世界で最も汚染された町 '07

2007-09-20 05:55:30
昨年に引き続き、うちの町が「世界で最も汚染された10地域」のひとつに選ばれてしまった。

9月12日、米国の非営利団体のブラックスミス研究所は、「世界で最も汚染された10地域 (The World's Worst Polluted Places)」を発表した。これは同研究所が7年間に渡って収集したデータに基づき、世界中の汚染された地域400以上の中から、70、30と絞っていき、上位10位を選んでいるそうだ。

うちの町は10年前まで鉛の鉱山があって、規制もなく操業していたための汚染のようだ。普段の生活では全然分からないけど、汚染の度合いはそんなに深刻なのだろうか?

昨年このニュースを知った後、家で使っている水(地下水利用の水道水と、庭の井戸水の2種類)の成分検査をしてもらった。鉛の含有量はWHOの基準よりも、それぞれ9倍と6倍高かった。

外国人などは水清浄器(うちはブリタ)を使ったり、ミネラル水を買って飲んでいるが、安全な飲料水を手に入れられない地元の人たちも多い。

ちなみに、ザンビアの地方給水率は36%。日本をはじめ欧米や援助機関の支援を受けて、政府は給水施設の建設を進めている。


家の近くにあるゴルフ場のクラブハウスの看板。洒落にならない・・。

(選ばれた10地域に関しては「続きを読む」へ)
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ザンビアでガンビアを知る

2007-09-18 08:17:13
先週末、夫の歯が痛み出し、急遽ルサカの歯科医に見てもらうことにした。

ルサカには外国人が通う歯科は3ヶ所あるそうで、それぞれアメリカ人、中国人女医、ガンビア人女医がいる。土曜日の午前中も診療を行っているのはガンビア人の医師だけとのこと。午前11時までに行くと連絡して、診察をお願いした。

予定より早く家を出て、10時頃着いたので連絡すると、「先生は用件ができて12時頃でしか診察できない」とのこと。こういうところが、ザンビアらしい。やっと12時過ぎに連絡があったのでクリニックに行き、1時前に診察(レントゲンと説明)となり、抗生剤と痛み止めの薬をもらって帰ったが、先生はなかなか魅力的な女性だった。午後2時過ぎから、大統領夫人の診察が入っているとのことだったから、腕は確かということだろう。

さて、ザンビアと紛らわしいガンビア。正式にはガンビア共和国 (Republic of the Gambia)。場所を探してみると、なかなか見つからない。



それは、西は大西洋に面しているけど、セネガルに取り囲まれている国。アフリカ大陸の中では最も小さい国で、岐阜県ほどの面積だそう。元英国の植民地で、1965年に英連邦の一員として独立。首都はバンジュール(Banjul)、大統領はヤヤ・ジャメ(Yahya Jammeh)、通貨はダラシ。カタカナで書くといずれも可愛らしい単語になる。米国テレビドラマの「ルーツ」に登場したクンタ・キンテはガンビア出身者がモデルになっているそうだ。

「ルーツ」かあと思っていたら、さっき見ていた米国テレビ界の「エミー賞」の授賞式の中で「ルーツ」が紹介され、その役者やスタッフが賞のプレゼンターになっていた。こういう些細な偶然はわりとあって、なんとなくうれしい。

朝飯どきは

2007-09-15 06:14:44
「ご飯だあー」




ホロホロ鳥はキャットフードが好き。




しかも、食べるのも一番早い。




時々、猫パンチをくらうが、負けない。

セレンジェで見かけた植物

2007-09-14 06:00:44
1ヶ月前に行った、セレンジェのムレンボ滝の周辺で見かけた植物の追加紹介。そのうち名前を調べて追記する予定。



木に寄生する植物。下の部分は黄色ピーマンのように鮮やか。これは木の皮ごと地面に落ちていたもの。



華やかな濃ピンクの花がめだつが、こちらも寄生植物。



一見桃の花のように見えるマメ科植物。



日本でも見かけるドライフラワーのよう。



これは、ワラビ? 中尾佐助著『栽培植物と農耕の起源』の中に、「ワラビはその近縁種をふくめると、ほとんど全世界的に野生している」という一文があるが、それを裏付ける。私には大発見。

日本人俳優にエールを!

