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人ひとりの死は、何もかもすべて手遅れにする。

2008-07-17 07:51:50

 『人ひとりの死は、何もかもすべて手遅れにする。』
   
           〜村山由佳/著 「ダブル・ファンタジー」より〜


 本を読んでいるとき、ときどき 「おおおお!」っと思う文章に出会うこと

 があるけれど。

 ひさしぶりにまた出会ってしまった・・・!

 冒頭の文章がそれ。






 「もっと〜してあげていればよかった」

 とか

 「わたしが、かわってあげられることができたら!」

 とか・・

 どんな形であれ、「後悔」がつきものなのが、「人の死」。

 しかもその「後悔」は、「どうしようもないもの」であるから、なおいっそうのこと

 その度合いが増していくわけで。

 何事につけ、「後悔」はしないにこしたことはないけど、

 そこはそれ、「後悔先にたたず」と先人もいっているように、

 「後悔」する確率って、案外高いもので。

 しかし、それは「ほら、でも、次で挽回できるぢゃん!」

 って、励ますことも、その気になることも可能だけど。

 こと「死んでしまった人」に対してだけは、どうしようもないんだよな。

 


 簡単に死んだり、殺したりしては、いけないってのは、

 「何もかも手遅れでそれはもうじたばたしても取り返しがつかないから」

 なのかも。

 もちろん、ほかにも「いけない理由」って沢山あるのかもしれないけど、

 「どうしようもない」っていう無力感を周囲に抱かせることは、

 このうえもなく「罪」なことかもしれないな、と。



 そんなことを考えてしまった、今日も暑くなりそうな予感の夏の朝・・っと。


 

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