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麗江・束河・旅のアルバム [2006年10月17日(火)]


うつくしいでしょ〜?これはバンヤンツリー麗江のヴィラから早朝に見えた、ナシ族の聖なる山、玉龍雪山の眺めであります。前の日記で書いたように、とんでもない時間に間違いめざましでたたき起こされたおかげで見ることができた朝焼けです。神々しいのひとこと!



こちらは再び麗江の旧市街に戻って、宿泊先である、ぼんがマネージャーを務める民宿で出てきた朝食。この民宿は木府(モーフー)というかつての宮殿の隣りでして、その前には広場があります。その広場に面したところにいっちょまえにテラス席があるので、いつもこのテラス席で朝食を食べてました。この日は米でできた麺とまんじゅうだったみたいね(もはや何食べたか忘れてしまった)画面に赤い提灯が見えますがこれが中秋の名月祭りの準備。名月の日にはこれがいろんなところにつり下げられるのでした。



以前書きました、ぼんの家のある丘の上から見下ろした麗江の旧市街。このように見事な甍(いらか)の波となっております。麗江は90年代後半に大地震に見舞われましたが、ぼんいわく「崩れたのはほんのごく一部」だったそうで、街の大勢に影響はなかったとぼんはいってました。その他、崩れたのがコンクリの建物ばかりだったので、住民は昔ながらの木の建物を建て直していまに至るという話もあり。いずれにしても南宋時代、800年余り前から変わらないナシ族独特の建築様式が保存されているのはすばらしいこと。いつまでもいつまでも眺めていたくなります。みなさんも麗江に出向いたらぜひ西の丘の上に登ってみてください(見晴らしポイントは2カ所あり、「旅」の記事の麗江マップにマークをつけてあります)



旧市街の中心、四方街ではナシ族ばあちゃんズによる民族舞踊が見られます。民族舞踊といってもなんだかユルい踊りで、たとえて言うならフォークダンスの「ジェンカ」のおとなしいハネない版みたいなかんじで手をつないで輪になって踊ります。ばあちゃんズが着てるのはナシ族の民族衣装で、ばあちゃんズは踊るときだけでなく日頃からこの衣装を着ていて可愛いのです。若い子は観光客用のレストランの制服着てる以外はほぼ民族衣装着ていませんが、ばあちゃんズは長年着ているのでもう日常着みたい。紺色とブルーの取り合わせが爽やか。このダンスは観光客のためにやってるようで、この後、旧市街の外に出たらばあちゃんズも休憩時間らしく、みんなで城外の広場で休んでいました。

シューハー村 散歩(2) [2006年10月17日(火)]
そうなのです(ってこの前の日記より続く)村の四方街より南は、バーが建ち並ぶ繁華街エリアになっちゃってまして、マ、マズい、ここも麗江の旧市街みたいに六本木となっていくのだろうか!?ちゅーかんじなのですが。仕方ないですよね。畑仕事やってるより何倍もの年収になるんだから、農民のみなさんが観光仕事にシフトしちゃうのは。しかしちょっと哀しい。なんとか麗江みたいに俗化するまえに手を打って、素朴な村の生活を守っていってほしい。

たとえば村の北側にはこんな畑の広がるエリアが残っているのです。



のどかーって雰囲気でしょ?



付近には、その畑でとれたばかりの作物をつかってゴハンを作ってくれる、地元レストランがあり。収穫された農作物をショーケースに並べちゃうところがかわいい!  ショーケースの上にズラリと並ぶのはキノコです。そうキノコ! 日本ではいまがキノコの季節ですが雲南山岳部では8月が最盛期、9月いっぱいまでがキノコシーズンです。




この農村レストランを外から見るとこんなかんじ。店の前の道はひときわ狭くってまるで清水寺への参道みたい。でもここを観光客を連れた馬車や馬がやってくるのみならず、すれ違うんですよ。器用すぎ。  店の前にはここも水路が流れていて、このあたりの水はひときわきれいで、藻が水にくねくね流れています。




レストランの隣りもふっるい家を利用したちびっこ茶屋で、ここでは中国版・健康ドリンクの酸梅湯(スァンメイタン)を飲むことができました。スァンメイタンとは干し梅を使ったドリンクで中国版おばあちゃんの味みたいなかんじ。夏の暑さをしのぐための飲み物。




おや お犬さま、そんなに急いでどちらまで? 

