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先週スウェーデン大使館でスウェディッシュマッサージについての講習会がありました。
スウェディッシュマッサージとは、海外のスパメニューには必ずといっていいほどあるマッサージの種類でして、受けてみるとそれは筋肉の深いところまでほぐしてくれる感じの全身マッサージだな・・というくらいはわかっていたのですが、今回その歴史と背景まで教わりました。
スウェディッシュマッサージの始まりは200年以上前。18世紀に相次ぐ戦争と敗戦で意気消沈した国民を元気づけようと、国王がある博士に命じて作らせたマッサージ法だそうです(このさわりは春の日記で書いたように思うんですが)
命じられたのはスウェーデン体操の生みの親であるパー・ヘンリック・リン氏。余談ですがこのスウェーデン体操=日本のラジオ体操の元ネタ。
リン氏は国王の命令により、子供からお年寄りまで誰でも出来る健康法として身体機能の向上を目的としたマッサージを考案したというのです。そのマッサージはマッサージのテクニックを通して意気消沈した心のケアも含まれた健康法。気力や自信を回復させることも目的だったそうです。
であるため、マッサージを受ける人のみならず、マッサージを行う人までが健康になれる動作であることが大特徴。受ける側が脊柱の周りの筋肉から始まって、全身の筋肉をほぐしてストレッチしてもらい、毛細血管までの血流をよくしてもらい、その結果、愛情ホルモンといわれる(気持ちよさを誘発するホルモン)が出るというだけではなく、マッサージをする人も、乗馬の姿勢やらフェンシングの姿勢やらのポーズをとってあたかもスポーツをしているように心地よい汗がかける。すなわち双方が心地よく幸せな気分の中で健康増進ができる、というすばらしいインタラクティブなマッサージ法なのです。
こういうことを国王が考えて指示出すというのがすごいことですよね。日本の労働厚生省もムダなことしてないで、こういう幸せホルモンの出る体操でも情操教育にとりいれたらどうなんですかね。
スウェーデンでは実際、子供たちの心のケアとして96年から、スウェーデンマッサージの生みの親であるリン氏に直接指導を受けた人の直系ファミリー、アクセルソン家が中心となって、スキンシップを取り入れた子供へのマッサージ指導を行っているそうです、
古くから伝わる物語に合わせて背中をマッサージするなど子供同士がミニマッサージをすることで、子供同士の心のふれあいを育て、現実問題として、いじめの減少といった効果をあげているというのです。クラスで教わった子供が家に帰り、家でその遊びマッサージを広めるというように、そのスキンシップがやがては社会を変える。
Peaceful Touch will change the world.
すばらしいですねー。日本にもこのアクセルソンの支部ができ、これから日本流の遊びながらマッサージを子供に伝える準備をしています。またアクセルソンにはお犬様用のマッサージもあり(犬には犬の筋肉や骨格を理解した上でのマッサージが必要!)こちらもとても興味深いのです。
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