことが多いんです」
と、自分の訴えの正しさを強調するよう、カメラを差し出しながらに言った。すると
「お客さま、このカメラは相当使いこなされてますね。どういうものを撮影されますか?」
一見して分かるほど、ところどころ地金が見えるくらい塗装が剥げ、擦り傷なども目立つそのボディをさして言われた。
「仕事で使っているので、主に学校行事が多いですね。運動会とか。それと各種の発表会なんかです」

ふとフラッシュの取付け箇所であるホットシューを見てみた。フラッシュ側の接点金具にそってきれいに筋ができている。数え切れないほどフラッシュを抜差ししているうちに、接点箇所が削られ、接点不良となったことが一瞬にして悟られた。
灯台下暗し。原因はフラッシュの不良ではなく、酷使による物理的障害とは思いもよらなかった。

仕事でもプライベートでも使い続けてきたとはいえ、週末プロカメラマン、使用頻度は専業プロに比べればずっと少ない。購入してわずか3年で接点が擦り切れるほど、やわいものなのかな。確かにEOS-10Dがプロ仕様でないことは承知していた。こういうところにその差が出てくるんだろう。

そして、それに追い討ちをかけるような展開が次に待ち受けていた。
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