2007-09-13 06:16:11
先週末、ルサカで映画を二本見た。

初めは、ジャッキー・チェンの「ラッシュ・アワー3」で、中国人嫌いのザンビアでもジャッキーは別格か、などと思いながら見はじめると、真田広之が出てきたので驚いた。すごくカッコイイ。そして工藤夕貴がチャイナドレスを着た殺し屋。こんなところで日本人の役者を見ることが出来るなんて、感激。前回見たダイ・ハード4でも、中国系の女優さんがものスゴイ強いテロリストだったし、今や殺し屋は中国系の女性っていうイメージが出来上がってる?

そう言えば町を歩いていて、
「空手を教えてくれよ」と言われたことがある。こういう映画の影響で、中国人はみんな空手やカンフーの達人と思っているようだ。

ところで、熱を出した時みてもらったインド人のドクター・ダサイは、「ラスト・サムライ」を見て渡辺謙のファンになって、先日テレビで放映していた「サユリ」も見たし、「硫黄島からの手紙」も見たいと言ってた。


もう一本は「ヘアースプレイ」で、人種差別問題を入れたミュージカル風青春映画。ジョン・トラボルタが可愛いお母さん役で登場するんだけど、スゴイ、凄すぎる。あの二重アゴ、ぶよんとした太もも、とっても自然におデブなママを演じていた。さすがに旦那さんとのキスシーンはなかったけど。60'sの衣装や髪型などもお洒落で、なかなか楽しめた。


3週間ぶりにうちの町に買い物に出かけた。もうジャカランダの紫があちこちにめだつようになっている。本日、夕方撮影。

客死した二人のザンビア人

2007-09-12 05:11:07
先週末の新聞に、海外で死亡したザンビア人の記事が載っていた。

イスラエルにて:
「8月29日、サッカーの元ザンビア代表でフォワードのチャスウェ・ンソファ(Chaswe Nsofwa)が、練習試合中に意識を失い、病院へ搬送されたが手遅れで死亡。26才だった。ンソファ選手はイスラエルの2部リーグに、オフシーズン中参加していた。当日、練習場の気温は40℃、湿度は低かった。遺体は9月6日にザンビアに運ばれ、ルサカの墓地に埋葬され、多くのサッカーファンが別れに訪れた。」

ザンビアで一番人気のスポーツはサッカーで、プロのチームもある。2010年のワールドカップ南ア大会に向けて、ナショナルチームはフランス人コーチを招聘する予定だったが、ファンの反対により2番手候補のハンガリー人コーチに変更するようだ。


中国にて:
「8月28日、ザンビア人女性(34才)が中国広東省で獄死した。この女性は2007年7月13日に麻薬取引の罪で2年間の刑執行猶予付きで死刑を求刑され、7月18日から広東省の女子刑務所に収監されていた。遺体はで火葬にされた。」

こちらは、どういう状況で死亡したのかが発表されていない。言葉も習慣も全く違う国で精神的に参ってしまったのか、既往症が悪化したのか、刑務所の待遇が・・・と憶測してしまう。

もうひとり、ザンビア人女性が14 kg以上の麻薬を所持していたとして、シンガポールで拘束中。麻薬取引に関して、世界で最も厳しいシンガポールの法の下では、死刑求刑は免れないようだ。

これは医療ミス?

2007-09-10 04:34:02
またしても、病院で痛い目にあった。

6日に、ルサカの病院で肝機能を調べ正常値に戻っていたため、医師から「もう通常の食事にしても大丈夫」と言われた。

気をよくして、7日の夕食に中華料理店で火鍋(中国の鍋料理)を頼み、魚、海老、イカ等を食べたためか、8日の朝に身体全身に赤い発疹が出てしまった。先日来の病気の関連も疑って、同じ病院に行くことにした。

腕とお腹まわりの発疹を見せ、両足にも出ていると説明すると、医師は「それじゃあ注射を打って、飲み薬を出す」と処方箋を書いてくれた。指示に従って、例のゴッツイ看護婦さんが注射器をとりだし、一本は血管に、もう一本は左腕に皮下注射。これはかなり痛かった。

終わって会計に向かうと、めまいのような嫌な気分に襲われ、夫を呼んで、椅子に倒れ込んだ。看護婦がベッドに寝かせてくれ、医師が急いでやってきた。脈と血圧を計ると、両方とも異常に高くなっているという。降圧剤を飲むように言われ、15分置きに血圧を測る。頭が割れるように痛く、心臓も痛い。吐き気もする。身体中にふるえが来て、苦しくて、またしても「死ぬかも」と思った。夫も、これはヤバイと思ったらしい。