そういえば麗江も含めこのあたりはとても犬が多いんです。麗江でもかわいいちびっこ犬にたくさん出合いました。

シューヘー村でロケハンのため、キノコ専門飯屋でゴハンを食べて歩いてリゾートに戻ろうとしたら、道は真っ暗。田舎だから街灯などなく、灯りといえば月明かりのみ。あんまり暗いからケータイを開けて足下照らして歩きました。すると道ばたの家で飼っている犬がうぉおぉおーん! こっ、こわいよーぉ。 わたしたちは隊長とカメラマンと私と3人いたのでなんとか無事でしたが、この暗い夜道を歩いて帰るのは全くお薦めしません。だからこの村への散歩は明るいうちに参りましょう。
バンヤンツリーからの散歩 [2006年10月17日(火)]
続々と、写真をアップしてもらってます。20日に発売になる「旅」の雲南話とともにお楽しみください。

バンヤンツリー麗江と麗江の名前はついていますが、実はバンヤンのある場所は麗江から車で30〜40分ほど山に入った場所。このあたりは北に住んでいたナシ族が南下してはじめに定住したところ。バンヤンツリーのあるあたりは、いまだにめっちゃ田舎で、まわりは畑だらけの農村部ですが、リゾートの門を出て右の1本道をてくてく歩くと、なかなか楽しい束河(シューハー)という村に到着します。ここはナシ族がまず作った集落で、この村を原型として麗江の旧市街ができたといわれています。だからこの村はすなわち麗江の原型なのね。リゾートからちょっと足をのばして散歩にちょうどいいのでもしもバンヤン麗江に行くことがあったら、夕方でもお昼どきでも、ちょいとこの村まで出かけてみてください。

村に入るとまず道がつながっているのが、村の北の中心、四方街(スーファンジェ)という広場。ほっこりできるいーいかんじの石畳の広場です。パカポコ馬や馬車が通るの。ひづめの音が響くかんじ。この広場わたしはとーっても好きだったなぁ。のーんびりできるんですよ。そして歴史を感じる。ここでなにがあっただの、何年前からあるだの、そーんなことは何ひとつ書いてないし、誰もそんなこたー気にしてないんだけど、ここに足を踏み入れるとわかるわけですよ。石畳がつるつる光ってるし、へこんでいる。年季の入り方がちがうんです。





その広場で夕方にはこうしておやじたちがなごんでいるの。こーんな服着てこーんな帽子かぶったおやじたち、北京にはもういないですよ。おやじの格好そのものが世界遺産てかんじでイイ味出してます。


ナシ族の女性は朝早くから夜遅くまでよく働くといわれているの。だからおやじたちはこうして油をうってられるのです。おやじたちがこうしているあいだにおばちゃんたちはどこかで一所懸命働いているに違いない。


ところでシューハーといえばこの水路。村の北側にある泉から村中を水路がめぐっていて、そこには驚くほど美しい水が勢いよく流れているんです。透明でそりゃそりゃきれいな水です。


四方街の南の細い道にはカフェやバーが軒を連ねているんですが、そのバーの1軒ではこのようにビールを水路で冷やしていました。あったまいーぃ。そりゃこんなにきれいな水が店の前を流れてりゃ使わなきゃソン。清流に浸かったビール、かなーり美味しそうであります。
麗江の写真アップ [2006年10月13日(金)]
遅くなりましたが デジカメの写真をロムに焼く→編集部に送る というとてもブログをやってる人とは思えないスロー製法(しかもロムに焼くのは近所の電気屋さんでやってもらう)で、ようやくリージャンの写真アプが可能になりました。

