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ジャムはユルくてよい! [2006年10月25日(水)]
北京話の合間にちょっと

食欲の秋! 収穫の秋! ということで秋の味覚を取りこんだジャムが美味しい季節となりました。しかしながら、ジャムというと気をつけていないと必ずついてくるのが、添加物ペクチンです。自然界に存在するものから作られるペクチンもあり、ペクチンがすべて悪者というわけではないと思いますが、うかうかしてるとなんだか無理矢理ジャムを固めてるんでないの?って舌触りになってるジャムが多い。しかも不自然な甘さで味覚が狂っちゃうほどのものも。

モロッコから帰ってパリに着いたら、とたんにジャムが硬くなって、人工的な味になるかわりに素材の味がしなくなってて「あーぁモロッコのジャムは美味しかったなぁ」と懐かしく思ったことは5月ごろの日記に書いたと思うのですが、都会のジャムはどうもいけませんよね。この前気づいたけど最も妙に硬いのは機内食についてくるジャム。私の記憶の中の昔の給食についてきたジャムも同じタイプ。いけませんよねぇ、味覚を覚える幼児期の給食でそんなものを食べさせちゃ。しかしそんなものを食べて育っても味覚は後で修正できるらしい(実体験がそうなので)点は救いですが。

そんなわけで、昨今の私は、ジャムを見ると必ずラベル表記を見て添加物の入ってないものを選ぶようにしてます。そうしますと、必然的にジャムがゆるくなり、腐りやすくなる。でもそのぶん素材の風味が生きてるし、味も損なわれてない。なによりも安心して食べられるのがなにより。

夏にはナチュラルハウスで時期限定の無添加梅ジャムを売っていたので買い求めてみましたが、これが美味! そして鎌倉のかわいいジャム屋さんロミ・ユニ・コンフィチュールではペクチンなしの手作りジャムを小さな容器につめて、たーーくさん売っています。商品は多少割高になるけど通販も可能。添加物がなく果実の味が生きてるジャムって軽くて爽やかであとあとまでいつまでも甘ったるくなくてとても健全。

こういうジャムに出合うと「安心安全・健康第一ならばジャムは腐りやすくてもユルくても全然いい!」と思いますね。ジャムは硬くないと売れない、腐りやすいと売れないってだれが決めたんでしょう。自然の味を損ねてまでジャムが硬くなければいけない、長期間持たなければいけないと誰が思うでしょうかしらん。それなら私はジャムはユルくてよい!開封したら1週間以内に食べなければいけなくたってよい!もともとそれが自然なんだから、と思うんですけど。

世界的にもイケてるホテルでは朝食のテーブルには無添加ジャムを出す方向に変わってきてる気配を個人的調査(笑・だって誰も調べてくれないんだもん)で実感してます。

正しい味覚を取り戻し、季節の自然の恵みを舌で味わうための第一歩は、ジャム選びにうるさくなることかもしれません。ちなみに自然素材にこだわって大切に手作りされたジャムを一度食べてみてくださいませね。
Posted at 23:54 | THE ゴハン | この記事のURL

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