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ようやく時間がとれでビデオ見終わりました。先日書いた「日本映画インファナルアフェア^」問題はもういっかい見たけどやっぱり「ジャーパニーズムービー」って高らかに番組進行アナウンスでいってますね。会場に流れるアナウンスでなくて、番組製作のほうで入れる音声で入ってるような気がする WOWOW側はさらりと字幕で「香港映画」に訂正して流しちゃってますけど、まったく、いいのか!?って、思うけど、たぶんその程度の認識なんですよね。アメリカのテレビ界って。まだまだアジアはみんな一緒で香港だろうが日本だろうがたいして変わらないと思ってるに違いない。
さて、それはともかく全編見終わっての感想ですが、やはり、主演女優賞をとったヘレン・ミレンの貫禄あるスピーチにやられます。くすっと笑わせつつ、イギリス人としてクイーンを敬う心情と、他のノミニーたちへの敬意の表し方、これこそ大人の女性ってかんじで、すばらしいです。独りよがりにならずに、でも自分の主張はちゃんとして、そしてなおかつエリザベス女王陛下にもエールを送って、最終的にショーの中で最も印象に残る。受賞者全員がそういうスピーチをしてくれれば、オスカーナイトも、もっと大人になるのにねぇ。
そのほか、よかったのは、映画音楽に長年貢献した功績に特別賞がおくられた、エンニオ・モリコーニのイタリア語でのスピーチ。英語がたぶんできないんだろうけど、恥じることなく、イタリア語で堂々のスピーチ。それをプレゼンターのクリント・イーストウッドが逐次英語に訳すわけなんですが、イーストウッドってイタリア語できるの? できないとしたら事前にスピーチの内容をつかんで英語訳を覚えてたことになるけど、できるにしても、できないにしても、あのおじいちゃん年齢でこなしつつ、ほんとにモリコーニへの敬意こもった表情と態度で賞を祝っているのです。アメリカ人のしかもいわゆる西部劇の大スターとして一世風靡し、いまは監督としてアカデミーの常連になって、ずっとハリウッドの中心にいる人で、こういうリベラルな人がいるっていうのは、救われる思いです。ほんと、長生きしてほしいです。
それとみんな英語でスピーチっていうのが暗黙の了解になっちゃってるけどイタリア人っていつもイタリア語で押し通すことが多いのがさすがブラボー♪ ライフイズワンダフルのときのロベルトベリーニも確かイタリア語でマンマミーアとかハイテンションでしゃべり倒してた記憶がある。今回はモリコーニ以外は、アルゼンチンの人が最期にスペイン語でラテン万歳といったのと、ショートドキュメンタリーフィルムの中国人女性が美しい北京語で仲間に感謝した短い挨拶もあったけど、せっかくの受賞なんだから、自分の母国語でしっかり挨拶したいですよね。
恒例、今年亡くなった映画関係者のコーナーでは、ロバート・アルトマン監督の名前があって驚きました。そんなお年でしたっけ?私はアルトマンの「ザ・プレーヤー」や「プレタポルテ」大好きで、オシャレな映画ってこういうもののことをいうんでないか、と個人的には思っています。1925年生まれといえばもう80越えてたんですね。合掌です。
ファッションでいうと、今年はデコルテにキンキラキンのダイヤとかがほぼ皆無。そのぶんブレスレットとイヤリングがギラギラに光ってる人が多かったです。ケイトウインスレットなんてドレスそのものがスワロフスキーのクリスタルでこのお衣装、27キロもあったそうですわ ケイトもさすがに貫禄あってステキでしたけどね。オスカーナイトも体力勝負でございます。
さていよいよ今夜NHK衛星で特別番組があります。ご覧になる方がいましたら、以上のようなところに気をつけてご覧になってみてくださいましね。私はもうひとつ確認したいことがあるのだけど、これも空耳だと大変なので、それを確認してみたいと思っています。
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