ブッシュ夫人の訪問

2007-06-30 23:01:36
一週間前に、「ブッシュが来るらしい」という噂をキャッチした。でも、周りの人に聞いても、「なんで?何しに?」と言うだけ。

「やっぱり、ジンバブエのあの状態を放置していられないんじゃない。それと米国大統領エイズ救済緊急計画(PEPFAR)の関連で来る」と、私たちは予想していた。

予想は半分は当たっていた。28日来ザしたのはローラ夫人。エイズ・マラリア対策と教育の普及に対し、米国の支援がどう使われているか視察する目的で、セネガル、モザンビーク、ザンビア、マリの4ヶ国を5日間で訪問した。

ところで、この訪問で迷惑したのは、彼女が滞在したホテルの宿泊客。私の知人は当日ホテルに予約を入れており、6時間以上のドライブを経てチェックインしようとしたら、「ブッシュ夫人が宿泊するので、他のゲストは受け付けられない」と言われた。あわてて他のホテルに問い合わせたが、どこも満室。滞在中の宿泊客もその間追い出されているので、分散していたのだ。結局知り合いに頼み込んで、泊めてもらうことにしたという。キャンセルするなら連絡くらいしろよ!って怒っていた。これが、国で一番と言われるホテルの対応。やれやれ。

米国大統領夫人のホームページ。
http://www.whitehouse.gov/firstlady/

家族や子供の話題

2007-06-29 05:38:03
夫の同僚に2人目の男の子ができた。夫の一番親しい人で、私も時々話をする間柄なのだが、子供が産まれる話は全く知らなかった。「良かったね!」と言って、プレゼントの相談をした。実は昨年2月、彼の海外出張中に奥さんは流産したが、家族は心配させないよう、帰ってくるまで黙っていたという経緯がある。

以前住んでいたフィリピンは、家族をとても大切にしており、話題も家族のことが多かった。でも時々うんざりしていたのは、初対面の挨拶で聞かれる「子供は何人?」の質問。「いない」と答えると、「どうして?結婚して何年?」なんて平気で聞いてくる。仕事上付き合う人ならまだしも、お店の店員や待合所で隣り合った人まで。子供のいない夫婦には結構きつい質問で、失礼だということを彼らは想像できなかったようだ。

ザンビアで、こういう質問をされることはほとんどない。英国の影響なのかと思っていたが、実は、たいていの家庭で子供の死を経験しているから、「家族は何人?」と聞いても、子供の数だけを聞いたりはしないそうだ。これはこれで、淋しい話だけど。

髪を切るには

2007-06-27 05:01:53
「髪はどこで切っているの?」というのは、引っ越し先で必ず尋ねること。日本でもお気に入りの美容院を見つけるのは大変だけど、海外、ましてアフリカとなると、髪質が全く違うのでなかなか難しい。

首都ならば欧州人の美容師さんや、外国人がよく使う美容院なんかもあるのだが、これが腕の割には結構高い。ザンビアに来て早々に、在留邦人の方に教えて頂いた美容院に行ったら、シャンプー・カット・ブローで7万クワチャ(2200円位)と言われて驚いた。なにせ、うちの町ではメイドさんの1ヶ月の給料が8〜12万クワチャ、庭師が15万クワチャという相場である。それ以来、行くのはやめた。

夫の髪は以前からずっと私が切っているので、我が家は床屋セット(鋏、スキ鋏、電気バリカン、ケープ)を備えている。ここのところ、私のは夫に切ってもらったり、自分で鏡を見ながら切っている。

先日、ベルギー人のリンに、髪はどこで切っているか聞いてみた。彼女はすらりと背が高く、化粧っ気のない爽やかな人で、私と同じくショートヘアーなのだ。
「ルサカに行ったときに切ってる。前に、ここのヘアサロンに行ったらハサミが見つからなくて、子供の工作用みたいな小さいので切り始めたので、途中でやめて帰ったの。時々、バート(旦那さん)にも切ってもらうわね」と言う。彼女もくだんの美容院で、2ヶ月に一度、シャンプー・カット(5万クワチャ)をしているようだが、ある時、左右が全く違っていて、翌日直しに出向いたこともあるそうだ。

「よかったら、私が切ってあげようか?うちに道具は揃っているから」と言ってみたら、
「是非、お願い」と言う。夫はバートとも面識があるので、週末ランチに誘って、その後、散髪をしてあげることにした。