心電図までとったが、異常なし。しばらくして血圧が正常に戻ったので、ゆっくり休んでから帰っていいと言われ、2時間ほど病院のベッドに横になっていた。ルサカのホテルに泊まるか、2時間かけて家に帰るか迷った末、やはり家に帰ることにした。

この注射は副腎皮質ホルモンで、すぐに副作用が出たらしい。

もう気軽に病院には行かない、注射を打つ前には内容をよく確認する、という教訓になった。そして、引き続き野菜中心の食生活をおくることに。


完全に引きこもり

2007-09-06 03:51:48
謎のウイルスにかかって、まだ自宅療養中。
病院から戻って以来、10日間も家から出ていない。人と話をする気分にならないし、机に長く座っていると何故かお腹が痛くなる。食後は1時間の安静と、すっかり病人気取り。身体の弱い人っていうのはこんな感じなのだろうか。今度から優しくしてあげようと思っているが、回復すれば、そんなことはとっとと忘れてしまうかな。

そんな訳で、テレビでテニスのUSオープンを観戦し、雑誌・新聞などをボーっと読んで過ごしている。

9月5日の目についた記事3本:

「ニャンカタ村の家族がキャッサバと間違えて、毒性のある根を食べたて、子供3人が死亡。両親は無事だったが、激しい嘔吐と下痢を経験した。」
家族は、苦みが強いと思ったが、そのまま食べたらしい。ここでは、キャッサバと間違えたとしてあるが、キャッサバには毒性の強いものがあり、水にさらすなど毒ぬきをしてから加熱する。

フィリピンでも数年前、ある小学校で近所の女性がおやつに販売していたキャッサバケーキで、大量の食中毒が発生、かなりの児童が死亡する事件があった。すぐに、「ケーキを製造した女性が、台所に置いていた農薬を間違えて混入した」と発表された。フィリピンではキャッサバが一般に食されており、粉を輸出しているので、「キャッサバに毒がある」という風評被害を恐れたためか、とその時は感じた。


「ザンビア大学の学生と、イタリア人の恋人がポルノ所持で逮捕された。関係者によると、二人は自分たちの性的行為を写真やビデオに撮影し、所持していた」というもの。ザンビア大学はエリート校。ポルノ画像を所持しているだけで逮捕は気の毒と思ったが、記事の最後が、「ザンビア大学の多くの学生が、ポルノビデオや写真作成に関わっていると伝えられる」としてあり、販売目的で作成したのかなと思わせる。


「傷害致死罪で起訴された女性たち5名の公判。17才の若妻の素行の悪さを正すため、伝統的な"指導"として、義姉を含む5人で殴る蹴る湯をかけるなど暴行を行い、若妻を死亡させた」という記事は衝撃。こういう、いきすぎた伝統はなんとかして欲しい。

アフリカの中国人村

2007-09-05 08:14:42
アフリカに中国パワーが押し寄せており、私たち日本人は中国人に間違えられるという話は何回か書いたが、アフリカに中国人村ができているようだ。

ちょっと前、「北京。生活のものさし」のアガコさんが、ザンビアの中国人村に関するコラムを教えてくれた。ジャーナリストの莫 邦富(Mo Bang-Fu)氏の書いたものだ。

「ダム建設工事でザンビアを訪れた中国河北省の保定市の出稼ぎ農民たちが、工事終了後も帰らず、野菜の栽培と販売を開始した。これが保定村のはじまりで、現在アフリカに28もの保定村があり、農業を中心にビジネスを行っている」という内容で驚いた。

英語のサイトでも調べてみたら、次のような記事が出てきた。
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気になる建物

2007-09-02 07:06:52
ちょっと気になっている建物を紹介する。



何かバランスが悪くて、地震が来たらやばいんじゃない?と見るたびに心配になる、ルサカのオフィスビル。



ルサカ郊外にある商業ビル。わりと品揃えのあるスーパーマーケットやレバノン料理店も入っていて、名前はキャッスル・ビル。



ルサカ郊外にある中華料理店の堂々たる門。中の建物も大きくて立派。でも、今は営業してない様子(傾いているのは、車中からあわてて撮ったせい。)



セレンジェの病院の敷地の隅っこにある現役の歯科診療所、トラックの貨物部分。数年前までトラックの本体もついていたそう。どこかの国の援助で送られた、歯科巡回診療車両らしい。



ルサカ市内にあるモスク。綺麗なのでつい撮影。
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