たまの休日に写真機材を抱えて京阪神のいずこかに出没、目指すは紀信かアラーキーか。みずからの愚かさ、未熟さ、時にはクライアントの理不尽さに嘆きつつも、世界を股にかけ写真を撮りまくることを夢想する・・・。
デジタル化の波に否応なく呑み込まれ、もみくちゃにされながらもどっこい生き残りを賭ける赤貧写真家の徒然なるブログである。

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苦笑、チクショー、楽勝? [2007年11月07日(水)]
11/3 
3日、現場に到着し、準備を始めたとたん仰天した。「ありゃあー、カメラ1台使えない?!」

仕事では必ず2台以上のカメラを使う。そして撮影内容によって準備する機材は当然違ってくる。基本パターンはあるが、現場の様子等やこれまでの経験も加味して、入れ替えたり、追加したりして最良の組み合わせをしていく。今回、これまでの撮影であった不安定要因を解消できる組み合わせに変更した初めての機会だった。

このとき入念な機材チェックをすべきだったんだが、特に不具合の連発するフラッシュを主にチェックし、それを補正する機材を追加して終わった。少し冷静になって機材を見回すだけでも気付いただろうけど、「これで明日の撮影は完璧、楽勝だ」との思い込みで完全に抜けてしまっていた(具体的にはボディとレンズの組み合わせだが、詳述すると長くなるし、本題じゃないので、割愛させていただく)。

実のところ、最良の組み合わせといっても、現有機材内でのこと。いつもこっちがいいかな、あっちがいいかなと頭を悩ますものの、それはどんぐりの背比べのようなもの。撮影はできるが、余裕はない。上位クラスの機材があれば、そんな心配はなく、躊躇なくそれを選ぶ。それで対処できない撮影状況なんて、まずないからだ。が、代わりに財布に心配があり、いつもカメラ屋のショーケースの前で、躊躇している。

今回はそういった限られた機材の組み合わせが、完全にマイナスに作用してしまった。しかし、そんなときは何食わぬ顔をして、1台のカメラで平然と撮るのもプロの技(と思う)。2-1=1で、いつもの半分の労力で済んだ。ある意味、楽勝だった。
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