散髪を始める前に、言っておいた。
「フィリピンにいた頃、中南米の知り合いがいてね。彼女達はいつも身なりに気を使って、綺麗にしていたんだけど。ある人が美容院に行って、髪の出来が気に入らなくて、担当の美容師を殴って帰ったことがあったのよ。リン、あなたはそんな人じゃないと思うけど。」

ところで、ランチは簡単なタイ料理を作り庭で食べたのだが、デザートは、リンが持ってきてくれたパウンドケーキ。
「ありがとう。あなたが焼いたの?」と聞くと、
「バートよ。ケーキは彼の担当なの」と言う。

こういう所にいると、男達は車の整備から家の補修、妻の散髪にケーキ作りまで、器用にこなさなければならないのだ。

英国風の食文化

2007-06-25 23:38:22
アフリカ在住の日本人の方々が、ザンビアに出張でいらしていた。
「治安も良く人が穏やかで、街がきれい」と好意的な感想の後、
「ただし、食事がひどい。単調で種類が少なすぎる。」

ビュッフェ形式の昼食と夕食のメニューは、「シマ(トウモロコシの粉を練ったもの)、ジャガイモか米(パサパサのインド米)、牛肉と鶏肉(トマトソース煮込み)、野菜2種類」というもので、これが毎食続いたらしい。ホテルの朝食は、目玉焼きにベーコン、煮豆、焼きトマト、トーストに紅茶か珈琲というものが一般的。これも、毎朝毎朝こればっかりだと結構辛い。
「英国の植民地だったから、食文化が発達していない」と意見がまとまったらしい。

英国について聞いたり調べたりすると、「英国に留学すれば、勉強だけでなくダイエットもできる」「英国人は味覚音痴」「どんなレストランでも繁盛する」「食文化と色気に対してはこだわりが薄い、フランスとは対照的」「英国人はウイスキー、タバコ、新聞だけで世界を征服した、とチャーチルも言ってる」等のフレーズが次々に出てくる。これは是非とも英国に乗り込んで、その食事を調査すべしと考えている。

テレビで見る限り、英国では普通のお宅でも、きれいで広くて機能的なキッチンが備わっているようなのだけど。宝の持ち腐れってになっているのかも。


お土産にいただいたガーナのチョコレート。カカオが香ばしい。

ホロホロ鳥のきもち

2007-06-18 23:22:24
先々週、風邪を引いてずっと家にいたので、ホロホロ鳥を餌付けしようと思いついた。まあ、猫の食事中に通りかかったら近寄ってくるから、半分は成功しているようなものかもしれない。どうもドライのキャットフードはお好みのようだ。以前調べた時、「昆虫、木の実などを食する」とあったので、食パンのふちについているパンプキンシードや、ピーナッツを与えてみることにした。

ホロホロ鳥は目が良いようで、後ろ側に落ちているものもパッと口にくわえる。すぐに餌をやる場所を覚えた。ニワトリの大きさだから、結構頭も良いのかもしれない。私にはまだ距離を置いているが、猫たちとは「群れている?」と思えるほど近くでも平気である。時々、羽を広げて威嚇しているし、いざとなればくちばしで攻撃するのだろう。それに屋根にも飛び上がれるから、猫達を恐れているようにも思えない。警戒心が強く非常に臆病な鳥というイメージだったが、「大胆でややあつかましい」に変わった来た。

さて一週間留守にしていたが、私を確認するとホロホロ鳥も走ってやってきた。どうやら顔は覚えているらしい。早速ピーナッツをやると、ガツガツと食べる。ピーナツがなくなると、キャットフードのお皿にちょっかいを出している。

ルサカでの後半は、退屈で孤独だったから、動物たちが仲良く集っているのを見て幸せな気分になった。でも、ドアの前にフンを落とすのはちょっと困る。

「キュピちゃ〜ん!」



「何か?」

『死んだ女性が生き返った?』

2007-06-15 16:49:35
(タイムズ・オブ・ザンビア、07年6月14日付記事より)

「北西部州のチャブマ地区で、4年前に死亡した女性が生き返ったと報じられた。この女性(少女)は2003年にムピンデ・ミッション病院で男児を出産したのち死亡したが、隣国アンゴラから、親戚の住むザンベジ地区に姿を現した。当地の警察がこの事件を確認したという。この女性は、父親と叔父により本人と認定されたが、口がきけない状態にある。

