先進国側が新興国に対して何らかのバックアップを行うことは
当然とされていますが、企業レベルではあまり頻繁に行われ
ていませんが、今後はこうした勢いが加速しそうです。
世界的に有名な投機家であるジョージソロス氏が設立したチャリ
ティー財団であるSEDF、eBayの創業者ピエール・オミディア氏が
設立した慈善投資会社のOmidyar Networkと共同でインド国内
の中小企業を対象とした投資会社を設立を発表しています。
ちなみに、3社の総出資金額は、1700万ドルとなっております。
今現在、急速な経済成長を遂げているインドですが、そんな中
インドの中小企業が資金を調達する場合には個人などを対象と
した小規模融資か、比較的大規模な500万ドル前後の融資を行
う銀行やプライベート・エクイティ・ファンドしか選択する余地がな
いため、多くの企業が資金調達に苦労しております。
しかし、上述した新会社では、中間とされる50万〜350万ドル
程度の投資を行うことによってインドでのさらなる雇用創出と
経済参加を支援していくことを目的に事業展開していきます。
Google側は中小企業が融資が受けにくいインドの現状を十分
把握していることから、こうしたことがインドの経済に十分に貢
献できないでいると考察しております。
一方のSEDF側は、新会社が設立されることにより、今後インド
の中小企業は魅力的な投資対象になると述べています。
今現在、インドの中小企業はGDPの50%を占めており、インド
国内雇用のおよそ60%を担っております。
そして、インドでは輸出の30%、工業全体の付加価値に占める
割合 39% 、海外直接投資の10%が中小企業です。
これまでのところ、インドの中小企業は、売上高に応じて税制
優遇策が受けられるのですが、政府調達においては特定品目
で中小企業からの調達を規定した優遇策が取られています。
そして、世界中からの強い圧力をうけても、小売分野に関して
の開放策が進まない理由としてあげられているのが、、大半
を占める中小零細商店の保護するためです。
そして、こうした優遇策を受けることができても、問題は少な
くなく、最も大きな問題とされているのが資金調達の道が十
分活性化されていないことがあげられております。
ですので、今回の投資会社設立されることにより、中小企業
への資金供給のの道が活性化することになります。そして、
インド経済の発展に大きく寄与することが期待されます。