ここに入れてもらってるのはバンヤンツリーリージャンのヴィラ内部のようすです。

最初の写真はエントランスからベッドを見たかんじ(エントランスは両方に引っ張って開く大きな扉 そこからすぐこのベッドルームになります 



ベッドサイドの可愛いランプ。こういう形のランプってチャイニーズモダンな部屋のお約束ですわよね。



夜のベッドターンダウン時にはバラの花びらが散っております。後できいたら、これは新婚さん用盛り上げなんだって。キキキ。むろん新婚さんの場合にはガウンは2枚。両サイドにふりわけで置かれるかんじ。

枕もとにあるのは「本日のおみやげ」で このころから中秋の名月(いわゆる月餅祭り)にむけての盛り上がりがはじまっていたので、この日のおみやげは赤い提灯セットでした。(中秋の名月にはいろんな場所がこの赤い提灯デザインでいっぱいになるのです)



いままでの日記の「いよいよバンヤンツリー」と「ぼんの話 その2」にも写真が入りました! ぼんの家の泉のようすと 茶をたてるぼん プーアールの正しいカッティング がアップされていますのでぜひ戻ってご覧になってください
渋谷LOFTに中国茶サロンあらわる [2006年10月07日(土)]
本日、大雨の中、久しぶりに渋谷ロフトに行ったら2階に中国茶サロンができていました。

その名は一茶一座(座の漢字は本当は簡体字)

上海から上陸とかなんとか書いてあったのですが、上海の南京東路の第一食品デパートにあるそうです。人民広場近くの新世界デパート内にもあるそうです。

この一茶一座の上海本社には、ミニ博物館があって、杭州の中国茶博物館の協力により、初心者にもせわかる中国茶の製造工程などを学習できるスペースもあるそう。日本の一茶一座のスタッフもこの本社で研修をうけてるんだとか。

前置きが長くなりましたが、ロフト2階のこのスペースは以前から喫茶コーナーだったのかな?そんな気がしますが、窓辺のエリア、200平米あって、喫煙コーナーと禁煙コーナー。対面式の席と窓に向かうカウンター、真ん中の長円系のハイスツールカウンター、といろんな席があります。ウリは上海本社で選びチェックした茶葉で本場の中国茶を提供ということのようす。フードもあって、上海からきている点心師が作る点心や、茶葉を使ったオリジナルメニューなどもあるらしい・・・らしい、というのは帰りがけにもらってきた冊子を見ているからで、本日は雨で寒かったため、薬膳茶のなつめしょうが茶と黒ごまのおしるこを頼んでみました。

黒ごまのおしるこはめっちゃ甘です。しるこだから甘くて当然なんだけど、最近わたしは養生メシでなるべく白砂糖は使わないので甘さに敏感になってるんですね。こういう人のために、砂糖なしではちみつ添えて、甘さは自分で調節できるといいなーと思いました。

なつめしょうが茶はですねー、しっかりショウガの味が出ていて、急須をあけてみたらやっぱり生ショウガの輪切りとなつめがちゃんと入っていた。入ってるに決まってるんだけど最近は粉にお湯かけるだけのインスタントしょうが茶がバリあたりでも幅きかせてて、これがやたら甘いだけのカラダに悪そうな代物。あるいはティーパックでお茶の色した液体っていう茶とは呼べない代物を飲まされることが多いので、このしっかりとしたショウガ味は感動的でした。しかもあの濃厚さはただお湯注いだだけでなくちゃんと煮込んでいると思う。なので飲むとカラダの芯からホカホカしてきてのどのイガイガもすーっと治るかんじ。すばらしいいいお茶でした。

お茶はその他、西湖龍井、凍頂烏龍、東方美人、ジャスミン、プーアール、など各種。屋羽前茶は杏仁茶、なるめと龍眼、クコと朝鮮人参など。中国茶+ミルクの茶プチーノ(苦しいが)、中国茶+アルコール、たとえばプーアールとサンザシ茶 ジャスミンと杏露茶など、まぁいわば茶のフュージョン版みたいなものもいろいろ。気になったのはアイスティーが多いことで、これは日本市場のためにアイス化したんだなーと思った。むろん冷えの強い人はホットから選んだ方がいいことはいうまでもありません。