親戚によると、女性は2003年12月18日、死亡した当日に墓地に埋葬された。その後、となってアンゴラのモキシコ(モヒコ?)州で家畜として当地の女実業家に売られたが、屠殺される直前に、牛から人間に戻った。そのため女実業家は、女性をメイドとしてベングエラの金持ちに売り払ったが、2日後に口がきけなくなり、呪術師を呼んで薬草を額にのせてまじないをしたところ、彼女は消えた。ザンビア側に戻った彼女は、警察署に行き、両親の元に帰してもらうよう願い出たとのことである。」


ホラーなのかおとぎ話なのか・・・。政府系日刊英字新聞の一面に載っていた記事

国際会議場

2007-06-13 15:41:16
首都ルサカにある「ムルングシ国際会議場」に、初めて足を踏み入れた。
アフリカとアジアの計30ヶ国が参加する国際会議に夫が参加するのに、車で送迎を行っただけなんだけど。

ここは、各国からの要人との会談に使われたり、昨年10月の大統領選挙の開票場にもなっていた所。さらに、ミス・ザンビアのコンテストや、コンサート会場などにも使われている。

ゲートを入ると、迎えてくれたのはインパラ。駐車場の横で普通に草を食んでいる。ここは街中で、道路を隔てた向こうは映画館のあるショッピングモール。そんな場所でインパラの群れを見ることができて感激。





今回の会議では、当初オープニングだけこの会場を使う予定だったが、宿泊兼会議場になっている郊外のAホテルでは「恥ずかしい」との大臣の一声で、急遽、ほとんどの会議をこの国際会議場で行うことになった。ところで、その大臣は基調演説を1時間半予定していたそうだが、当日、突発的な事件の交渉に乗り込むことになり、欠席となった。代理に女性の事務次官がスピーチをこなしたとのこと。


ムルングシ国際会議場の外観。


会議場の中の様子。フランス語圏からの参加者もあるので、会場にはヘッドフォンと携帯式レシーバーが手渡され、同時通訳者が待機していた。



2日目の朝は、近くの学校の女学生達が出迎えてくれた。私は、雅子様をイメージして、にこやかに手を振ってみた。


ゲートに向かう帰り道、女学生達は手を振りながら、「シェイ、シェ〜イ!」
(だから、違うってば

テレビ事情

2007-06-07 23:04:53
ザンビアのテレビ局は、ザンビア国営放送(ZNBC)だけしかない。家庭用アンテナを立てて受信できるのは、このZNBCとキリスト教チャンネルの2局のみ・・
ちなみにZNBCの放送は、月〜金が午前10時から午前0時5分。土日は午前7時から午前0時5分。国内のニュースやレポートの他、英国BBCやドイツDWなどのニュース、日本の「Way of Life in Japan」なども放送している。

外国人やお金に余裕のある人達は、南アフリカの衛星放送DSTVを受信している。これを見るには衛星放送用アンテナとデコーダーが必要で、その購入費は約3万6000円。そして毎月の受信料を払うが、受信チャンネルの内容に応じて以下のように料金が変わる(最近ちょっと値上がり)。

1.コンパクト 30局(BBC、CNN、ZNBC、DW、National geographic、Hall Mark他)月額約3300円
2.セレクト  8局(Mnetアフリカ、BBC、ZNBC、Discovery他)月額約5500円
3.フルパック 66局 月額約8000円

それ以外に、別料金でアジアンパック(インド映画チャンネルなど)も有るようだが、日本語放送はなし。NHKワールドを見るためには、別の会社で専用のデコーダーを買って契約することになる。

我が家は、半年以上をテレビのない生活を送っていたが、昨年のワールドカップの時、大家さんが貸してくれた14インチのテレビで観戦して以来、テレビのある生活に目覚めてしまい、DSTVに申し込んだ。ちなみにDSTVのフルパックには中東のアルジャジーラやロシアテレビ、中国の英語放送、ユーロニュースなどのチャンネルまである。

デジタル放送なので、リモコン操作で番組紹介やスケジュールを見ることが出来、番組予約をすると自動でチャンネルが切り替わる機能も備わっている。また画面右上にメール表示が出て、「受信料の支払日が近いことをお知らせします」などというメイルが読めるようになっている。

さて、元々テレビ好きの私。最近はまっているのは、「デスパレートな妻達」。チャンネルが66もあるので、3つの局で異なるエピソードをやっているようだ。日本で話題になっていたので、試しに見てしまったら、これがスゴイ!「ありえない」ことが次から次へ展開する。例えば、再婚相手は先妻殺しの容疑で警察で事情聴取されたり、昏睡状態のボーイフレンドの入院先で知り合った男性と一夜を共にしたら彼が目覚めたり、夫の浮気で出来た子供を引き取ることになったり、代理母から産まれたのは黒人の赤ちゃんだったり。ネタバレになってしまったが、こちらでは「デスパレートな妻達3」が放送中。日本より早く見られることも、ちょっとうれしい。木曜夜8時半から1時間放映しているので、本日もかぶりつきで見てしまった(テレビが小さいから・・・)。

