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麗江の食物市場にて [2006年10月17日(火)]
今回の雲南レポの最後は市場です。中国の田舎はまだスーパーもコンビニもないので、ダレもが買い出しは市場に行きます。なのでお昼前の市場は満員電車のような混み合いかた。



豆腐や干豆腐、臭豆腐などを一手に売るコーナー。真っ白なパンみたいな豆腐がうつくしー。中国の豆腐はやわらかいものから固めのものまでいろんな種類があり。ただし冷や奴という食べ方はしませんね。必ず炒め物や煮物に使う。


こちらは花つきのニラ。他にも美しすぎるタケノコなんかもありまして、見て歩くだけでもほんとに楽しい。食材が豊富っていうのはいいことですね。



レンコンだってこんなにおっきいのがこんなにたくさん。山のように積まれてますの。



買い物した野菜はビニル袋になんて入れない。こうして背負ったマイかごにどんどん入れる。自分で入れられないときはくるりと後ろを向けばお店の人がかごに入れてくれる。これならゴミも出ないし毎日使えるし、完璧なエコライフですね。日本もスーパーのビニル袋がなかなか減らないと行政があせっているけど、みんなでマイかご背負えば問題解決。まぁ会社帰りにマイかごってわけにはいかないけど、家から買い出しのときには荷物が増えても背負いカゴなら姿勢も悪くならないし、両肩に均等に負荷がかかるからカラダもゆがまないからいいと思うんですけどね。カゴはみんな違う柄なんです。竹の枠組みにビニルが編み込まれている作りなんだけど、そのビニルの色とか、編み方によって、びみょーにカスタマイズされているの。



築地に通う魚屋さんの竹バッグが名前入りだったりでカスタマイズされてるのにも感心したけど、このマイかごにも感心しました。ばあちゃんズもてんこもりの買い物をしっかり背負って、元気元気。そんなわけでお昼前の市場は老若男女問わずマイかご背負った人々で押すな押すなの満員御礼。湯気がでそうな賑わいなんですよ。

麗江・束河・旅のアルバム [2006年10月17日(火)]


うつくしいでしょ〜?これはバンヤンツリー麗江のヴィラから早朝に見えた、ナシ族の聖なる山、玉龍雪山の眺めであります。前の日記で書いたように、とんでもない時間に間違いめざましでたたき起こされたおかげで見ることができた朝焼けです。神々しいのひとこと!



こちらは再び麗江の旧市街に戻って、宿泊先である、ぼんがマネージャーを務める民宿で出てきた朝食。この民宿は木府(モーフー)というかつての宮殿の隣りでして、その前には広場があります。その広場に面したところにいっちょまえにテラス席があるので、いつもこのテラス席で朝食を食べてました。この日は米でできた麺とまんじゅうだったみたいね(もはや何食べたか忘れてしまった)画面に赤い提灯が見えますがこれが中秋の名月祭りの準備。名月の日にはこれがいろんなところにつり下げられるのでした。



以前書きました、ぼんの家のある丘の上から見下ろした麗江の旧市街。このように見事な甍(いらか)の波となっております。麗江は90年代後半に大地震に見舞われましたが、ぼんいわく「崩れたのはほんのごく一部」だったそうで、街の大勢に影響はなかったとぼんはいってました。その他、崩れたのがコンクリの建物ばかりだったので、住民は昔ながらの木の建物を建て直していまに至るという話もあり。いずれにしても南宋時代、800年余り前から変わらないナシ族独特の建築様式が保存されているのはすばらしいこと。いつまでもいつまでも眺めていたくなります。みなさんも麗江に出向いたらぜひ西の丘の上に登ってみてください(見晴らしポイントは2カ所あり、「旅」の記事の麗江マップにマークをつけてあります)



旧市街の中心、四方街ではナシ族ばあちゃんズによる民族舞踊が見られます。民族舞踊といってもなんだかユルい踊りで、たとえて言うならフォークダンスの「ジェンカ」のおとなしいハネない版みたいなかんじで手をつないで輪になって踊ります。ばあちゃんズが着てるのはナシ族の民族衣装で、ばあちゃんズは踊るときだけでなく日頃からこの衣装を着ていて可愛いのです。若い子は観光客用のレストランの制服着てる以外はほぼ民族衣装着ていませんが、ばあちゃんズは長年着ているのでもう日常着みたい。紺色とブルーの取り合わせが爽やか。このダンスは観光客のためにやってるようで、この後、旧市街の外に出たらばあちゃんズも休憩時間らしく、みんなで城外の広場で休んでいました。

シューハー村 散歩(2) [2006年10月17日(火)]
そうなのです(ってこの前の日記より続く)村の四方街より南は、バーが建ち並ぶ繁華街エリアになっちゃってまして、マ、マズい、ここも麗江の旧市街みたいに六本木となっていくのだろうか!?ちゅーかんじなのですが。仕方ないですよね。畑仕事やってるより何倍もの年収になるんだから、農民のみなさんが観光仕事にシフトしちゃうのは。しかしちょっと哀しい。なんとか麗江みたいに俗化するまえに手を打って、素朴な村の生活を守っていってほしい。

たとえば村の北側にはこんな畑の広がるエリアが残っているのです。



のどかーって雰囲気でしょ?



