ついったー始めたいものの、それって何?どっからわいてきたの?という、ついったー創世記の話から、09年10月に至るまでの、ついったーの発展の歴史と現況、今後の課題などが1冊にわかりやすくまとまっています。

いままで2冊ほど過去に書店でヒラ積みされてた、ついったー本を買ったけど「今さらそんなこと言われても、もう知ってるよ」系な話だったのでガッカリしてたんですが、これは学ぶこと多しな本ですよ。思うに著者がどっぷりついったーをおもしろがって使いこなしているからかと思うし、もっと自由な使い方ってないだろうかと常にアンテナはって、もっと楽しく使う方法ないかなと探しているからじゃないかと思うのですが。
著者も書いていますが、ついったーの使い方は本当に人それぞれ。好きに使えばよいのだと思います。そしてIT系じゃない全くメカわからない人たちの間で、全く思いもよらない新しい使い方が出てくるかもしれないという記述にも、本当にそうに違いないと思う。メカわからないことに関しては私も相当なレベルなので、ついったーのいいとこどりして、何か機動的なことやりたいんですけどね。
私が今まででいちばん感心したついったーの利用法はマドンナのマネージャー。北欧ロシアのツアーをしていたときに、「今夜のチケットがまだある。後で僕を見つけた人先着○名に今夜のコンサートのチケット配りマース」といって、本当に夜中の1時ごろ「○○広場にいるから見つけて。先着○名に2枚ずつあげる!」といって配ったという事実。
レディガガも似たようなことNYでやってたと思うけど。こういうゲリラ大作戦ってついったーの醍醐味だと思うのですよね。
ついったー始めたけどどうすればいいかわからないという場合の、手取り足取りハウツーガイドではないと思うのでご注意ください
(ついったーのノウハウは最初にインターネットというものに出会ったときの手探り状態と似てるから自分でやりながら学ぶしかないと思う。基礎に関してはついったーのHPで解説してくれているから。あとはすでに使いこなしている人の見よう見まねで、慣れるしかない)
ついったーでいろんな人とポストしあうと、なんだか人に会って話したような錯覚に陥ります。これはブログのコメントからは得られない感覚。SNSの書き込みも人と話す感覚だけど、もっと臨場感があるというか、何より世界が広いから、リアルには絶対お会いできなかったであろう人たちと直に語り合える。その広がりは恐ろしいほどで、でも、だれかの発言を追う、追わないは自由にいつでも切ったりついたりできるから、しがらみがなくて自由。
だれが統治するでもなく、でも案外、平和に毎日TL(タイムライン=自分がフォローしようと決めた人たちから流れてくる情報)が滞りなく進んでいるのは、そんな自分ですべてを決められる自由さにあるのかも。
□「Twitter社会論」津田大介著
洋泉社 ¥740