香港株へ直接投資
2007-11-26 20:21:17
ロイターの記事によりますと、中国の温家宝首相は、中国本土の
個人投資家に対して香港株への直接投資を認める計画に関して、
慎重に進める構えにあると報じております。
温家宝首相は、本土訪問中の曽蔭権香港行政長官に対し、香港と
本土の金融市場安定を推進するための協議が行なわれたようで、
その席で、直接投資解禁について慎重かつ現実的に進めると述べ
るにとどまり、具体案は発表されませんでした。
中国国家外為管理局は、中国本土の個人投資家による香港株への
直接投資解禁プログラムを今年の夏にすでに発表しております。
こうしたことから、当時の香港株式市場は、本土からの資金流入
増加への期待が大きく高まったことから大幅上昇しました。
しかし、その後、中国国家外為管理局が別の政府組織から必要と
される最終承認を得ていないことが明らかになりました。
温首相は、直接投資解禁に伴うリスクを中国政府が検討する間に、
プログラムの導入を先送りする方針を確認しております。
中国の政策立案者は、人民元の上昇圧力を和らげるため、資本規制
を少しずつではありますが緩和しております。
政府が懸念しているのは、経験の浅い本土の投資家が香港市場にて
巨額の損失を被る可能性があることと、大量の資金が香港市場に
流入してしまうことです。。
上海市場、香港市場の極端な価格変動を懸念しているのは分るの
ですが、やはり、中国は世界の金融市場でイニシアティブを取ら
なければならない立場にあると思います。
ですので、早い段階で規制緩和されることを期待します。