料理メニューを見ると、エビのウーロン茶蒸籠蒸し、豆とぎんなんの蒸籠蒸し、龍井豆腐の特製ソース、1人鍋各種なんてなかなかカラダによく適度な量のものが並んでいます。ランチ時にロフト近辺にいたら、入ってみると健康的にまとめられそうよ。

9月にオープンしたばかりみたいです。発見できてラッキー。私もまた違うお茶を飲みにいってみたいです。そして次回は1人鍋でも食べてみるわ。あたたまりそう!
Posted at 00:09 | THE ゴハン | この記事のURL
バンヤンといえば [2006年10月04日(水)]
リージャンだけでなく雲南のもっとチベット寄り 3000mを超えるシャングリラという土地にもう1軒 リージャンより早くスパリゾートが今年の春にオープンしています

バンヤンツリーはアジアにどんどんスパ進出ですねー

シャングリラは相当な高地なので人によっては高山病の症状が出るそうです(気分悪くなったり だるくなったり めまいがしたり)人によっては全然平気みたい

リージャンからシャングリラへ2軒を廻るツアーもできてるそうです。今回は取材でシャングリラはもう雑誌にチラホラ出ているので出てきていないリージャンのみに特化して取材するという使命があったため、シャングリラには行きませんでしたが、個人的に、もしリージャンまで行ったのなら、シャングリラまで行ってきちゃったほうがいいと思います。思い立ってもなかなか再び雲南まで行くのって大変ですから。私とて以前、雲南に行ったのは3年前ですからねー。そうたびたび行かれる場所ではない。としたら一度行くときにいっぺんに廻った方が後悔ないですよ。しかもバンヤン同士なのでそれぞれ移動も便宜をはかってくれるし。

シャングリラまではリージャン空港から空路になるか、車手配で少しずつ移動するか。シャングリラのバンヤンツリーのほうが実はスパはお薦めだと支配人がおっしゃってました。どこがどうお薦めなのかはいまひとつわからなかったのですが。おそらくチベットに近いぶん、より、チベットっぽいトリートメントがあったりするんでしょう。いま、世界的にチベットはブームなのです。

中国本土では少し前からとっくに大チベットブームですが、このたび、本土とチベットをつなぐ鉄道が完備されたそうで、中国人観光団がチベットを制覇するのも時間の問題ですね。チベットにも観光団うようよで夜は六本木みたいになってしまう日が近いのかも。



今年は10月6日が中秋の名月の日で、その前週の今週が中国の人たちにとっての秋のゴールデンウイークとなっており、観光団がいろんなところに出没してるはずです。東京にもきてるみたい。中秋の名月の日は月餅を知り合いや得意先に配る日で、そのために月餅配り渋滞を起こしたりしてます。日本のお中元かお盆かお歳暮かってかんじで、それが配送でなく、手持ちて配り歩くんだから大変です。この時期ホテルに泊まるとホテルの部屋にもミニ月餅が置かれています。儲けどきだから、ありとあらゆる店が月餅を作って売ります。もう9月からスーパーには月餅コーナーができてどこよりも賑わいます。


スターバックスにも月餅があり、今年はハーゲンダッツ月餅も登場したとやら ハーゲンダッツ月餅の見本はイトーヨーカドーのショーケースで発見しました! 香港のホテルもみんなオリジナルを作ります。先日ペニンシュラ月餅をいただきましたが、ペニンシュラ香港の有名なチャイニーズ、スプリングムーンの作品らしく、中身はかぼちゃ餡でちょっと西洋菓子っぽくて美味しかったですよー。

日本では名月といえばお団子だけど、それでもその日に家族でごはん食べて月を見るなんてことしなくなっちゃいましたね。中国では北京みたいな大都会に住んでるぶっとんでるアーティストでさえも「今日は実家かえって母親と月餅食べる」なんて調子でみーんなおうちでごはん食べてみんなで月餅食べる日です。旧正月といい、いまだしっかり太陰暦で月を基本にした季節の暦が生きているのはいいなぁといつも思うのでした。今年の名月、東京エリアはどうやら雨で名月はのぞめなさそうですね。

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