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第11回「アヴァンティトークライブ」レポート!

2007-10-02 23:56:07

「上司と部下がお互いに信頼しあって
 尊敬しあってこそよい仕事ができる」
 

そんな、キレイごとを・・・!


と、一笑に付すこともできる。
いや・・実際、いままでは、

「出来るワケねーぢゃん!」

と思っていた。

ところが・・
これを実践して、成績最下位のとある自動車販売の
営業所をことごとく上位にもって行き、
その手腕を認められ、各社から
三顧の礼をもって迎えられる
・・・という女性の言葉であれば・・

信じないわけにはいかないのだ。

今日、第11回「アヴァンティトークライブ」で、
現ダイエーの会長でいらっしゃる林文子氏の
講演を聴いた。
聴き入った。

感動した。


「上司だから偉いというのではなく、
 部下の人間としての尊厳を認めたうえで、
 そのひとが楽しく仕事できるようにしなければ
 いけないんです。
 
 私が、とある最下位営業所の支店長をまかされた
 とき、当時の部下たちは、当時の支店長に毎日、
 毎日、叱られ、そして、萎縮し完全にやる気を
 失ってました。
 
 叱られること、怒鳴られること、怒られることが
 日常茶飯事だった彼らセールスマンたちは、
 自分自身に自信を持てず、売りに行くことが怖く
 なっていたのですね」
 
 
わかります!
実感しております!

このあたり、ワタクシ、偶然にも、最近の 日記やメルマガにも
そして、カイシャの幹部の前で、言い放ったりしたのですもの・・・!

ほんと、怒鳴る上司ってのは、部下を萎縮させるだけなんですよねぇ・・。

萎縮するのが、叱った部下だけだったらよいけれど、
「萎縮した暗い空気」ってのは、周りにも伝染して、
一挙におも〜い空気が場を席捲するものです。

そして、全員やる気がそがれる⇒なにもしたくなくなる
⇒結果がでない⇒上司が怒る⇒全員がやる気をそがれる・・

という・・・続く、続く、負のスパイラルが続く・・・!

これでは、士気も売上げも上がりません・・。


林氏はこの「負のスパイラル営業所」をどうやって
立て直したのか・・・


「とにかく、その人のよいところ見つけて褒める、
 褒める、褒める・・んですね」
 
 
前支店長から、
「コイツはダメだよ。営業成績を最下位だし。
やる気ないから」
という「引継ぎ」をされた部下に対して、

「もしかしたら、彼は、いつもこの調子で、
 ”おまえは、ダメだ ダメだ”って言われ続けてきたから
 自分本来の能力を出すことができなかったのでは
 ないだろうか。
 それは、彼にとって不幸なことだ。
 もし、彼が、私と出会うことによって彼本来の良さを
 とり戻すことができたら・・・」
 

そう思った林氏は、「ダメ部下」に叱ることなく
接したそうだ。

「○○さん!あのお客様、どうなりました!?
  ま!他社さんにとられた!?
 そうですか・・あなた、あんなに頑張っていたのに・・!
 
でも、ありがとう。これで、なぜお客様が他社さんに
行ったか、その理由を探ることができますね!
それを分析して次ぎのお客様には、満足して買って
いただきましょうね!」

という具合。
ココでミソなのが、
実際には、その部下、ぜんぜん仕事をしてなかったのだ。
だから、他社に出し抜かれて当然。
そして、それを林氏はもちろん知っていた。

しかし、あえて、そこを突くのではなく、
彼の「仕事をしなかった」ということの結果を
うまく活用していき、彼のモチベーションを引き出す
ことに成功したのだ。


まさに、「北風と太陽」の「太陽政策」!

一方・・・
ウチのカイシャの男性上司だったら、

「どうせ、直行直帰で遊んでんだろ?
  もっと、マネージメントを強化しなければ!
 一日に三度、今どこに居て、何をしているか、
 連絡を入れさせるんだ!
 徹底的に管理するんだ!」
 
 
という、「超北風政策」を実施しちゃうんだな、コレが。


もちろん、叱らなければいけないときは、
とことん叱る。
でも、それは、こういう言葉となって部下に伝わる。

「わたしは、アナタが、アナタの能力を出し切ってないと
 いうことが悲しい」
 
と。


私、いままで、こんな上司に出逢ったこと・・ないな・・。


「上司だから偉い、ということではなく、
 同じ人間として、互いの存在を認めあわなければ
 いけないんです。
 
 たまたま、役割分担として、わたしが上司、
 あなたが部下、ということになっているけれど
 立っている位置は同じ、”人間”というベース」
 

だから、上司をないがしろにしていいってワケではなく、
だから、部下の機嫌ばかりをとれといってるワケではなく、
お互いの存在を認めたよきパートナーでありたい・・!




最後に林氏の言った言葉が素敵だった。

「ここに今、年齢も職業も違う5人のパネラー
 が居ますけど、皆、個性豊かで面白い。
 これが、男性5人だったら、そうはいかない。
 多分、5人とも、そうかわりばえのしない
 メンバーになると思いますよ。
 でも、女性は違う。
 やはり、女性は多様性に富んでいるんですね。
 この柔軟性、受容力の高さを活かさない手
 はありませんよ」
 
 
 たーしかーに!
 

あすばるの中嶋館長の言葉も心に残った!

「なにか問題に直面したときに、方法は二つ。
 逃げるか、闘うか。
 逃げるのは勝負が早い。でも、何も残らない。
 闘うのは、つらくて、時間がかかる。
 でも、何かがきっと残る」
 
 
長友姐さんの言葉も深く納得した!


「他人と比較して、自分に足りないことを
 マイナスと定義づけるのではなく、
 ”ないことがある”と考える。
 
 例えば、結婚もしてない、子供もいない、
 それを”マイナス”と考えるのではなく
 ”独身の気持ちがわかる””子供を
 持ってないヒトの気持ちがわかる”
 という具合に」
 
 まさに、「空有る」という・・・!思想!
 (↑みうらじゅん が食いつくところだな!)
 
 石丸さんの頑張りにも感服。
 
 「1999年、友人を助けようとして、走り回った
  あの日。
  自分で自分が信じられないくらいのパワーを
  出すことができた・・・!」
  
  

====
 


「環境と他人は、変わらないから、まず自分が
 変わらなければなりません。
 
 そして、その変化はものすごく遅々として
 なかなかすすみません。
 
 でも、やはりやらなければ、変わらないんです」
 
 
そんな林文子さんの言葉を胸に刻んで、頑張ろうぜ!みんな!
 
 

P.S
ちなみに・・・
去年はわたくしが、トークライブのパネリストとして参加しております。
その「裏話1」 「裏話2」 「裏話3」はこちらでどーぞ!
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