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篤姫→ファン・ジニで頭ぐるぐる [2008年06月22日(日)]
昨今毎回視聴率20%越えという「篤姫」。その人気に乗じてか先日は「大奥」の再放送をフジの昼間でやっており、管野美穂ちゃんの篤姫様も再登場してましたが、こうして比較してみると圧倒的にいまの「篤姫」は明るいですね。画面も人物描写も。なんか思い切り、前向き。家定様も「うつけのふりをしている」と描かれており、篤姫様と心を通わせていらっしゃる。

時代劇がいまひとつ苦手だったのはおどろおどろしい怨念っぽさと、先行きが容易に連想できる型にハマった筋書きのつまらなさだったのかも。「篤姫」様の今週なんて、家定様ついに倒れた! えっもう? と思ったら家定様の「おいた」だったし。とすれば、人気の秘密は遊びのある脚本にあり? 

でもキャスティングの妙にも人気の秘密はありますよね。とりわけ家定様が人気の模様。ミクシィの「篤姫」コミュには家定様ファンクラブ・スレがあってたいそう賑わってます。ちょっと前にお亡くなりになった阿部様ファンクラブ・スレもあったけど。あまり時代劇っぽくない役者さんがうまく配置されてて時代劇っぽさを消してるところもいいと思うの。

で、篤姫の後はBSに切り替えて、韓ドラの「ファン・ジニ」。これは王朝時代に実在した最高のキーセン(芸と学にすぐれ王族や貴族の宴席の相手をする芸妓)の物語で、悲恋あり、歌や演奏や踊りの芸事をめぐるライバルやお師匠様とのバトルあり、貴族たちとの駆け引きありの、こちらも大時代劇。江戸時代からいきなり朝鮮王朝時代にワープするので頭がぐるぐるしますが、踊りが好きな人ならきっとハマると思う。

私は主演のハ・ジオンという女優さんが、「秘密」というドラマに超意地悪かつ野心家の妹役で出ていたころから好きで、ハ・ジオンが出てるならと、あまりおもしろくなかった「チェオクの剣」っていうドラマもみてたんですが、今回はハ・ジオンの当たり役かと。衣装もきらびやかでキーセンたちが揃って群舞するシーンなどは溜息もの。

さらにステキなのが、巨大かたつむりみたいなシェイプで頭てんこもりに渦巻いてる独特なヘアスタイルと、ここ一番というハレの舞台にハ・ジオンがつける真っ赤な口紅です。ものすごい迫力で、オーラあり。ドラマでも映画でも女優さんが赤口紅ビシッとして出てくる場面って、すべてがカジュアル化した昨今ではなかなかないもので、この赤口紅がめちゃくちゃ新鮮なんです。ハ・ジオンの黄味を帯びつつしっとりした水気のある肌にも映える。

韓国の女優さんの肌っていうのは、つるりでもなく、キラリでもなく、なんだか光を吸い込む系の憂いを帯びてるのはなぜなんでしょう。日本の女優さんの肌はなんとなく硬質なんだけど、それに対して韓国の女優さんの肌は柔らかく、光を吸い込みつつ水気をたたえてしっとりして見える。ハ・ジオンだけでなくファン・ジニに出てくるお師匠さん2人の肌もそう。何をどうすればああいう肌になれるのか、長年の遺伝的結果なのか、そんなことを考えてるとあっというまに1時間余り。


徳川幕末も、朝鮮王朝の中宗時代(チャングムと同じ時代)も、それぞれに一大スペクタクルな絵巻。女性たちは美しい衣装に、ひたすら凝りに凝ったヘアスタイルで頭を高く積み上げ、男性たちは権力をめぐる策略と快楽の間を行ったり来たり。2時間ぶっ続けで絵巻にひたってるとほんとに頭がぐるぐるしてきます。

このぐるぐるを中和してリアルな現実に戻るにはサラリーマンNEOしかない。というわけで、気づけばNHKの日曜夜はよくできた構成になってますね。いや、なにもここでサラリーマンNEOでバランス取らなくてもイイんだけどさ
花より男子 香港特番〜お坊さんも跳ぶスープ〜 [2008年06月22日(日)]
今日は雨だし、しかも出張前の原稿かため書き週末のため、ずっと家。

