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昼の肌vs夜の肌 [2007年10月18日(木)]
今秋は、夜の肌のメカニズムに関する新しい発見の発表がいくつも続きました。

そのうちの1つ、ヘレナの研究調査がおもしろいのでお知らせします。

夜の皮膚の生物学的現象と題した資料です。

その1)表皮の新陳代謝の活発化
*表皮の細胞分裂は1日ごとのリズムに従っており、活動のピークは午前1時ごろ。

ま、これは以前から知られていたことですが、逆に、昼の増殖活動はほとんど休息しているってことはご存じですか?つまり細胞の新陳代謝を助けるケアを昼間にしてもムダだってこと。細胞分裂の後の増加、増殖は夜に2倍も多いのです。

その2)皮膚の微小循環の活性化
*皮膚の微小循環も1日ごとのリズムを持っている、皮膚の血流のリズムのピークは23時から午前4時の間。

ま、これもだいたいわかってますよね。22時から2時がゴールデンタイムとかいわれて育ちましたから。ちょこっとズレてましたけど。要するにその日のうちに寝たほうがお肌のためにはよいってことに変わりはありません。

でも逆に昼の12時から夕方16時の間に血液循環が最も弱まるってこと知ってました? ランチが終わってなんだかけだるくなる時間帯、実は肌もサボってたんですね。だから足とかも午後にむくむんですかね? ここで肌が傷むような事件が起きたら、ひとたまりもありませんね。この時間帯には代謝もしなければ血流も滞る。なので午後肌にとっては、防御がマストなんですね。

その3)不感蒸泄(皮膚から水分が失われること)の増加
*表皮の角質細胞は夜間に大きく広がり、不感蒸泄は23時から4時の間が最大。これはバリア機能と結びつけることができ、親水性分子と脂溶性分子の皮膚への浸透性を研究したところ、いずれも真夜中午前4時ごろ最も速く吸収されることが明らかになりました。

難しい表現ですけどね、簡単にいうと、夜は細胞のバリア機能が弱まるので水に溶けやすいものも、脂にとけやすいものもよく吸収されてそのピークが4時だということ。要するにやはりがつんと有効成分を入れるのであれば真夜中が勝負だってことですね。

これに対して日中はバリアがしっかりしているのでさまざまな成分が角質層を通って皮膚内に浸透するのは非常にゆっくりだそうです。

というわけでこれが昼の肌と夜の肌の生理的な違い。要するにやはり有用成分は夜につけるべし。昼は守りに徹するべし。ってことではないでしょうか。

夜にバリア機能が落ちるというのは資生堂の研究でも報告が出てきており、それによりますと、毎日肌は22時前後にバリア機能が落ち込むそう(ということはこの時間帯に肌に危害が加わるような環境にいないほうがいいってことですよね。空気が汚れた場所とか、寒くて乾燥が激しい場所とか、急激に気温や湿度の変化を与えたりとか)




しかしこの話には続きがあるのです。それが結構ショーゲキなの。(つづく)

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