BRACネットのボードメンバーの方(Fさん・日本人)にお会いすることができた。
今回、Fさんは、綿密な事業計画を実際のアクションに落とし込むため、ダッカへ来られていた。
Fさんと実際にお話をして、自分のやりたいことを真剣に再考することができたので、大変
有意義な時間となった。
やはり、投資家の視点は違うし、思い入れが全然違う。
小生も「やってみなはれ」精神でやりたいことをトコトン追求してみたいと思う!!!
ここで、BRACネットについて簡単に説明しよう。
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BRACネットは、インターネットサービス・プロバイダーを手がけているプライベート会社である。
昨年、IPベースの固定電話事業ライセンスを取得し、今後は携帯電話事業にも進出する予定であると言う。もうすぐ、トータル・コミュニケーション・サービスを提供する会社となるであろう。
WiMaxと呼ばれる次世代無線技術、XVDと呼ばれる画像圧縮技術を用い、低コストで遠隔医療・遠隔教育というサービスを提供し、バングラデシュの生活水準を改善することを目標としている。
BRAC本体から40%出資、デフタ・パートナーズから60%出資。そして、BRACネットの利益40%は、BRAC本体に還元され、日々の活動に有効活用される。ここで、お気付きの方もいらっしゃるかも知れないが、BRACは、外部からの寄付に依存しすぎないよう、民間事業にも積極的な姿勢を常に見せているのである。
話が少し脱線するが、現時点でBRACで一番成功している民間事業は、
Aarong<アーロン> と呼ばれている小売チェーンのブランドである。工芸品の製造・販売により、年間売上高は29億円相当である。また、6万5千人以上の雇用を生み出している。 この規模には、ただただ感心されられるだけである。 中途半端は、思い入れでは、これほどの雇用を生み出すことはでろう。
BRACは、バングラデシュの人々の生活レベル向上に大きなインパクトを持ち続けている。
ノーベル賞 にて、
BRAC総裁のアベットさんの功績が評価される日 は、意外に近いかもしれない。
デフタ・パートナーズ代表:原丈人氏は、「世界から貧困をなくす本当の意味での途上国支援は、慈善事業・援助ではなく、投資して経済的に自立した事業として成立させることで実現する」と説いている。
また、BRACのアベット総裁も、これとまったく同じメッセージをマスコミに対して何度も発信している。双方に同じ想いがあったからこそ、現在、BRACネット事業が存在しているのかもしれない。
最後に、BRACネットの事業から1つだけ面白い事業を紹介する。
e-hutというフランチャイズ式のビジネスセンター運営である。今年末までに1000店舗達成する目標があるらしい。はっきり言っておきたいのは、e-hut店舗のスタッフは、BRACネットのスタッフではない。農村の人々が、自己責任の下、起業する必要があるのである。ここにも、”自立”を促すトリックが隠させている。BRACネットは、現在企業とNGO共同出資による公益事業をとして優れた資金循環モデルを確立しており、世銀からも注目されているのである。