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オレンジへの憧れ

2007-07-20 07:12:44
ザンビアで美味しいもののひとつがオレンジ。

ちょっと前、農家の直売所で一袋(9Kg)をK18,000(約600円)で買った。物価の高いザンビアにしては、かなりお値打ち品だと言える。スーパーには南アフリカ産やジンバブエ産のものもあるが、ザンビアのものは皮が黄色っぽく、酸味が強く、私好みである。

オレンジの原産地はインドか中国南部で、甘いオレンジは15世紀にインドからポルトガル商人が持ち帰り、欧州から世界に広まったそう。オレンジは当時とても珍重されたが、北西ヨーロッパでは木が越冬できなかったため、上流階級の人々は広大な敷地の一角にオランジェリー(柑橘類を栽培する温室)を作った。そこで採れたオレンジを食卓に出すことは、最高のもてなしのひとつだったそうで、皮もオレンジピールにして保存し、デザートや肉のソースにと味や香りを楽しんだ。

購入したオレンジでマーマレードを作ってみた。果肉をとり出すのに結構手間がかかるが、煮詰めるときに部屋中に香りがただよう。砂糖もザンビア産の薄茶色のものを控えめに入れたら、発色は悪いけれど酸味がほどよい美味しい物になった。紅茶に入れたり、肉の煮物の味付けや、シフォンケーキに混ぜ込んだりと楽しんでいる。

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