さきほど休憩して「花より男子ファイナル」(映画)の特番をみてました。

4月に取材で香港に行ったときに、この映画ロケを同時に香港でしてたんですよ。ザ・ペニンシュラ香港のものすごいスイートなどを舞台に。

私たち紙の媒体は昨今の活字離れもあって、経費そんなに使えないんですが映画ともなるとスケールが違って、香港で大枚はたける余裕があったらしい。うらやましーい。

ま、それはいいとして、今日の特番でも香港やマカオのみどころがガイドされたり、クイズの設問になってました。そんななかのひとつが、フクリンモンの特別素材スープ。これは私たちの取材でも撮影お願いしていま発売中のグレース香港特集ページの特注スープに出てますが、フカヒレ、あわび、アヒルの水かき、スッポン、魚の浮き袋、鹿のアキレス腱など10種類もの高級食材を入れて2日間煮込むというもの。

「あまりの美味しさに何が跳ぶ名前というでしょう?」というのがクイズで、中国日本のハーフで中国語にも堪能な阿部くんが見事正解! 答えはタイトルどおり、自分を律することを知っているお坊さんも飲みたくて跳んでくるくらい美味しいスープという意味の名前なのでした。

この部分の取材はお料理担当がしたので、私は残念ながら味見してないんですが、めっちゃ精力がつきそうです。夏バテのときなんかはいいかも。むろん事前予約が必要です。

予算のない私たちでも、フクリンモンのお昼の飲茶ならなんとか予算内・・・ってことで飲茶にいきました。王子飯店とはまた別の上品なお味で、これはまたクセになります。昔バブルのころに一度いってナポレオンフィッシュ食べたのをよく覚えてます。唇がコラーゲンたっぷりだからってすすめられましたが、めちゃ美味いってものでもないので、あえて食べなくてもいいです。

それよりグレースのフクリンモンの次に出てくる「あわび大王」の店、ここのガルーパの煮付け的な魚料理と特製チャーハンがめーっちゃ美味かったです。ここは岩手県吉浜産のあわび料理が名物なんだけど、私はいまいちあわびにそこまでこだわりはないのね。ですが、あわびを食べなくてもここの料理の味は素晴らしいです。

2つあわせて広東料理万歳!って叫びたくなる。チャイニーズ好きならやはり香港ははずせませんね。

さきほどの特番でも映してましたが毎晩20時からの夜景のレーザーショーも最近香港にいっていない人はマスト。バカにできない壮大なスケールです。100万ドルの夜景というのは100万ドルの価値があるという意味ではなく、ネオンや照明などこの夜景を作るのに電力が100万ドル必要っていうのが元の意味なんですよ。でも100万ドルと計上されたのってはるか昔の話だから、いまのこのレーザーショーをするためには絶対100万ドル以上の電力がかかってるんじゃないの?なーんて。

ハーバー沿いの遊歩道から見るのが定番ですが、ザ・ペニンシュラの、宿泊者しか入れないプール前のハーバービューのベランダ、またはハーバービューの客室、または実はプールの上のフロアにあるスパのリラクセーションルームは実は夜景観賞の特等席。ペニンシュラを利用する意味があるってものです。

スパのトリートメントが20時ごろ終わるようにアポ入れしておけば、終わった後でガウン着たままリラクセーションルームのベッドで休みつつ、10分ほどのショーを観賞という裏技も。それでなくてもここのサウナは恐らく香港で唯一、ハーバービューなのでサウナからも見れますが、あっついのを我慢しながら夜景みなくてもいいよね。でも逆にサウナ好きには、夜景つきで汗ダラダラになれるから、たまらんかもです。

でもたいがい20時には美味しい広東料理に舌鼓をうってる時間帯なのでなかなかそういう悠長な過ごし方はできないのでした。まさに食い気先行。仕方ないですね、香港は。
Posted at 17:38 | THE ゴハン | この記事のURL

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