日曜の朝は韓流ドラマ

2007-06-04 18:14:40
日曜日の朝9時半頃、たまたまテレビをZNBC(ザンビア国営放送)にした。「レポーター」という番組が、ルサカ郊外の警察署の取り組みを紹介しており、それが終わると突然、ドラマの途中に切り替わった。

見覚えのある盲目の美女。それはクォン・サンウ主演の「悲しき恋歌」で英語字幕付。母のお気に入りだったので一緒に見たことがあった。ドラマは、彼女の叔母が米軍の兵士にプロポーズされ、結婚式をあげるところ。やたら食堂と食事風景の出る回で、20分程度。

その次は、日本の文化や生活を紹介する番組。この日は「島根県の出雲大社と石見銀山」「江戸指物師の技」「進歩するデジタルカメラ」「カワイイ(キティや、世界で使われているカワイイの紹介)」など。その後、日本製作の理科教育番組「脊椎動物」というのをやっていた。

「ザンビアの人はこれらを見て、全て中国と思ってるんだろうな」と、夫が言う。韓流ドラマでは街の看板はハングル、日本紹介の番組は日本の地図が出てきたけど、そんなことは気にしてないのかも。

しかし、ここで韓国のドラマが見られるとは、ちょっとした驚きだった。日本のものも、外務省広報室のビデオだけでなく、NHKの教養番組やドラマとか放送して欲しい。とりあえず「ジャングル大帝」なんてどうでしょう。

家政コース修了式

2007-06-02 18:22:40
5月30日、中央州が行っている家政科コースの修了式に参加した。

このプログラムは、職業訓練と家庭生活向上を目的とした、家政科の授業を行う半年間(6月〜12月)のコース。受講対象者は、職を求める若い女性や未亡人等、境遇や年齢も様々である。第二回目の今年は、250名から選ばれた42名が受講し(うち1名は男性)、生徒のほとんどは既に就職しているそう。終了式は、予算の関係か何かで大幅に遅れたらしい。


式を待つ修了生達。教育省がガウンを用意した。

週末に州知事の奥様が亡くなられ、当日の午前中に葬儀があったため、式は予定より一時間以上遅れて、3時過ぎに始まった。そのため来賓の顔ぶれも変わったようだ。主の来賓は舞台上に着席、両サイドには講師やお客や修了生の家族、それにコースの会場となっているブワチャ・ハイスクールの生徒などが着席。修了生はダンス音楽に合わせて、踊りながら登場した。

式の始まりは、ハイスクールの合唱グループによる校歌斉唱と国歌斉唱。ハーモニーが素晴らしく涙がでそうになった。



その後は、高校生によるローカルダンスのパフォーマンス。これは男女の駆け引き?それとも狩りのシーン?という、ちょっと粗野な印象。ザンビアのダンスは上半身はほとんど動かさず、腰を左右前後に微妙に細かく動かすのが特徴のよう。

続いて来賓のスピーチ。長いのや短いもの様々だが、良いところは、英語の単語をゆっくり区切って話すので、分かり易いこと。

来賓のスピーチの最中に、飲み物(ファンタオレンジとレモン)とスナック(マフィンとミートパイ)が配られる。スピーチの途中でも飲食はOKなのだ。



生徒の作った作品(レース編み、クッション、子供服、足マット等)を見る来賓たち。


さて、いよいよ修了証書の授与だが、その前に最近亡くなったスタッフの冥福を祈り、皆で「アメージング・グレイス」を歌った。証書の授与の折には、商業カメラマンが各人を撮影。また花束を持った母親・夫・友達などと抱き合っていた。



そして、優秀な生徒4名が表彰を受け、最後は修了生を代表して、唯一人の男性がスピーチ。式が終わったらもう5時前で、来賓達は学校の食堂で食事となった。私もちゃっかりご馳走になってしまった。



マンカピさん。ダカさんの娘のキッチンパーティで知り合った。この学校の教師で、式の最中も生徒やスタッフに細かく指示を出していた。また、式の司会を務めた女性もそのパーティで知り合った人。再会できてうれしかった。ダカさんのおかげで、貴重なイベントに参加できたことに感謝。
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