付近には、その畑でとれたばかりの作物をつかってゴハンを作ってくれる、地元レストランがあり。収穫された農作物をショーケースに並べちゃうところがかわいい!  ショーケースの上にズラリと並ぶのはキノコです。そうキノコ! 日本ではいまがキノコの季節ですが雲南山岳部では8月が最盛期、9月いっぱいまでがキノコシーズンです。




この農村レストランを外から見るとこんなかんじ。店の前の道はひときわ狭くってまるで清水寺への参道みたい。でもここを観光客を連れた馬車や馬がやってくるのみならず、すれ違うんですよ。器用すぎ。  店の前にはここも水路が流れていて、このあたりの水はひときわきれいで、藻が水にくねくね流れています。




レストランの隣りもふっるい家を利用したちびっこ茶屋で、ここでは中国版・健康ドリンクの酸梅湯(スァンメイタン)を飲むことができました。スァンメイタンとは干し梅を使ったドリンクで中国版おばあちゃんの味みたいなかんじ。夏の暑さをしのぐための飲み物。




おや お犬さま、そんなに急いでどちらまで? 

そういえば麗江も含めこのあたりはとても犬が多いんです。麗江でもかわいいちびっこ犬にたくさん出合いました。

シューヘー村でロケハンのため、キノコ専門飯屋でゴハンを食べて歩いてリゾートに戻ろうとしたら、道は真っ暗。田舎だから街灯などなく、灯りといえば月明かりのみ。あんまり暗いからケータイを開けて足下照らして歩きました。すると道ばたの家で飼っている犬がうぉおぉおーん! こっ、こわいよーぉ。 わたしたちは隊長とカメラマンと私と3人いたのでなんとか無事でしたが、この暗い夜道を歩いて帰るのは全くお薦めしません。だからこの村への散歩は明るいうちに参りましょう。
バンヤンツリーからの散歩 [2006年10月17日(火)]
続々と、写真をアップしてもらってます。20日に発売になる「旅」の雲南話とともにお楽しみください。

バンヤンツリー麗江と麗江の名前はついていますが、実はバンヤンのある場所は麗江から車で30〜40分ほど山に入った場所。このあたりは北に住んでいたナシ族が南下してはじめに定住したところ。バンヤンツリーのあるあたりは、いまだにめっちゃ田舎で、まわりは畑だらけの農村部ですが、リゾートの門を出て右の1本道をてくてく歩くと、なかなか楽しい束河(シューハー)という村に到着します。ここはナシ族がまず作った集落で、この村を原型として麗江の旧市街ができたといわれています。だからこの村はすなわち麗江の原型なのね。リゾートからちょっと足をのばして散歩にちょうどいいのでもしもバンヤン麗江に行くことがあったら、夕方でもお昼どきでも、ちょいとこの村まで出かけてみてください。

村に入るとまず道がつながっているのが、村の北の中心、四方街(スーファンジェ)という広場。ほっこりできるいーいかんじの石畳の広場です。パカポコ馬や馬車が通るの。ひづめの音が響くかんじ。この広場わたしはとーっても好きだったなぁ。のーんびりできるんですよ。そして歴史を感じる。ここでなにがあっただの、何年前からあるだの、そーんなことは何ひとつ書いてないし、誰もそんなこたー気にしてないんだけど、ここに足を踏み入れるとわかるわけですよ。石畳がつるつる光ってるし、へこんでいる。年季の入り方がちがうんです。





その広場で夕方にはこうしておやじたちがなごんでいるの。こーんな服着てこーんな帽子かぶったおやじたち、北京にはもういないですよ。おやじの格好そのものが世界遺産てかんじでイイ味出してます。


ナシ族の女性は朝早くから夜遅くまでよく働くといわれているの。だからおやじたちはこうして油をうってられるのです。おやじたちがこうしているあいだにおばちゃんたちはどこかで一所懸命働いているに違いない。


ところでシューハーといえばこの水路。村の北側にある泉から村中を水路がめぐっていて、そこには驚くほど美しい水が勢いよく流れているんです。透明でそりゃそりゃきれいな水です。


四方街の南の細い道にはカフェやバーが軒を連ねているんですが、そのバーの1軒ではこのようにビールを水路で冷やしていました。あったまいーぃ。そりゃこんなにきれいな水が店の前を流れてりゃ使わなきゃソン。清流に浸かったビール、かなーり美味しそうであります。

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